犬を飼うということ

Withdog 犬と飼い主の絆について

看取り

【心臓腫瘍】 闘病が始まりました ~ちぃの闘病記(3/5)~

虹の橋の向こうへちぃの闘病記:心臓腫瘍(3/5) 文|かっぱ太郎 撮影|F.zin 闘病のはじまり 心臓の腫瘍が発見されて、ちぃの闘病が始まりました。 ちぃの胸とお腹にたまる水の量はとても多く、病院で抜いてもらっても、3日後には呼吸が苦しくなるほどたま…

【心臓腫瘍】 その日、知らされた検査結果は…… ~ちぃの闘病記(2/5)~

虹の橋の向こうへちぃの闘病記:心臓腫瘍(2/5) 文|かっぱ太郎 撮影|F.zin 腫瘍科での精密検査 脾臓にも他の臓器にも病変がないにも関わらず、体液の漏出が止まらないちぃ。そのちぃは、大学病院の動物医療センターに行き、腫瘍科の精密検査を受けました…

【心臓腫瘍】 もうすぐ10歳の誕生日を迎える頃でした ~ちぃの闘病記(1/5)~

虹の橋の向こうへちぃの闘病記:心臓腫瘍(1/5) 文|かっぱ太郎 撮影|F.zin 扉イラスト|はまのゆり 初夏のある日のこと もうすぐ10歳の誕生日、という初夏のある日のことでした。我が家の愛犬、ちぃは、ごはんを食べなくなりました。 お腹の具合でも悪い…

【犬版|病気別闘病記リスト】飼い主の体験談/ケーススタディ ~2019年3月27日現在~ @

// Withdogの闘病記について 皆さんは闘病記についてついて、どのようなイメージをお持ちでしょうか?きっと愛犬が健康なうちは、あまり気にも留めないものだと思います。我が家でもそうでした。 愛犬が病気になり、しかもそれが深刻なものと分かると、飼い…

【まとめ】ピーチーの闘病記:看取り後 ~寂しいけれど、悲しくないよ~

ピーチーの闘病記:看取り後 (1話~3話、そしてその後) Reviewカテゴリー:闘病記作者:高栖 匡躬 ピーチーを見送ってからのお話です。 子供の頃に飼った犬たちとの別れは、あっさりしたものでした。平均寿命が3年ほどの頃で、田舎で、外飼いだったので、…

【まとめ】ピーチーの闘病記:肺がん・看取り編 ③ ~うちの子が旅立つまでのこと~

ピーチーの闘病記:肺がん・看取り編 (13話~18話) Reviewカテゴリー:闘病記作者:高栖 匡躬 愛犬を最期にどう送りたいかは、考えておかないといけません。その日が来た時に、迷いますからね。それと――、もしも笑って見送ろうとしたら、準備と覚悟が必要…

【まとめ】ピーチーの闘病記:肺がん・看取り編 ② ~うちの子が旅立つまでのこと~

ピーチーの闘病記:肺がん・看取り編 (7話~12話) Reviewカテゴリー:闘病記作者:高栖 匡躬 「ピーチーを”良く”看取ってやろう」そう気持ちは、切り替わっていました。これまでは、全力でピーチーの命を救う闘病をしてきたつもりでした。しかしもう、「全…

【まとめ】ピーチーの闘病記:肺がん・看取り編 ① ~うちの子が旅立つまでのこと~

ピーチーの闘病記:肺がん・看取り編 (1話~6話) Reviewカテゴリー:闘病記作者:高栖 匡躬 愛犬ピーチーの最後の闘病記。そして看取りの記録です。 この半年前は、肺がんの兆候などまったくありません。別の病気(癲癇)のために撮ったMRIで、たまたま…

【まとめ】看取りの時へのプロローグ ~それは最後の闘病でした ~

ピーチーの闘病記:肺がん編 (プロローグと前文) Reviewカテゴリー:診察記作者:高栖 匡躬 愛犬ピーチーは何をやるのも一生懸命で、脇目も振らずに突進していきました。御飯を食べるのも、ボールを追いかけるのもそう。病気との闘いだってそうでした。小…

ゆうすけ、ウチに来て幸せだったか? ~過ごした日々が証明してくれる~【愛犬は幸せか?】

『ウチに来て幸せだった?』 そんなテーマで執筆を打診されたのは、昨年末のことでした。 我が家の愛犬は、我が家に来て幸せだったのか? 愛犬家なら誰もが一度は考える疑問について、エッセイを書いてみませんかとのこと。 二つ返事で快諾した――、のは良い…

