犬を飼うということ

Withdog 犬と飼い主の絆について

【犬と暮らす歓び】私が、犬の文章を書き続けている理由 ~1周年を迎えたWithdogとWithcat~

学生の頃から、案外読書が好きだった。その頃人気のあった赤川次郎を、無意識に避けていた私は、筒井康隆の『七瀬ふたたび』に心震わせ、いわゆるハルキストではないけれど、村上春樹の『風の歌を聴け』『1973年のピンボール』『羊をめぐる冒険』の3作に夢中…

【腫瘤】うちのハナの腫瘤(乳頭の奥にしこり) ~悪いものじゃないといいのですが~

ここは『ハナちゃんの動物病院』(犬版)です。 今日はハナにできた、しこりのお話です。 ママが心配をして、検査をしてくれました。歳をとると、体の色んなところに脂肪腫というのができるんだって。それだったら様子見で良いらしいんだけど…… ちょっと怪し…

【ドック/健康診断の過程】ハナのドッグドックをしました ~健康管理はとても大切ですよ~

ここは『ハナちゃんの動物病院』(犬版)です。 今日は、ワンちゃんの健康診断のお話をします! ワンちゃんの健康診断のことを、通称で『ドッグドック』っていうんですよ。ダジャレみたいな感じなんですけどね、早口言葉みたいになって、逆に言いにくいです…

【愛犬と別れ】君を送る日の十戒 ~愛犬を看取る時の犬の十戒~

文|高栖匡躬・撮影|樫村慧 愛犬との別れを、十戒になぞらえて考える『君を送る日の十戒』 皆さんは『犬の十戒』をご存知でしょうか?犬と飼い主の適切な関係について、犬の方から飼い主に語りかけるお話です。飼い主と愛犬とが交わす10個の約束というス…

【犬版|病気別闘病記リスト】飼い主の体験談/ケーススタディ ~2018年9月22日現在~@

// 闘病記について 皆さんは、愛犬家の闘病記について、どのようなイメージをお持ちでしょうか?きっと愛犬が健康なうちは、あまり気にも留めないものだと思います。我が家でもそうでした。 愛犬が病気になり、しかもそれが深刻なものと分かると、飼い主は必…

【終わりでない別れ】あー楽しかった、またね! ~別れの印象は変えられる(3/3)~【看取り|送り】

別れの印象は変えられる 文|高栖匡躬 こんな方に 愛犬・愛猫を亡くした|十分なことをしてあげられたのか?|まだ後悔が残っている||死には悪いイメージを持つ今はペットロスかもしれない|皆、どうやって見送ったの?|経験者の話を聞きたい 【目次】 別…

【ペットを送る日】別れの言葉を準備している? ~別れの印象は変えられる(2/3)~【看取り|送り】

別れを意識することは、命を意識すること 文|高栖匡躬 こんな方に 愛犬・愛猫を亡くした|十分なことをしてあげられたのか?|まだ後悔が残っている|死には悪いイメージを持つ|今はペットロスかもしれない|皆、どうやって見送ったの?|経験者の話を聞き…

【腫瘤|腫瘍】良性も悪性もあります ~早期発見が大切です~【気付いたらすぐ病院へ】

今回は腫瘤のお話です。 えっ、こんなに大きく? という症例があるのですね。それが今回。 腫瘤には良性も悪性もあり、放置しても小さくはなりません。 「悩んでいるうちに大きくなってしまうので、その前に決断をして欲しいです」 ハナちゃんママより

【歯石処置|写真】犬にも猫にも歯周病はあります。放置はダメ ~全身麻酔は大袈裟かもしれないけれど~

今回は歯石処置のお話。 犬猫も人間と同じ。歯石を放置すると歯周病になりやすい。 しかし、除去には全身麻酔が必要。悩ましいですね。 うちの愛犬ピーチーは、堅い馬のアキレスをおやつに食べていて、歳で顎が弱るまでは、歯磨き無しでバッチリでした。

【犬の十戒・原文と解釈】育てた犬を託す10の願い ~実はブリーダーの心情だった~

文|高栖匡躬 原典に感じる違和感の正体 実はブリーダーの心の声 前話|犬の十戒・考察 では、日本で広く知られている『犬と私の10の約束』について主に触れました。こちらを『犬の十戒』と思っていらっしゃった方は、かなり多いのではないでしょうか? 実を…

