犬を飼うということ

Withdog 犬と飼い主の絆について

【偏食・食べムラ ガイドブック ①】愛犬がご飯を食べないときに【基礎・原因編】

事例(体験)偏食・食べムラ ガイドブック ①
偏食・食べムラガイドブック

文・編集|高栖匡躬
 
はじめに

愛犬が急にご飯を食べなくなること、ありますよね。
飼い主はとても心配ですね。でも、その理由が何か、気づいてあげることができますか?
病気なのか? それとも我儘なのか?
犬が食事を摂らなくなるのには、色々な理由があって、対処方法もそれぞれ異なります。
本連載は、愛犬が『偏食』『食べムラ』に陥った際の対応をまとめたものです。
悩んでいる飼い主さんのヒントになると嬉しいです。

こんな方に:
愛犬が食事をとらない|ネット上に食事の記事が多すぎる|言っていることがまちまちで、理解しにくい|偏食(食べムラ)が発生する理由は?|悪化させないためには?|経験者の話を参考にしたい

【まとめ】ラフと歩いた日々&ラフのいない日々:樫村慧・セルフコメンタリー 【看取り/安楽死/ペットロス】

ラフと歩いた日々、ラフのいない日々
ラフと歩いた日々_樫村慧_セルフコメンタリー

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カテゴリー:エッセイ
作者:樫村 慧

『ラフと歩いた日々』と『ラフのいない日々』は、『ラフと歩く日々』の続編で、3部作の構成になっています。

愛犬ラフが腎不全とわかり、余命2年と告げられてから、投薬と点滴の日々が始まりました。これだけを読むと悲劇的と思われるかもしれまでんが、そうではありません。戸惑いながらも、病気を受け入れてからの毎日はとても充実したものでした。
そこにラフが居てくれるだけで、私家族は満たされて幸せだったのです。

しかしラフとの別れは、少しずつ少しずつ近づいて来ていました。

『ラフと歩いた日々』は別れを見据えた、終末期の闘病の日々を。
『ラフのいない日々』はラフと分かれてからの日々を綴ったものです。

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【癲癇/腎不全】5月25日 発作がないのは、手作り食のおかげかな? ~発作は続くよ(7/10)~

ろくすけの闘病記:癲癇/腎不全 13話
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撮影&文|きづ あすか
 
当時を振り返り
腎臓を守るためのごはんを試行錯誤。ポイントは頑張らないで作ることでした。
するとなぜかてんかん発作も起きなくなり、病と付き合う自信が芽生えてきました。でも足が立たなくなってきたろくすけを目の当たりにするとやはり切なくてたまりませんでした。
悲しい顔見せてしまったかな。

 5月25日 なんと2か月発作なし

――2016年5月25日――

ろくすけが前回てんかん発作が出たのは3月20日。
なんと2か月発作なし――、が続いている。
発作間隔が少し長くなっただけかもしれないけれど、それはそれ。
今日もなかったバンザイ!

と私はついほくそ笑んでしまいがちなのだが、ちょっと待て。
笑ってしまったがゆえに、発作が起きたときのショックはいつも大きかったではないか。「笑わなければよかった」と悔やんだ日々を忘れたか?

だから今回は喜ばない。喜んでやるものか。
と強く念じるのであるが――、けど――、やはり――
2か月を超えると つい口に出してしまうよ。
「発作がない! 2か月もないよっ!」

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【移動しました】侮れないペットの偏食、食べムラ ~関連の記事をまとめました~@

偏食のまとめ
偏食、食べムラのまとめ

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【まとめ】ラフと歩く日々:樫村慧セルフコメンタリー ~ひたむきに生きる君~【腎不全になった愛犬ラフ】

ラフと歩く日々 ~ひたむきに生きる君~
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カテゴリー:エッセイ
作者:樫村 慧