【顔面神経麻痺】それは突然始まった ~長く続いた耳の病気(発病編)~【中耳・内耳炎/前庭症状】

わが家のやんちゃ坊主「れん」が、4歳になる少し前のことです。 3月のある朝、突然に元気がなくなってしまいました。 れんは普段は臆病で、郵便受けがカタンと鳴っても大声で吠えたてるのに、その日は物音がしてもまったく吠えません。 「れん、ボールだよ!…

【犬版|病気別闘病記リスト】飼い主の体験談/ケーススタディ ~2018年9月22日現在~@

// 闘病記について 皆さんは、愛犬家の闘病記について、どのようなイメージをお持ちでしょうか?きっと愛犬が健康なうちは、あまり気にも留めないものだと思います。我が家でもそうでした。 愛犬が病気になり、しかもそれが深刻なものと分かると、飼い主は必…

【看取り】愛犬たちへの感謝 ~わたしが考える安楽死~【飼い主だから分かること】

わたしが考える安楽死 撮影&文|ゆうすけパパ 私の考え方 - 否定はしない 暗い話題は好きではないのですが、今日は安楽死を話題にしようと思います。 私は安楽死について、実際に選択するかどうかは別にして、否定はしないという考え方です。また安楽死に…

はじめて君がうちにやってきたとき ~テツへの手紙(1/4)~ 【オーストラリア犬/ブルアラブ】

テツへの手紙(1/4) 撮影&文|テツのママ 愛しいテツへ ママより ~愛しいテツへ~テツ、テツに初めてお手紙を書くよ。テツが初めてパパとママの元に来たのは2006年11月12日。生後2ヶ月の時で、体重はまだ4 kgだった。テツはとっても不安そうな顔をしてい…

【心の救い】死は我が子を優しくつつむ ~別れの印象は変えられる(1/3)~【看取り|送り】

愛犬を亡くしてから感じたこと 文|高栖匡躬 こんな方に 愛犬・愛猫を亡くした|十分なことをしてあげられたのか?|死には悪いイメージを持つ|まだ後悔が残っている|今はペットロスかもしれない|皆、どうやって見送ったの?|経験者の話を聞きたい 【目…

【犬版】病気別闘病記リスト ~2018年7月31日現在~ @

// 闘病記について 皆さんは、愛犬家の闘病記について、どのようなイメージをお持ちでしょうか?きっと愛犬が健康なうちは、あまり気にも留めないものだと思います。我が家でもそうでした。 愛犬が病気になり、しかもそれが深刻なものと分かると、飼い主は必…

【ペットロス】元気でいるかい、ゆうすけ? ~君のいない5か月~【天国の君へ】

愛犬ゆうすけとの別れから5か月。 慰霊祭の日、遺骨を納骨堂に納めるかどうか迷う飼い主。 しかし――、そこで不思議な事が起きます。 愛犬に思いを馳せる飼い主。 色んなことがありました。 楽しい思い出ばかり。 そう、愛犬はいつまでも一緒なんだよ。

【精巣腫瘍】僕の腕の中でおやすみ ~ゆうすけの闘病記(3/3)~【看取り/感謝】

僕の腕の中でおやすみ 食いしん坊だったあの子に、最後に何か食べさせてあげたい。 ――しかし、「その時」はやってきます。 ゆっくりと飼い主のもとに歩き、その腕の中で眠りにつく。 別れは切ないのだけれど、見えなかった絆が、はっきりとそこにあると感じ…

【精巣腫瘍】何か食べたいものはないかい? ~ゆうすけの闘病記(2/3)~【終末期/看取り】

何か食べたいものはないかい? 残された時間を、楽しく過ごそうとする飼い主。 楽しくする事にも、 努力や決意が必要なんです。介護って。 そして―― 最後の散歩、最後の食事と、最後の~が増えて行く。 切ないけど、それを受け止めるのが飼い主。 それでも楽…

【精巣腫瘍】後悔はほんの少しだけあるよ ~ゆうすけの闘病記(1/3)~【闘病/告知】

後悔はほんの少しだけあるよ 僅かな異変に気付いてから、1か月半で旅立ってしまったゆうすけ。 犬の病気はドッグイヤーで進行する。 一生懸命に生きてくれたから、大きな後悔は無いよ。 でも―― ちょっとだけ、心残りはあるんだ。 残された時間を共に生きた、…

