犬を飼うということ

いつまでも君と……

【映画】運命の犬、運命の飼い主 ~ゴールデンレトリバーの飼い主が観た『僕のワンダフルライフ』~

© 2016 Universal Studios and Storyteller Distribution Co., LLC. All Rights Reserved. 文:樫村 慧 真っ赤な夕陽に照らされて黄金色に輝く小麦畑に、どっしりと座る大型犬の後ろ姿。その風景を見た瞬間、私は、胸の奥をギュッと掴まれたような気持ちにな…

心の準備もできないままに ~ピーチーがうちの子になったのは(3/3)~

撮影&文:高栖匡躬 ~うちの子がうちにくるまで No.20-3~ ”うちの子がうちにくるまで”とは愛犬を家に迎えるまでの葛藤を、飼い主自身が、自分の言葉で綴ったエッセイのシリーズです。 ● ピーチーがうちに来るまで、最終話です。旅だってしまってから、ピー…

運命の電話は突然に ~ピーチーがうちの子になったのは(2/3)~

撮影&文:高栖匡躬 ~うちの子がうちにくるまで No.20-2~ ”うちの子がうちにくるまで”とは愛犬を家に迎えるまでの葛藤を、飼い主自身が、自分の言葉で綴ったエッセイのシリーズです。 ● ピーチーがうちに来る話の続きです。マンションがペット可だと気がづ…

振り返れば偶然は、必然の一部 ~ピーチーがうちの子になったのは(1/3)~

撮影&文:高栖匡躬 ~うちの子がうちにくるまで No.20-1~ ”うちの子がうちにくるまで”とは愛犬を家に迎えるまでの葛藤を、飼い主自身が、自分の言葉で綴ったエッセイのシリーズです。 ● 我が家の愛犬ピーチーが、天国に旅立ったのは、2015年の春のこと。今…

寂しさは上手くつきあえるもの。多分、思ったほど悪くはないもの。~悩みの話、再考察(2/2)~

文:高栖匡躬 人って、何か大きな悲しみに直面すると、その意味を探したくなりますよね。そこには意味などないことが、ほとんどなのかもしれません。 しかし、”意味を探そうとする”ことには、”意義”があるように思います。きっとそれは、悲しみを希望に変え…

悩みの正体って、一体何でしょう? ~悩みの話、再考察(1/2)~

文:高栖匡躬 今回は”悩み”について考えてみたいと思います。我々は何か解決が難しい出来事に直面すると、”悩み”と一口に表現してしまいがちに思います。もちろん、筆者もその一人です。 改めて考えてみると、”悩み”と括った思いの中には、”悲しみ”とか、”戸…

ルイの闘病記 まとめ読み②(Complete)を公開しました。

ルイの闘病記 ②(9話~16話、メッセージ《あとがき》) 本まとめ読みは、1018年1月10日から連載が始まった、まるさんの手記をベースにして構成したものです。(今回は前半8話まで) Reviewカテゴリー:闘病記作者:まる ルイの闘病記|まとめ読み 後編懸命に…

ルイの闘病記 まとめ読み①(Complete)を公開しました。

ルイの闘病記 ①(1話~8話) 本まとめ読みは、1018年1月10日から連載が始まった、まるさんの手記をベースにして構成したものです。(今回は前半8話まで) Reviewカテゴリー:闘病記作者:まる ルイの闘病記|まとめ読み 前編低アルブミン血症――病名を告げ…

娘の預かりだったはずなのに ~ルイがうちに来てすぐ~

撮影&文:まる ~うちの子がうちに来てすぐ No.2~ ”うちの子がうちに来てすぐ”とは新米飼い主が犬を迎えてすぐの頃の、悩みや葛藤、未経験だからおきたドタバタを振り返り、自身の言葉で綴ったエッセイのシリーズです。 ● ルイが初めてうちに来たのは7年前…

311、震災の日に思う事 まとめ読み(Complete)を公開しました。

本まとめ読みは、1018年3月11日に公開した、奥村來未さんの手記をベースにして構成したものです。 Reviewカテゴリー:エッセイ、コラム作者:奥村 來未 (末話の1記事のみ 高栖匡躬 )2011年3月11日、午後2時46分東日本大震災発生マグニチュード9.0未曽有の…

