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【低アルブミン血症】5月1日・夕方 帰宅後の急変 ~ルイの闘病記(9/16)~

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ルイの闘病記:低アルブミン血症  f:id:masami_takasu:20171128182714j:plain

撮影&文|まる
 
当時を振り返り

このくらいの時期から、ルイの食欲が落ちてきました。
ネットなどで調べて、手作り食(鳥ササミ、ジャガイモなど)でアルブミンが増えているという情報を目にして、それを与えようかとも考え始めてました。

でもまだ先生からは、「その時期ではない」と言われて……

そんな時のルイの急変は、とてもつらくてショックでした。

 当時のブログより

午後3時半、15分くらいに散歩。
帰りは抱っこ。

ウンチは朝よりは水分減ったけどペースト状。
最後に形のある軟らかい便。茶~黄色。

 ●

5時すぎにごはん。
薬を包んだウエットタイプのフ―ドのみ食べて拒否。

あら…また食べない汗
なのでウエットタイプのフ―ドを少し混ぜたら食べた。ちょっと残したけど。

それから30分しないうちにルイに異変が…
呼吸が荒い――

 ●

なにか訴えるようにそばに来る。
苦しそう――
なのに近づいて触ろうとすると逃げる。びっくり

でも、ハアハアハアハア――
また、苦しそうにそばに来る。
――なのに逃げる。

落ち着かない。苦しそう。

 

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これは駄目だ(>_<)
あわてて病院に電話をしました。

救急ですぐに診てもらう。
(病院は家から歩いて5分)
主治医のもも先生が、外で待機して待ってて下さった。
すぐに状況を説明して、診察。

 ●

体重を計ったら、1週間前4.5キロに減ってた体重が、4.8キロに。
エコ―で確認したら、いったん引いた腹水が増えていた。
腹水の影響で、呼吸が荒くなったのか?

先生がおっしゃるには、ステロイドの量を1週間前に減らしたので、また腹水がたまってきたのだろうと。

減らすのはまだ早かったのかもしれないという事でステロイドを増やすことに。

この日の処置は、ステロイドと利尿剤の注射。
3日分のお薬を用意してる間に酸素吸入をしてもらいました。

 

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家に帰ったら呼吸はずいぶん落ち着きました。
その後も体はしばらくブルブルしていたけど。
今はそれも落ち着いて寝てます。

よかった……

でも、あんな突然に急変するなんて…こわい(>_<)
私が出かけてるときじゃなくてよかったです。

 ●

今日はウンチがゆるくなったけど、わりと調子よかったのに。
油断できないなぁ(;_;)

明日血液検査の予定だったんだけど、今日お薬を3日分いただいたので、もしもこのまま様子がおかしくなければ、4日後の診察の際にやることになりました。

ステロイドは明日の朝から、1回半錠から丸1錠へ増量。
しばらくは減らせないかな?

頑張ろねルイ。

 

――【低アルブミン血症】闘病記・つづく――

文:まる
 ▶ 作者の一言
 ▶ まる:犬の記事 ご紹介

――次話――

闘病では、飼い主の心がゆらゆら揺れますね。
当たり前のようにできたことが、段々できなくなる。
その寂しさ――、切なさ――
しかし、出来なくなったはずの事が、時々できる。
その時の嬉しさといったら――

小さなことが、とても大切に思えて――
闘病記は、心の記録ですね。

――前話――

「参考にはなっても、なかなか役にはたちません」
飼い主&作者の、まるさんはそう語ります。
ネット上には、大量の情報が溢れているというのにね。

――でも、飼い主は逃げ出せないんだよなあ。
と、我が家の闘病を振り返ってしまいます。

まとめ読み|ルイの闘病記 ②
この記事は、下記のまとめ読みでも読むことが出来ます。

週刊Withdog&Withcat
この記事は、下記の週刊Withdog&Withcatに掲載されています。

――この連載の1話目です――

まだ7歳の、元気な愛犬でした――
ちょっとしたことで受診した、動物病院。
そこで告げられたのは、受け入れがたい深刻な病名と余命でした――

もの言わぬ愛犬の病気は、多くの場合、ある日突然に判明します。
その時の飼い主の動揺は、計り知れません。
ここから、飼い主のまるさんと、大切な愛犬ルイの闘病が始まります。

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視点を変えれば、闘病も変わる――

愛犬の闘病で悩む飼い主さんは多い。
それは見えない不安が、心にのしかかるから。
これからどうなる? いつまで続く? 医療費は?
見えないものは仕方ない。しかし、見えているものはある。
不安に怯えるのではく、どうか前向きに。

 

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まるさんの家に、愛犬ルイがやってきたときのお話
娘さんの犬が、事情があって愛犬に。
手が掛かかる子。世話が大変な子。
預かっているつもりの子――
でも、いつの間にか、そうではなくなっていて、
それに気付いたのは、お別れの後でした――

16話続いた『ルイの闘病記』のあとがきです。
作者のまあさんは、自身の経験をもとに、闘病に大切なのはタイミングと選択肢だと語ります。
動物は口がきけないから、飼い主に全てが委ねられますね。
まあさんは、しっかり闘いました。

 出典

※本記事は著作者の許可を得て、下記のブログを元に再構成されたものです。

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