【犬の十戒・考察】知られているのは、犬と私の10の約束 ~意外に知られていない原典~

文|高栖匡躬 意外に知られていない原典 広く知られるのは「犬と私の10の約束」 皆さんは『犬の十戒』をご存知でしょうか?元々は英文で書かれた詩で、犬と飼い主の関係について、犬の方から語りかけるものです。10年ほど前に日本で紹介され、多くの愛犬家…

【虹の橋・考察 】原文から意味を読み解く ~有名な詩なのに誤解が多い~

文|高栖匡躬 犬や猫が天国の前に行くところ 飼い主を待っているところ この記事は、有名な『虹の橋』の詩を考察するものです。その詩に込められた意味について、原文を読み解いて解説してみようと思います。 『虹の橋』は愛犬、愛猫を失った多くの飼い主た…

【免疫抑制剤・体験談】やっと見えてきた光明 ~注目はシクロスポリン濃度~【闘病記】

やっと見えてきた光明 免疫抑制剤の血中濃度がようやく安定し、ステロイドの減薬も進みました。 その間は試行錯誤の繰り返しで、失敗もしました。 無力感や、絶望感を覚えることもありました。 不安な毎日でした。 しかし、闘病ってそんなもの。 気長に行こ…

【免疫抑制剤・体験談】一筋縄ではいかない薬の切替 ~離脱症状との闘い~【闘病記】

一筋縄ではいかない薬の切替 ピーチーの免疫抑制剤への移行は、簡単ではありません。 まずは状態が安定せず、体調が悪化したこと。 次に、ステロイド剤減薬による離脱症状です。 免疫機構は複雑なので、対応は容易でありません。 行ったり来たりの試行錯誤。…

【免疫抑制剤・体験談】ステロイド剤減薬の先にあるもの ~犬の自己免疫不全~【闘病記】

ステロイド剤減薬の先にあるもの 愛犬ピーチーの体験談、今回は免疫抑制剤です。 ステロイド剤から免疫抑制剤への切替は簡単ではありませんでした。 今回はその難しさの実例を。 犬の原因不明の病気の影には、自己免疫不全があるように思います。 実は多くの…

【犬と飼い主、心の絆】最後の瞬間まで喜びはあるもの ~終末期を楽しむと言う選択(3/3)~

最後の瞬間まで喜びはあるもの 看取りは、飼い主にとって葛藤の時期。 うっかりすると、悲しみばかりに心を奪われがちです。 しかし、喜びはいつものように、すぐ目の前に沢山あって―― 後で気付くのです。 その時自分は、永遠の宝物になる大切な時間を、一緒…

【犬版】病気別闘病記リスト ~2018年7月31日現在~ @

// 闘病記について 皆さんは、愛犬家の闘病記について、どのようなイメージをお持ちでしょうか?きっと愛犬が健康なうちは、あまり気にも留めないものだと思います。我が家でもそうでした。 愛犬が病気になり、しかもそれが深刻なものと分かると、飼い主は必…

【看取りなんて、遠い未来の話だった】別れは日常の先に ~終末期を楽しむと言う選択(2/3)~

別れは日常の先に 愛犬を迎えた時から、介護も別れも来ると知っていました。 いざその時を迎えると、それはいつもと同じ日々でした。 不思議ですね。そんな一大事が日常の先にあるなんて。 日常ならば、楽しめば良い。 その時でないと、できないことばかりだ…

【最後のご褒美って何?】泣いて見送る? 笑って見送る? ~終末期を楽しむと言う選択(1/3)~

泣いて見送る? 笑って見送る? ペットとの別れ、涙を想像しませんか? でも、他にも方法はある。 ――という提案。 うちでは、笑って見送りました。 その方が、うちの子らしいと思ったから。 笑顔は最後のご褒美で、天国へのお土産だと思いました。 泣いて見…

【フィラリア予防薬】今日はハナのうれしい日 ~最近は少なくなりましたが大切なこと~【好き?嫌い?】

今回はフィラリア予防薬のお話。 最近はフィラリアは減ったようですね。 ハナちゃんは、このフィラリア予防薬が大好きなようです。 うちの愛犬ピーチーもそうでした。 胆管閉塞で入院中も食欲旺盛で、大喜びでこの薬を食べて、 先生を驚かせたものです。