3歳だった先住犬サンタを亡くしてから、我が家で犬の話題が出ることはなかった。意識していたわけではないが、なんとなく避けていたのかもしれない。

そんな我が家に、突然やってきた中途半端な大きさの貧弱なゴールデンレトリバーは、吠えることも暴れることもなく、すんなりとうちの家族に溶け込んだ。

ダンボールに入れられて、ホームセンターの端っこに置かれていたその子は、まるで、私達家族のために売れ残っていたのかもしれないなぁ――

今となっては、そんな風に思うのです。
 
こんな方に
愛犬の闘病で悩んでいる|余命の告知をされた|体験した方の話を聞きたい
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【癲癇/腎不全】5月21日 ろくすけをおいて、ハイキングに行ってきた ~発作は続くよ(6/10)~【飼い主の健康管理】

ろくすけの闘病記:癲癇/腎不全 12話
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撮影&文|きづ あすか
 
当時を振り返り
介護は介護者が元気でいることが一番大事!とは分かっていても目の前の愛おしい子を置いて外で楽しむなんて出来ないわっと思っていた私が楽しめた気分転換のお話です。
家族の余裕と笑顔は最高のサプリかもしれません。

 5月21日 飼い主の健康管理

――2016年5月21日――

今日も猛烈な暑さだ。5月は春ではないのか?
ろくすけの体調が崩れないか 心配で仕方がないのだが、ろくすけはそんな母ちゃんをよそに、今日も自分のごはんの時間、回数をすべて完璧に把握している。

腎不全が進行すると、ごはんや水の臭いをかいで止めてしまうのだそうだが、今のところはその気配もなし。
「あぁ、まだ大丈夫だ」
と、母ちゃんは毎度毎度、食欲の確認と安堵を繰り返している。

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【まとめ】リンちゃんの起こした奇跡 ~突然鳴ったインターフォン~【思い出の土佐犬】

リンちゃんの起こした奇跡
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カテゴリー:エッセイ
作者:樫村 慧

犬にまつわる不思議な出来事。この話もきっとそうだ。
散歩道で挨拶を交わす程度の犬仲間。実は名前も知らなかったりする。
そんな犬仲間が、お互いの愛犬を亡くした後、
たまたま書いたエッセイが縁で、また知り合うことになる。
そんな奇跡――

>犬が起こした奇跡なのか? エッセイが起こした奇跡なのか?

【老犬と生きる】ハルさんに登場していただいた|No.6〜No.8 〜老犬アルバムの思い出(その4)~【#秘密結社老犬倶楽部】

#秘密結社老犬倶楽部 のハッシュタグ
老犬アルバム ハルさん

老犬アルバム|No.6 ハル(飼い主:ヒロポンさん)
 
老犬アルバムに想う
私にとっての老犬は

私が『老犬』という言葉を意識するようになったのはいつだろう?

今は『老犬』という言葉を耳にするだけで、或いは口にするだけで、よろよろと歩く平和で温和で、しかし頑固な犬たちの姿が脳裏に浮かぶ。
そうなったのはいったいいつから?

以前はそうではなかった。『老犬』というのは単語の1つでしかなく、何の情景も浮かばなかったし、何の感慨も湧いてこなかった。

きっとあれはうちの愛犬、ゴールデンレトリバーのラフが歳をとって、金色の毛が白くなり始めてからだ。「この子も歳をとったのだ」と感じてから、うっすらと『老犬』を実感しはじめたような気がする。

この記事はこんな方へ:
老犬(シニア犬)と暮らしている|愛犬が闘病中、または介護中|愛犬が亡くなってしまった|他の飼い主さんのことが知りたい|皆さんの頑張りをみて、元気をもらいたい
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【老犬と生きる】かん太さん登場!|No.3~No.5 ~老犬アルバムの思い出(その3)【人間年齢について】

老犬は何歳からか?
かん太_老犬アルバム

老犬アルバム|No.3 かん太(飼い主:かん太ママさん)
 
老犬アルバムに想う
私にとっての老犬は

皆さんは老犬というと、どういうイメージを持つだろうか?
私は老犬に、ポジティブな印象を持っている。

些細なことに動じることなく、どこか達観したところがあって、気を荒げることもせず、周囲に優しくて、しかし弱々しいわけではなくとても芯が強い。どうしても譲れないことに対しては、徹底的に頑固であり続ける。
足腰が弱ってヨロヨロ歩き、病気がちになって、時には寝たきりになっていても、その芯の強さは健在というか、そうなってからの方が、よりその強さを実感したりする。

