ピィ子の育児日記
この1週間(10月27日~11月2日)は、2つの初めて
2つ初めてのことがありました。1つ目は迷子対策としてのマイクロチップの挿入と、もう一つはうちに来て69日目にして、初めて嘔吐をしました。
子犬は、何をやるにも初めてですねえ。
続きを読む2つ初めてのことがありました。1つ目は迷子対策としてのマイクロチップの挿入と、もう一つはうちに来て69日目にして、初めて嘔吐をしました。
子犬は、何をやるにも初めてですねえ。
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カテゴリー:エッセイ
作者:樫村 慧
老犬が大好きだ。
ゆっくりと、時にノロノロと、ヨロヨロと歩く老犬を愛おしいと思う。
しかし、はじめからそうだったわけではない。
自分で犬を飼いはじめた時、老犬の可愛さは分からなかった。目の前のいたずら盛りの子犬のことで精一杯で。散歩のお供で疲れ果てた。
やがてその子は7歳になって、世の中では老犬の部類に入るようになってもまだまだ元気で、そのときもまだ、周囲にいる老犬の存在は、ほとんど意識をすることもなかった。
10歳を過ぎてからだろうか。当たり前のことが、1つずつできなくなっていった。
愛犬が歳をとったことを実感した。
若くて、活き活きしていた愛犬を思い出して、少し悲しくなった。
しかし――
悲しいと思ったのはほんのわずかの間だった。それは愛犬の本当の可愛さに気が付く入り口だったんだ。愛犬はますます可愛くなっていった。それと同時に、よその老犬まで可愛くなっていった。
老犬ってそういうことなのかと、気が付いた。
――本話は――本記事は長期連載の1部。そしてチョコラッは3年目(2019年10月)を迎えて生存中です。
難病であっても希望を持ち続けたいと願う、飼い主の思いで書かれた闘病記です。
初回記事はこちらです。チョコラッの闘病記 1話
少々遅くなりましたが、前回のチョコラッ通院時にお薬の変更があったことを書き忘れていました。(・_・;
プレドニンが3日に1回、2分の1錠なので、もう胃薬は要らないでしょうとの判断です。
続きを読む『非再生性免疫介在性貧血』を発症した、チョコラッの闘病記です。
本シリーズは、病気の発症後1年半後から始まり、2年までを記した全19話。
本記事は本章85話~91話のまとめ読みです。
――概要――
(以下、前記事と同文)
愛犬チョコラッ免疫系疾患の難病とされる『非再生性免疫介在性貧血』です。
1年生存率は5割。その1年を超えて、2年目を目指す段階になりました。
1年を過ぎた頃、採れる選択肢がほぼ無い危機的な状況を脱したのは、医師の機転で免疫抑制剤の使用を止めるという判断をしたからでした。それは医学書には書かれていない常識外の処置です。
しかし、無謀な賭けではありませんでした。過去の論文に報告された症例の中に、似たような事例が2つあったからです。
危機を脱したチョコラッの症状は安定し、貧血の症状が治まっていきます。
しかしながら、『非再生性免疫介在性貧血』は完治したわけでも、寛解したわけでもありません。免疫疾患を抱えたままで、なぜか貧血症状が治まるという不思議な状態にあるのです。
犬や猫を飼うとき、必ず思う事がありますね。
「うちで飼えるかな?」
「きちんと世話が出来るかな?」
「最期まで面倒をみてあげられるかな?」
「別れは寂しいだろうな?」
『うちの子がうちにくるまで』はそんな初々しい時を、飼い主自身が振り返り、自分の言葉で綴ったエッセイです。
もう一度思い出してみませんか? あの頃のこと。
愛犬や愛猫が、もっと可愛くなるはずです。
『非再生性免疫介在性貧血』を発症した、チョコラッの闘病記です。
本シリーズは、病気の発症後1年半後から始まり、2年までを記した全19話。
本記事は本章79話~84話のまとめ読みです。
――概要――
(以下、前記事と同文)
愛犬チョコラッ免疫系疾患の難病とされる『非再生性免疫介在性貧血』です。
1年生存率は5割。その1年を超えて、2年目を目指す段階になりました。