【看取り】それは一瞬ではなく、連続した時間 ~別れは特別なものでなく(4/4)~【その時でなければできないこと】

第4話|それは一瞬ではなく、連続した時間 看取りは、臨終への立ち会いが重視されがちです。 しかし別れは連続した時間であり、臨終はその一部に過ぎません。 飼い主が予感した瞬間から、看取りはもう始まっています。 自分らしく愛犬を送ることが、一番大切…

【看取り】生き様と、死に様について ~別れは特別なものでなく(3/4)~【すべては飼い主の心の中に】

第3話|生き様と、死に様について 愛犬が旅立った時、その別れ方を飼い主は想います。 良い別れだった? それとも良くない別れだった? それは、良い一生だったのか、そうでなかったのか? という意味も含みます。 一生に、良し悪しなんて無いのにね。 別れ…

【看取り】命を預かる本望 ~別れは特別なものでなく(2/4)~【飼い主にしか分からない】

第2話|命を預かる本望 ペットの闘病は、全てにおいて飼い主の選択に委ねられますね。 治療をする/しないに始まり、どんな治療法を選ぶのかまで。 筆者の愛犬ピーチーの3度めの闘病は、『闘わない』という選択をしました。 他の選択肢はゼロではありません…

【看取り】飼い主に委ねられる選択 ~別れは特別なものでなく(1/4)~【延命治療/安楽死/蘇生措置】

第1話|飼い主に委ねられる選択 犬を飼い始めた時、別れの時は遥か未来の話でした。 しかし、あっという間に楽しい時間は過ぎて、その時が―― 子犬でうちに来たのは、つい昨日のことのよう。 愛犬を看取ってみて思うのは、看取りは良い思い出だったということ…

【犬版】病気別闘病記リスト ~2018年6月10日現在~ @

// 闘病記について 皆さんは、愛犬家の闘病記について、どのようなイメージをお持ちでしょうか?きっと愛犬が健康なうちは、あまり気にも留めないものだと思います。我が家でもそうでした。 愛犬が病気になり、しかもそれが深刻なものと分かると、飼い主は必…

【ペットの死に備える】死後の変化 - 体験談 ~いつかの時の知識として~

今日の記事は、なかなか語られなかった事―― 亡くなった愛犬の、遺体の変化について 看取りの後は、”送り”の時。 本当は忘れたい―― けれど誰かのために書き残そう。心の準備のために。 そんな気持ちで書かれた記事。 わが家のことを言うと―― 体温を失った愛犬…

【ペットロス】8月のこと、ピーチーまたな ~犬ってやっぱり~【希望と心の再生】

ピーチーの闘病記:別れとペットロス 撮影&文|高栖 匡躬 当時を振り返り ピーチーとの別れから、あっというまに時は過ぎて、暑い夏になっていました。気持ち的には――あんまり変わらなかったように思います。 大きなペットロスはなく、一時は大きくなった寂…

【ペットロス】4月1日 ピーチーのいない3日間 ~うちの子が旅立ってからのこと(3/3)~【寂しさと悲しさ】

ピーチーの闘病記:別れとペットロス 撮影&文|高栖 匡躬 当時を振り返り ピーチーが去った時、悲しくはありましたが同時に充実感があって、それがバランスを取っていたような感覚でした。 その当日は、悲しみに打ちひしがれる事も無く、淡々と過ぎました。…

【ペットロス】3月31日 火葬を終えて ~うちの子が旅立ってからのこと(2/3)~【本当の別れ】

2年前のこの日、ピーチーを荼毘にふしました。 わが家にはピーチーがやってきた時のダンボール箱が、大切に取ってあります。 小さな小さなその箱に入って、うちにやってきたアイパンチの女の子が、ちょっと大きな、立派な桐の箱に入ってうちから出て行きまし…

【犬版】病気別闘病記リスト ~2018年3月30日現在~ @

// 闘病記について 皆さんは、愛犬家の闘病記について、どのようなイメージをお持ちでしょうか?きっと愛犬が健康なうちは、あまり気にも留めないものだと思います。我が家でもそうでした。 愛犬が病気になり、しかもそれが深刻なものと分かると、飼い主は必…

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