私にとって『老犬』は、『老兵』という感覚に近いのかもしれない。
闘いの中で余分な角がとれていき、大事なところだけが残って、まん丸になって――
でも、まん丸というのはそれ以上にないほど強い。それが老犬。

老犬アルバムは、私にとっての老犬への思いそのものだ。
『うちの子の老いっぷりを見てやってくれ』
老犬アルバムのカードの裏には、もれなく飼い主さんのそんな言葉が添えられているような気がしている。老犬が誇り高いのと同じように、老犬の飼い主さんもまた誇り高いのだと思う。

私はそんな思いで、いつも老犬アルバムを配信する。
「さあ、皆に見てもらっておいで」
まるで自分が飼い主になったような気分で、誇らしい思いを込めて送信ボタンを押すのだ。

この記事はこんな方に:
老犬(シニア犬)と暮らしている|愛犬が闘病中、または介護中|愛犬が亡くなってしまった|他の飼い主さんのことが知りたい|皆さんの頑張りをみて、元気をもらいたい
目次
  • 老犬は何歳からか?
    • 私にとっての老犬は
  •  No.3は、かん太さん
  •  老犬アルバム募集の裏話
  •  No.4は、テツさん
  •  No.5は、ゆうすけさん
  •  老犬アルバムはこんな船出でした 
  •  老犬アルバムのご応募方法はこちらです
  •  老犬アルバムと老猫アルバム
  •  樫村慧|他の作品
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【まとめ】テツへの手紙 ~大きな手と交わした、小さな約束~【オーストラリア犬、テツの一生】

11年前に君は来た
テツへの手紙

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カテゴリー:エッセイ
作者:テツのママ

子犬なのに大きな手。
テツは予想通りに、優しく逞しく育ち、いつも家族の中心に。
ですがテツは歳をとり、衰えが目立ってきます。
安らかな別れが家族の願い。
その願いは叶えられるのでしょうか?

愛犬への手紙で始まる、家族の愛情のお話です。

【まとめ】終末期を楽しむという選択/別れの準備、別れの覚悟  ~飼い主が選択できること~

終末期を楽しむという選択 / 別れの準備、別れの覚悟
終末期を楽しむという選択

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カテゴリー:コラム
作者:高栖 匡躬 

本作は、愛犬(愛猫)の終末期を、前向きに捉えていけるように書いたものです。

別れはいつか必ず訪れる。それならばどうやってその時に向き合えばよいのか?
そんなことを考えたのは、2年半も前のこと。愛犬ピーチーがまさに「その時」を迎えようとしている時期でした。

思えば、楽しい思い出ばかりでした。
病気で死の淵にあった時期も2度ありました。癲癇の発作が続いて、別れを予感した時期もありました。そんなことの全てが、良い思い出に変わっていました。

その時ふと、思いました。
今はどうなんだろうか? ――と。

遠い未来から振り返ると、きっと今だって、良い思い出にになっているに違いないと思いました。だって、ピーチーはまだ目の前にいる。未来に振り返るときには、もうピーチーはいない。

「いてくれただけで楽しかったんだよ」
きっと将来、自分はそう考えるだろうな。
そう思いました。

――だから、楽しんでおこうと思ったのです。

今を……
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【まとめ】禁煙のススメ ~気を付けて、犬猫の健康被害~【受動喫煙/3次喫煙】

犬と煙草、どちらがお好き?
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カテゴリー:コラム
作者:高栖匡躬 

人間で受動喫煙が話題になりはじめたのは、もう随分昔の話です。
今では常識ですね。

ひょんなことから、飼い主の喫煙による犬への健康被害について調べて見たのですが、いやいや驚いた。思った以上にそれは大きいようです。

今回は調べた結果のまとめ読み。

もう喫ってしまったよという方のために、最終話にはリカバー編が用意してあります。
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