1年を過ぎた頃、採れる選択肢がほぼ無い危機的な状況を脱したのは、医師の機転で免疫抑制剤の使用を止めるという判断をしたからでした。それは医学書には書かれていない常識外の処置です。
しかし、無謀な賭けではありませんでした。過去の論文に報告された症例の中に、似たような事例が2つあったからです。
危機を脱したチョコラッの症状は安定し、貧血の症状が治まっていきます。
しかしながら、『非再生性免疫介在性貧血』は完治したわけでも、寛解したわけでもありません。免疫疾患を抱えたままで、なぜか貧血症状が治まるという不思議な状態にあるのです。
先週は1週間でピィ子の体重が1Kg増えて、驚くと同時に成長を喜んでいたのですが、散歩をしている最中、後ろからピィ子の体を見て、お腹周りが太いことに気が付きました。当初は子犬なのでお腹ポッコリと思っていたのですが、以前の写真と見比べてみて、仔犬のポッコリとは違っているように思いました。
要するに、肥満ぎみということです。
続きを読む 犬や猫を飼うとき、必ず思う事がありますね。
「うちで飼えるかな?」
「きちんと世話が出来るかな?」
「最期まで面倒をみてあげられるかな?」
「別れは寂しいだろうな?」
『うちの子がうちにくるまで』はそんな初々しい時を、飼い主自身が振り返り、自分の言葉で綴ったエッセイです。
もう一度思い出してみませんか? あの頃のこと。
愛犬や愛猫が、もっと可愛くなるはずです。
『非再生性免疫介在性貧血』を発症した、チョコラッの闘病記です。
本シリーズは、病気の発症後1年半後から始まり、2年までを記した全19話。
本記事は本章73話~78話のまとめ読みです。
――概要――
愛犬チョコラッ免疫系疾患の難病とされる『非再生性免疫介在性貧血』です。
1年生存率は5割。その1年を超えて、2年目を目指す段階になりました。
1年を過ぎた頃、採れる選択肢がほぼ無い危機的な状況を脱したのは、医師の機転で免疫抑制剤の使用を止めるという判断をしたからでした。それは医学書には書かれていない常識外の処置です。
しかし、無謀な賭けではありませんでした。過去の論文に報告された症例の中に、似たような事例が2つあったからです。
危機を脱したチョコラッの症状は安定し、貧血の症状が治まっていきます。
しかしながら、『非再生性免疫介在性貧血』は完治したわけでも、寛解したわけでもありません。免疫疾患を抱えたままで、なぜか貧血症状が治まるという不思議な状態にあるのです。
愛犬の名は、菅原文太さんに因んだもの。
体調を崩した作者を励まそうと、家族の気遣いで迎えてくれた犬でした。
ちんくしゃだった小さなトイプードルは、作者の家にやってきて、やがて名前通りの犬に育っていきます。
頑固で短気で喧嘩ぱやいのですが、女房のさくら にゃ優しい犬に。
今回は我が家の愛犬、ぶん太のお話をさせてください。
ぶん太は我が家にとって3匹目の子。ぶん太を迎える少し前に、私は2匹目の先代犬クロを亡くしたばかりでした。クロは元々は捨て犬だった雑種の子です。我が家ではそのクロを、外飼いしていました。
実はクロを亡くす少し前から、私は体調を崩して仕事を休んでいました。病名はパニック障害です。この病気は突然激しい不安に襲われるもので、何の前触れもなく息切れやめまいなどの発作が起きるために、外出することが難しくなるのです。
続きを読む――午前4時すぎ――
とうとうやってきた、てんかん発作。
2ヶ月ぶりは、今までの5ヶ月周期を大幅に短縮してしまった。
思えば夜、いつも以上に落ち着きのなかったろくすけ。
昼夜逆転は毎夜のことだが、この日は本当に一切寝ようとせず、「ふーんふーん」と鼻を鳴らし続けていた。
「何だか最近、ピィ子が大きくなっていない?」
というのが、我が家での会話。子犬は成長が早くて、これまで週ごとに約500gずつ体重が増えていたのですから、大きくなるのは当たりまです。
――と、思っていたのですが、これまではじりじり大きくなるので見た目では変化に気が付かず、週1回の体重測定で、「ああ、また500g大きくなっている」と確認するような状態でした。
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