犬を飼うということ

Withdog 犬と飼い主の絆について

それからのこと、それからの想い ~テツへの手紙(4/4)~【不思議な出来事】

テツへの手紙(4/4)
テツへの手

撮影&文|テツのママ

 テツがいなくなって - 不思議な出来事

テツがいなくなってから、不思議な事がおき始めました。
我が家に1羽の鳥が訪れるようになったのです。

それはオーストラリア・マグパイと言っうカラス科の鳥で、毎日我が家へやって来ては、テツが生前していたような行動をとるのです。

 

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【新米飼い主の苦悩】発覚!ウンコばらまき事件 ~あんこ がうちにきてすぐ~

うちの子がうちにきてすぐ|No.3 f:id:masami_takasu:20171103132948j:plain

撮影&文|あんこおかしゃん
 
今日のお話は

はじめて犬を飼ったときは、飼い主も愛犬も、どちらも全てが未経験同士。だから珍事件が続発するものです。

こんなことをするのは、うちの子だけだろうか?
誰かに相談したいけれど、ちょっと恥ずかしいな。
犬の飼い主ならばそんなような、なかなか口に出来ない失敗談は、1つや2つではないはず。誰かが語り始めたら、「実はうちの子も」と言い始める飼い主さんが必ずいて――

今日はそんな話に事欠かない、鈴木家のあんこちゃん(ミニチュア・ブルテリア)の失敗談披露です。

こんな方に:
犬を飼い始めた|うちの子は食いしん坊だ|ウンチを食べる癖がある(食糞)|誤飲で開腹手術をしたことがある|苦労が絶えないが、おもしろい|同じ経験した方の話が聞きたい

 我が家は、あんこ中心の生活

あんこがうちに来たのは2013年1月21日
その日は、東京にしてはめずらしく降り積もった雪が残っていました。
いまでもはっきりと思い出します。 

その日から我が家は、まさに、あんこ中心の生活に一変したのです。

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私達が決めたこと、そして君が決めたこと ~テツへの手紙(3/4)~【別れの覚悟|安楽死】

テツへの手紙(3/4)
テツへの手紙

撮影&文|テツのママ

 苦渋の決断

その夜、パパと私とテツの3人は、リビングに一緒に寝ました。
テツは呼吸が苦しそうでした。しかし私はそんなテツをどうすることも出来ず、ただただテツの頭や身体を撫でてあげることしかできませんでした。

テツはたまに頭を上げては、ソファで寝ているパパがそこにいることを、確認するかのように見上げていました。

 

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覚えている? 楽しかったね ~テツへの手紙(2/4)~【選択肢としての安楽死】

テツへの手紙(2/4)
テツへの手紙

撮影&文|テツのママ

 楽しい日々 そして老い

テツとの生活は、毎日、毎日とっても幸せでした。
パパと口喧嘩をした時には、いつもテツが間に入って、じっと座って見守ってくれました。 私が悲しんでいると、そっと膝の上に顔を乗せて、まるで「どうしたの? 大丈夫?」と言っているかのように、テツは私の顔を心配げに見つめてくれました。

私だけじゃなく、日本から遊びに来た、ばあば(私の母)にもそっと寄り添い、優しくしてくれました。ばあばもテツのことが大好きでした。
一緒に旅行にも行きました。

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【絵本】名前のない犬 ~7歳の視点:栞音を迎えて考えたこと~【保護犬/繁殖犬】

7歳の視点:栞音(しおん)を迎えて考えたこと
名前のない犬

作:栞音のお兄ちゃん 添える言葉:栞音ママ

 はじめに

7歳の息子が、夏休みの自由研究で、我が家の愛犬、栞音(しおん)の絵本を描きました。栞音は元繁殖犬です。

この絵本は、子供なりの視点から見た保護犬(繁殖犬)の姿です。
お読みいただいた後で、ぜひとも "あとがき"にも目を通していただけると幸いです。

――栞音ママ――

 

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【まるで子犬みたいだなあ】老犬アルバム Vol.1 ~ここからが、可愛さの本番なんだよ!~

老犬アルバム Vol.1
老犬アルバムの扉

老犬アルバムは

頑張る老犬を応援する、アルバムページです。
大好きな愛犬の写真に、飼い主からの一言を添えたメッセージカード形式。

自薦他薦を問いません。
ご応募方法は本記事の最後の方に。

【非再生性免疫介在性貧血】4月23日 1つ1つ危機を乗り越えて行こう ~はじめの半年(16/16)~【闘病記】

チョコラッの闘病記 第3章(16/16)
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撮影&文|らぶプー(本記事は2017年に執筆されたものです)
 
この闘病記は

本記事は長期連載の1部。そしてチョコラッは3年目(2019年6月)を迎えて生存中です。
難病であっても希望を持ち続けたいと願う、飼い主の思いで書かれた闘病記です。
初回記事はこちらです。チョコラッの闘病記 1話

こんな方へ:
ペットに貧血の症状が現れ改善しない|非再生性免疫介在性貧血と診断された|治る見込みは?|治療法は?|どんな闘病になるのか心配|免疫系疾患の難しさを実感している|経験者の体験談が聞きたい

 4月23日 血液検査の結果は良好

チョコラッ、血液検査行って来ました。
結果は良好。(╹◡╹)
基準値にはまだ達しないものの、前回よりも数値アップ。
「アトピカの効果が出て来たのでは?」
という先生の判断。

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はじめて君がうちにやってきたとき ~テツへの手紙(1/4)~ 【オーストラリア犬/ブルアラブ】

