コラム
数字が語る犬の闘病・血の涙に至る飼い主の思い Reviewカテゴリー:コラム作者:高栖 匡躬 本作は、愛犬(愛猫)の闘病を前向きにとらえていくためのコラム集です。 愛犬(愛猫)の闘病は突然に、何の前触れもなく始まる事が多いようです。動物の本能として…
視点の変化で闘病は変わる・悩みってなんだろう? Reviewカテゴリー:コラム作者:高栖 匡躬 愛犬の闘病は気持ちの持ちようで、楽しく過ごすこともできるし、苦しいだけのものにもなります。 犬は飼い主の笑顔が大好きなのだと言います。ご飯や散歩と同じよ…
満足のできる別れはあるのです。 Reviewカテゴリー:コラム作者:高栖 匡躬 本作は、愛犬(愛猫)の看取りを前向きにとらえていくためのコラム集です。 今や平均寿命15年にもなる犬や猫。それを看取る回数は、多くても3回ほどではないでしょうか? だから、…
安楽死について考える。安楽死をしないことについて考える。 Reviewカテゴリー:コラム作者:高栖 匡躬 皆さんは、ペットの安楽死のことを考えたことはありますか? 愛犬、愛猫がまだ若くて元気なうちは、きっと想像もつかないでしょうね。もしも既に老犬や…
警察犬の学校に行くということ・チッチ先生が教えてくれたこと Reviewカテゴリー:コラム作者:高栖 匡躬 皆さんは『警察犬訓練学校(警察犬訓練所)』をご存知でしょうか?名前からすると、警察犬を専門に養成するように感じられますが、実際はそうではなく…
老犬との暮らし(その2):視力の衰え 撮影&文|ロキロビ ※この記事は2018年に執筆されたものです。 前回の記事でも触れましたが、我が家のロビンは目が見えません。生まれつきではなく、加齢によって病気が起こり段々と見えなくなりました。 元気だった愛…
震災の日、ペットとの避難 Reviewカテゴリー:エッセイ、コラム作者:奥村 來未 高栖匡躬、樫村慧、ロキロビ、miao2011年3月11日、午後2時46分東日本大震災発生マグニチュード9.0未曽有の大震災の現場にいた作者。発生直後のこと、避難所での出来事を記した…
免疫抑制剤について思うこと Reviewカテゴリー:コラム作者:高栖 匡躬 本作は、免疫抑制剤を実際に愛犬に使用した体験談です。 免疫抑制薬は体内で過剰に起こっている免疫反応を抑える薬です。よくTVなどでは生体肝移植などのときに登場します。薬名が仰々…
ステロイド剤とその減薬について Reviewカテゴリー:コラム作者:高栖 匡躬 このコラムはステロイド剤のメリットとデメリットについて触れた、全3話のシリーズです。 ステロイド剤は【炎症の軽減】【免疫の抑制】などを目的に処方される、一般的な薬です。使…
自己免疫不全に思うこと Reviewカテゴリー:コラム作者:高栖 匡躬 自己免疫不全って、ご存知ですか?免疫不全と混同しがちですね。どちらも免疫機構の障害です。(免疫不全)免疫力が極端に落ちて、普通なら罹らないような、色々な病気を発症してしまうこと…
皮膚病の中には、免疫が関係するものがあります。 鼻の頭や目のまわり、耳、唇の周囲、肉球のあたりや肛門などの皮膚がガサガサして、痂疲(かひ:かさぶたのこと)ができたり、剝けて赤くなったり、脱毛も起きたりします。
闘病記の意義を考える闘病には戦略的な視点も必要 Reviewカテゴリー:コラム作者:高栖 匡躬 闘病記が闘病の役に立つと気付いたのは、愛犬ピーチー2度目の大病(劇症肝炎)を患ったときでした。 死の淵に立つピーチーのために、少しでもと医療情報を集めたい…
闘病記の意義(2/2) 撮影&文|高栖匡躬 本記事では、闘病記のスタイルについて触れましょう。 前記事にも書きましたが、我々にとって闘病記は貴重な情報源です。恐らく、大多数の飼い主にとって闘病記は、医学書や医学論文を読むよりも、ずっと現実的で役…
闘病記の意義(1/2) 撮影&文|高栖匡躬 皆さんは愛犬家たちが書いた闘病記に、どのようなイメージをお持ちでしょうか?きっと愛犬が健康なうちは縁遠くて、あまり気に留めないものだと思います。我が家でもそうでした。 愛犬が病気になり、しかもそれが深…
筆者の愛犬ピーチ―が、うちにきたのは2001年のことです。 今から数えると、もう20年近くたつわけです。 犬は2、3歳で子供を産むので、下手をすると今ではもう、ピーチーよりも10世代も進んでいるわけです。その世代の進みを品種改良という意味でとらえると…