死後の変化について ~いつかのときの、心の準備のために~

撮影&文:奥村來未 2017年10月20日に、私は愛犬Mackを18歳で亡くしました。 その時に初めて経験した肉体の変化。死後硬直しか知らなかった私は驚くことばかりで、そしてどう変化するのか全く知識のなかった私は心の準備なく目の前で変化していく愛犬を見な…

【ダニ寄生】この時期、マダニには要注意です ~人にも感染する、人獣共通伝染病の恐れも~

ここは『ハナちゃんの動物病院』です。 今日はマダニのお話。マダニはダニと言っても大きいんです。色んな病気を発生させますから注意して下さいね。 撮影&文:ハナちゃんママ 肌寒い日があったり、初夏のような暑い日があったりと気温の差が大きい時期は、…

『血の涙』をもう一度考えてみた ~看取ってみて、初めてわかること。伝えたいこと~

撮影&文:樫村慧 また春がやってきた。愛犬ラフを見送ってから、2回目の春だ。 ラフは4月20日生まれ。生きていれば、今日で13歳になる。いなくなって寂しいかと聞かれれば、それは寂しい。思い出さない日はない。しかし、それも案外悪くないと思う自分も…

選択こそが、飼い主の闘病だと思う ~闘病/視点を変えて見えるもの(その5)~

文:高栖匡躬 愛犬の闘病では、飼い主は何度も選択を迫られます。犬が口をきけない以上、飼い主が愛犬に代って選択をし、経過を追い、検査の結果を待つしかありません。 そして――検査の結果が出ると、次の選択が待っています。 こと犬の(最後の)闘病に絞れ…

自然に消えたわたしの迷い ~ここあ がうちの子になったのは~

撮影&文:はなここ ~うちの子がうちにくるまで No.19~ ”うちの子がうちにくるまで”とは愛犬を家に迎えるまでの葛藤を、飼い主自身が、自分の言葉で綴ったエッセイのシリーズです。 ● 今回は、我が家にとって2番目の家族、『ここあ』のお話をしましょう。 …

【ストルバイト結晶】はっきり示そう、我が家の方針 ~うちでは療法食じゃなくて、手作り食で対応中~

撮影&文:てんルナお母さん 今日は、うちの愛犬ルナの疾患について書こうと思います。疾患名はストルバイト結晶。聞きなれない言葉ですよね。 これから病気の話を書きますが、言いたいことは病気のことではなくて、どうやってそれと向き合うかと言うお話で…

【凍結手術】【腫瘤】低温のガスで、腫瘤を壊死させる治療法 ~老齢犬の治療に向いています~

ここは『ハナちゃんの動物病院』です。 今日は凍結手術のお話。低温のガスを使って、体に出来た腫瘤(しゅりゅう)を壊死させて、取ってしまうんです。 撮影&文:ハナちゃんママ 今日は、凍結療法ペンを使った凍結手術の話です。小さなイボや腫瘤を治療する…

やばい、もう吸っちゃったよ。と思われている方へ ~禁煙のススメ(後編:リカバー編)~

文:高栖匡躬 これまで2回連載した、犬の受動喫煙の記事に関しては、予想以上に反響をただいて驚きました。皆さん、気になさっていたんですね。 そんな中で、ちょっと気になる質問を受けました。既に喫煙をしていて、これから禁煙をしたとして、ご自分の愛犬…

数字から見た、犬の受動喫煙のリスクと考察 ~禁煙のススメ(中編:データ編)~

文:高栖匡躬 さて、前回に続いて犬の受動喫煙の話。今回はデータ編です。 前回のおさらいを少しすると、犬の方が人間に較べて、受動喫煙の害が大きいとするのは、煙草の煙は空気に較べて比重が大きいために、低いところ(つまり床に近いところ)を漂うこと…

犬と煙草、どちらがお好き? どうやら両方は選べないらしい ~禁煙のススメ(前編)~

文:高栖匡躬 今日は、犬の受動喫煙のお話をします。まずは、煙草とは無関係な、ちょっとした昔話から始まります。春の選抜高校野球を見て、不意に思い出してしまいました。 少し前のことです。故郷に住む幼馴染が電話を掛けてきました。「よう元気か?」電…

