ここは『ハナちゃんの動物病院』(犬版)です。
今日は去勢手術についてのお話です。
去勢手術は避妊手術と同じで、メリットとデメリットがあるみたいですよ。
この記事を参考にして、獣医さんに相談してみてくださいね。
去勢手術について
今日は、男の子の去勢手術のお話です。
去勢手術は女の子の避妊手術と同様に、望まない妊娠を避けることと同時に、将来の性ホルモンに関連する病気を、予防できるというメリットがあります。
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去勢手術は、オスの発情からくるスプレー行動や、イライラ、攻撃的な行動を抑える事も重要な目的の1つです。
高齢の犬では、前立腺の肥大が起きることで、血尿や排尿・排便障害などの症状がみられてきます。
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会陰ヘルニアや肛門周囲腺腫などの病気も、去勢手術をすることで発生を抑制できます。
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これは肛門にできる腫瘍
どんどん大きくなります
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去勢手術をすると太りやすくなったりしますから、適切な食事管理と運動が必要になります。主治医の先生とご相談下さいね。
避妊手術について
避妊手術のことも触れておきます。これは、うちのコポーの避妊手術の例です。
こちらは、猫の避妊手術の記事です。ご参考まで。
今日のハナは
そして、今日の看板犬、ハナ
病気もイライラもいやよ!
ハナちゃんママからアドバイス
犬の話とは違うのですが。
うちの病院で飼うことになった猫のフクは、最初、未去勢猫でしたので、オシッコの臭いがとてもきつくて困っていました。しかし去勢手術をすることで、尿臭がかなり軽減されました。
オス猫を室内飼いするのであれば、去勢手術は必須だと思います。
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【Withdogより】ここでご紹介したのは、病気を疑ってみる初歩的な知識です。もしもご家庭のワンちゃん、ネコちゃんに該当する症状があったら、すぐに動物病院を受診なさってください。
日光どうぶつ病院日光どうぶつ病院
ハナちゃんママが獣医さんになった理由は?
ハナちゃんが看板犬になった理由は?
【獣医師が犬を飼うということ】ハナがうちにうちにくるまで
▶ハナちゃんママ:犬 の診察記のご紹介
▶ハナちゃんママ:猫 の診察記のご紹介
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――次話――
【腸内寄生虫】【回虫】
小腸や大腸などの消化管の中に寄生します
腸内に不必要なものが棲みつくので、色んなことが起きます。
分かりやすいのは、折角摂取した栄養分を奪われること。当然、体調も悪くなります。
回虫などは、腸以外の臓器にも侵入していきます。恐いですね。
――前話――
【貧血】
意外に軽視されがち。貧血について考えてみよう
貧血は重大な病気の初期症状で出る場合も。
早く気付けば、病気の早期発見にもつながります。
貧血の中でも、免疫介在性溶血性貧血は難病で、しかも良く聞く病気です。
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この記事は、まとめ読みでも読むことが出来ます。
この記事は、下記の週刊Withdog&Withcatに掲載されています。
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――ハナちゃんの動物病院(犬)・初回の記事です――
【尿石症】
膀胱炎や、尿経路の結石による痛み
膀胱炎などの症状から、発覚します。
場合によっては手術が必要になり、命にかかわることもある怖い病気。
意外に多いし、予兆もあるので、気を付けてあげてください。
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賢い獣医師選び、動物病院びの記事です
続:獣医師選びの方法教えます
”良い”獣医師選びは、飼い主の責任でもあります。
目的は常に動物の病気を治すこと。
そのために獣医師は何をすべきか?
そう考えると、自然に”良い獣医師”とは何かが分かってきます。
現場を知るからこそ出来るアドバイス。
獣医師選び|名医とヤブ医者
記事の編集で、多くの体験談に触れていると、名医がいる一方で、信じられないヤブ医者もいる事がわかります。
そもそも動物医療は、ヤブ医者を生みやすいのかもしれません。
時には医師だけでなく、飼い主の方が悪いこともある。
理由を知れば、対策もできるのでは?
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出典:
※本記事は著作者の許可を得て、下記のブログを元に再構成されたものです。