我が家のロビンは15歳・・・人間に換算すると76歳になります。 数年前から目を患い、現在は全盲です。 今日はそんなロビンとの暮らし方や、昨年5月に亡くなった先住犬ロッキーとの日々を振り返りながら、老犬との暮らしについて考えてみたいと思います。 い…
災害に備えて考える事 先日掲載した『あの日私たち家族は』は、色々と考えさせられました。 わが家では、”あの日”以来、犬を連れて非難する方法を考えるようになりました。 避難所の様子を知るほどに、心の準備が必要だと感じて。 皆さんは、愛犬をどう守り…
皆さんは愛犬、愛猫が病気に罹ったときには、どうしていますか? きっと、動物病院に行きますよね? そして動物病院に行ったら、当然のように獣医師に頼ることになります。 ――しかし! その獣医師の診立ては、いつも正しいとは限りません。何故だか分かりま…
最近、ワンちゃんや猫ちゃんの歯が気になっています。 診察の時には必ず、みんなの口の中をみます 歯肉や舌の血色の状態、歯石の付着程度、歯肉炎、口内炎の有無を確認します。 歯は健康を維持する上で、やっぱり重要だとつくづく感じます。 1才の小型犬の…
リンパ腫の治療で、週1回来院しているワンちゃんがいます。 元気も食欲もありますが、顎のリンパの腫れがなかなか小さくなりません。 リンパ腫という病気は、悪性腫瘍の中でも比較的多く見られるものです。リンパ腫は、リンパ球という体の中の免疫細胞が腫…
シニア犬派 と 老犬派 文|高栖匡躬 シニア犬と老犬 - 皆さんはどちらの言葉がしっくりきますか? 高齢の犬のことを、英語では『Senior Dog』と書きますね。日本では『老犬』、あるいは『シニア犬』と呼ばれます。 どちらで呼ぶかは、好みが分かれるところ…
小さいチワワは1Kg、大きいセントバーナードは100Kg 文|高栖匡躬 犬種の体重差は何と100倍 皆さんは、体重が1Kgしかない、ティーカップチワワはご存知ですか?公認犬種では無いので、犬種の名称は通称なのですが、ティーカップと言うだけに、ものすごく小さ…
ここは『ハナちゃんの動物病院』(犬版)です。 今日は心臓病のお話ですよ。 ワンちゃんの病気はなかなか分かりにくいけれど、咳は心臓病のサインだったりします。心臓が肥大すると、気管を圧迫するから、咳がでちゃうんだって。 でも、咳が出たら必ず心臓病…
今回は『犬や猫が天国に行けるのか?』というお話をしようと思います。 ペットの飼い主さんは、愛犬や愛猫が亡くなった時に、『天国に行った』という言葉を良く使います。筆者も愛犬ピーチーの死を『天国に行った』と表現します。 しかしそれは、我々日本人…
前回の記事では、 ”生きざま” と ”死にざま” について触れました。今回はそれととても近い要素である、”死に方” について書こうと思います。 ”生きざま” と ”死にざま” が個性であり、個人の心に寄りかかるものであるのなら、”死に方” だってそうだと思うの…
我が家の愛犬ピーチーが天国にいって、2年半が過ぎました。 命を奪ったのは、急激に進行した肺がんでした。 主治医からその疑いが強いと言われてから、わずか2週間後のことでした。 ピーチーのことは闘病も介護も看取りも、後悔は全くありません。主治医にも…
看取りの瞬間、その前と後 文:高栖匡躬 看取りの時について 今回は愛犬の看取りの時について、書こうと思います。”看取り”と言うと、普通には、別れの瞬間のことだと感じます。皆さんも同じではないでしょうか? しかし、実際にその場に遭遇してみると、そ…
ハナの残された人生(犬生)を快適に過ごすために行ったアレルギー検査。 思ったより食べられないもの・食べない方が良いものが多く、びっくりしています フィラリアの薬もジャーキー味の薬はもう食べられません。 今月からは、普通の錠剤です。 食いしん坊…
ハナのアレルギー検査ですが、待っていたリンパ球反応性検査結果が届きました。 これは、食物アレルギーのもう一つの検査です 検査結果が出そろったので、前回の検査結果、IgEの結果と合わせて判断します 要注意は、1.2%以上のトウモロコシ・タラとなってい…
アレルギーの検査結果の一部が届きました。 なんと環境アレルゲンによるアトピーに関しては、高値のものはないようです。以前の検査で引っかかっていたアシブトコナダニが今回の検査項目に入ってないのです。 しかし恐らく、これは陽性だろうと思われます。 …