【結石症】人間でも激痛の病気。もちろん犬も猫も ~うんちとオシッコの観察が大事です~

今回は結石症のお話。 尿中のミネラルが結晶化し、やがて石になって、膀胱や尿道に詰まってしまいます。 人間は激痛を伴いますが、犬も猫も痛い病気です。 おしっこが出なくなって、尿毒症になる可能性も。 普段から観察してあげて下さい。

【ニキビダニ】痒くはなく、脱毛が広がって異常に気付く ~ダニはイヤイヤ~【ダニの寄生】

今回はニキビダニのお話。 ダニにも色々とあって、ニキビダニは痒くないのが特徴です。 免疫力があると、寄生していても発症しにくいんですね。 脱毛が広がって、気付きます。 目や口の周りが多いので、気が付いたら、早めの受診を。

【ステロイドの減薬】減薬の経過と免疫抑制剤のこと【実例と体験談】

撮影&文|高栖匡躬 誤解の多いステロイド剤(3/3) 前回はステロイド剤の減薬については、唯一の答えは無いということを書きました。 答えが無い以上は、飼い主が試行錯誤して、自分なりの答えを見つけていくしかないわけです。しかしそれを、全くゼロの状…

【ステロイドの減薬方法】実は獣医師もそんなに詳しくない 【犬の場合】

撮影&文|高栖匡躬 誤解の多いステロイド剤(2/3) 前回は、筆者の愛犬ピーチーを例にとって、ステロイド剤を処方する事になった経緯と、処方によって発現した副作用について書きました。 今回からは、本題である減薬について触れて行きます。ステロイド剤…

【ステロイドの減薬】ありふれた薬なのに、情報が極端に少ない 【実例と体験談】

撮影&文|高栖匡躬 誤解の多いステロイド剤(1/3) 今日から3回に渡って、ステロイド剤とその減薬について書こうと思います。筆者の愛犬ピーチーの、経験に基づいたものです。 ステロイド剤は炎症系の疾患では、どの病院にいっても処方されるありふれた薬で…

Withdogに手記を書いてみませんか?

// 手記を残してみませんか? 犬や猫との暮らしって、段々と慣れて当たり前になってしまいますよね。 奇跡のように家族になったのに―― 何でも無い日常は、本当は奇跡なのにね―― でも、その中にいる時は、気が付かないものなんです。だから――記事で残しません…

【避妊手術】すでに体の一部? エリザベスカラーが外れる日 ~コポーの避妊手術(5/5)~ 【手術から10日】

すっかり慣れた、カラーの生活。 犬は不思議。こんな邪魔なものも、そのうちに受け入れてしまう。 適応能力の高さ? もっと不思議なのが、首の長さ。 カラーの写真で、それが無い姿を想像すると、別の生き物みたいです。 良かったね、外れて。コポーちゃん!

【避妊手術】首の周りが、どんどん大きくなるよ ~コポーの避妊手術(4/5)~ 【エリザベスカラー/ドーナツカラー】

相変わらず、傷口を舐めるコポーちゃん、ついにカラーはLサイズ。 こんなに大きくなるものなんですね。驚きです。 因みにうちの子も、カラーを付けながら飼い主の布団に入ってきました。 無理やり侵入してくるので、布団を剥されて大変でした。

【避妊手術】元気なのはいいけど、傷口を舐めちゃダメ ~コポーの避妊手術(3/5)~ 【エリザベスカラー/ドーナツカラー】

エリザベスカラーにも慣れて、更に元気なコポーちゃん。 傷口を舐めようとするので、ドーナツカラーを追加です。 犬は不思議ですね。不便にも、すぐに適応する。 うちの子もカラーを付けたまま、器用にごはんを食べていました。

【避妊手術】1日経ったらすっかり元気 ~コポーの避妊手術(2/5)~ 【エリザベスカラー】

避妊手術から一夜が明けて、元気を取り戻したコポーちゃん。 ガツガツご飯を食べて、傷も問題なし。 そして―― 首には、エリザベスカラーが。 ――さて、このエリザベスカラーですが、 これからどうなっていくのでしょうか?

© 2017 Peachy All rights reserved.