【犬版:増強】闘病時の情報収集、検索方法を考えてみよう ~コツを知る知らないで効率が違います~

文:高栖匡躬 本記事は姉妹サイトのWithcatで反響のあった記事(闘病時の情報収集仕方とそのコツについて書いたもの)をベースにしたものです。ご質問をいただいたことへの回答を中心に加筆をした上で、【犬版】としてWithdogにも公開したいと思います。 ● …

犬と猫の食べ物を語ろう まとめ読み(Complete)を公開しました

本まとめ読みは、1018年2月21日から3つのシリーズで連載した、犬と猫の食べ物、および食べ物の記事に関する考察記事です。 1.闘病中は、大好物を守らなきゃ (全3話)2.言葉の意味にもムラがある ~あらためて食を考える~ (全1話)3.今の"食"が将来…

【ペットロス】8月のこと ピーチーまたな ~犬ってやっぱり~

撮影&文:高栖匡躬 ――当時を振り返り―― ピーチーとの別れから、あっというまに時は過ぎて、暑い夏になっていました。気持ち的には――あんまり変わらなかったように思います。 大きなペットロスはなく、一時は大きくなった寂しさは落ち着いて。しかし、寂しさ…

【ペットロス】4月1日 ピーチーのいない3日間 ~うちの子が旅立ってからのこと(3/3)~

撮影&文:高栖匡躬 ――当時を振り返り―― ピーチーが去った時、悲しくはありましたが同時に充実感があって、それがバランスを取っていたような感覚でした。 その当日は、悲しみに打ちひしがれる事も無く、淡々と過ぎました。その翌日もそうでした。 しかし――…

【ペットロス】3月31日 火葬を終えて ~うちの子が旅立ってからのこと(2/3)~

撮影&文:高栖匡躬 ――当時を振り返り―― ピーチーは別れの翌日の朝、荼毘にふしました。 当日は、前の日のブログを書いて、それから斎場に向かいました。気持ちとしては、沈んでいるのではなく、むしろ前向きでした。 ピーチーの死に様は、誇らしいものであ…

【犬版】病気別闘病記リスト ~2018年3月30日現在~

闘病記について 皆さんは、愛犬家の闘病記について、どのようなイメージをお持ちでしょうか?きっと愛犬が健康なうちは、あまり気にも留めないものだと思います。我が家でもそうでした。 愛犬が病気になり、しかもそれが深刻なものと分かると、飼い主は必死…

【ペットロス】3月30日 大好きだった自転車 ~うちの子が旅立ってからのこと(1/3)~

撮影&文:高栖匡躬 ――当時を振り返り―― ここからは、3回に渡って、ピーチーが旅立った後のブログを掲載したいと思います。 ピーチーが去った後の感覚は、よく言われているような喪失感とは、少し違ったように思いました。心にぽかんと穴の空いた感触なので…

【看取り】【肺がん】3月29日、昼 さようなら、ピーチー ~うちの子が旅立つまでのこと(18/18)~

撮影&文:高栖匡躬 ――当時を振り返り―― 驚くほど短くて、長い時間でした。 ピーチーに妙な兆候が見えたのが3月15日。この日で14日。ちょうど2週間です。 体感的には3か月はたっぷりありました。今でも日付を辿ると驚きます。「たった2週間だっけ?」 それほ…

【看取り】【肺がん】3月28日、夜 今夜は一緒に寝ることにします ~うちの子が旅立つまでのこと(17/18)~

撮影&文:高栖匡躬 ――当時を振り返り―― ピーチーの苦しさは、側で見ていてよくわかりました。しかし、文句も言わずにピーチーはそれに耐えていました。 いや、耐えていたのかどうかは分かりませんね。受け入れていたのは確かです。 安楽死の選択は、ずっと…

【看取り】【肺がん】3月28日、午後 生きようとする意思 ~うちの子が旅立つまでのこと(16/18)~

撮影&文:高栖匡躬 ――当時を振り返り―― ピーチーとの大切な時間は、刻々と過ぎて行きます。かなり苦しい状態だと言うことは、見るからにわかります。 筆者は、安楽死は肯定しています。賛成派というほど積極的ではありませんが、尊重すべき重要な選択肢であ…