テツへの手紙(1/4)
テツへの手

撮影&文|テツのママ

 愛しいテツへ ママより

 

~愛しいテツへ~
テツ、テツに初めてお手紙を書くよ。
テツが初めてパパとママの元に来たのは2006年11月12日。
生後2ヶ月の時で、体重はまだ4 kgだった。
テツはとっても不安そうな顔をしていたね。
「ここはどこ?」
「なんで僕はここにいるの?」
「あなた達はだれ?」
きっと、そんな風に思ってたよね。
そんなテツを見て、ママはしっかりテツを守ってあげなきゃって思ったの。
~ママより~

 

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【飼えるかな?】あの哲学者がうちにきた ~ちぃがうちにくるまで(2/2)~【急に尻込み】

うちの子がうちにくるまで|No.27 - 2うちの子がうちにくるまで

文:かっぱ太郎、撮影:F.zin
  
今日のお話は

念願叶い、あの哲学者のような犬に対面した作者。
しかし、いざその子を家に迎えるとなると、急に不安が頭をもたげます。
――本当に面倒を見られるかな?
それは命を預かるときに、だれもが抱く葛藤。
そして遂に、哲学者が家にやってきます。

こんな方へ:
実は犬が嫌いだ|フレンチブルドッグってどんな犬?|どうやって飼うの?|経験者の体験談を聞きたい

 不安に駆られる私

念願の、あの哲学者のような子犬を目の前にし、しかもその子を家族として迎えられるチャンスが訪れたと言うのに、不安に駆られて尻ごみをしてしまった私。
もちろん不安には理由がありました。

共働きで、朝から晩まで職場にいる私に、ちゃんと子犬を育てることができるのか? 留守の間に子いぬがさみしくなってずっと鳴いているのではないか? 人間の子どものように、しょっちゅう具合が悪くなったとしても、仕事を休んでずっとそばに居てやれるとは限りません。
本当にそんな家に連れて帰ってよいのだろうか?
――と。

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【非再生性免疫介在性貧血】4月19日 なんだか、元気いいね ~はじめの半年(15/16)~【闘病記】@

チョコラッの闘病記 第3章(15/16)
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撮影&文|らぶプー(本記事は2017年に執筆されたものです)
 
この闘病記は

本記事は長期連載の1部。そしてチョコラッは3年目(2019年6月)を迎えて生存中です。
難病であっても希望を持ち続けたいと願う、飼い主の思いで書かれた闘病記です。
初回記事はこちらです。チョコラッの闘病記 1話

こんな方へ:
ペットに貧血の症状が現れ改善しない|非再生性免疫介在性貧血と診断された|治る見込みは?|治療法は?|どんな闘病になるのか心配|免疫系疾患の難しさを実感している|経験者の体験談が聞きたい

 4月19日 主治医は採血が上手い

なんだか、チョコラッが元気。\\٩( 'ω' )و //

貧血だからお外はずっとバギーで、歩かせていない。
代わりに、家の中の廊下を自由に歩ける様にしてあるんだけど、後ろ脚上手く使えないながらにも、廊下を行ったり来たりよく歩いてる。

貧血数値が下がると、全く歩きたがらなくなるからね。
そういう意味で、次回の血液検査は期待できそう。

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【終わりでない別れ】あー楽しかった、またね! ~別れの印象は変えられる(3/3)~【看取り|送り】

別れの印象は変えられる
愛犬、愛猫との別れのイメージ

文|高栖匡躬
 
こんな方に
愛犬・愛猫を亡くした|十分なことをしてあげられたのか?|まだ後悔が残っている||死には悪いイメージを持つ今はペットロスかもしれない|皆、どうやって見送ったの?|経験者の話を聞きたい
 

【目次】

  • 別れの印象は変えられる
  •  もう一度、別れの言葉を
  •  あー楽しかった
  •  ほのかな希望
  •  振り返ることもなく、ただ真っ直ぐに
  •  本当にまたね
  •  それからのまたね
  •  うちにはうちの送り方 - 虹の橋について思う
  • ようこそペットロス

 もう一度、別れの言葉を

前回に続いて、別れの言葉についてのお話です。
皆さんにとって、うちの愛犬にふさわしい別れの言葉はみつかったでしょうか?

今回は我が家の、別れの言葉について書こうと思います。
我が家は2年前に、『またね』と言って愛犬ピーチーを見送りました。

それは予め準備をしていた言葉。
ずっと前から、その言葉でピーチーを送ってやろうと思っていたのです。

 

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【犬が苦手でした】哲学者との出会いと再会 ~ちぃがうちにくるまで(1/2)~【頭の大きな犬】

うちの子がうちにくるまで|No.27 - 1f:id:masami_takasu:20180830225856j:plain

文:かっぱ太郎、撮影:F.zin
  
今日のお話は

本作の作者は、犬が苦手だったそうです。
しかしながら作者は、偶然に、びっくりするほど大きな顔の犬を目撃しました。
哲学者のような振る舞いの不思議な犬――
作者はその犬にすっかり心を奪われます。
やがて作者は、その私はその不思議な犬の置物に遭遇します。

こんな方へ:
実は犬が嫌いだ|フレンチブルドッグってどんな犬?|どうやって飼うの?|経験者の体験談を聞きたい 

 子供の頃の思い出

実は私、犬が苦手でした。
それは幼少時、祖母の家の近所のスピッツに追いかけられ、泣きながら田んぼのあぜ道を走って以来のこと。

大人になってもそれは変わらずで、よその犬とすれ違うときには、相手にそれと気づかれない程度に遠回りをしていたものでした。

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