犬を飼うということ

いつまでも君と……

【はじめての犬猫】【飼えるかな?】覚えていますか? その子があなたの家に来た時のことを ~うちの子がうちにくるまで~

f:id:masami_takasu:20171113045859j:plain撮影&文:高栖匡躬

皆さんは、愛犬や愛猫を家に迎えた時のことを覚えていますか?
筆者の相棒のピーチーは、もう天国に行ってしまったのですが、16年前にピーチーを我が家に迎えた時の事は、今でも鮮明に覚えています。

筆者にとっては4匹目の犬でしたが、子供の頃に飼った3匹は、今とは全然違う飼い方でした。何しろほとんどの子は外飼いで、ご飯の残りに、味噌汁をかけて上げていた時代のことですからね。

だから、筆者にとってのピーチーは、はじめてと言っても良い子でした。
そして、飼おうと決心するまでには、ずいぶん時間がかかりました。

もしも初めて犬や猫を飼った方は、同じように、相当な迷いや葛藤があったのはないでしょうか?

もしもあなたが、飼おうとした張本人ならば、きっとこう思ったことでしょう。
『うちで飼えるかな? きちんと世話が出来るかな?』

それから――
『もしも飼ったら、幾らくらいお金がかかるのかな?』
などとも。

もしも、子供に犬をせがまれていたお父さんや、お母さんだったなら、きっとお子さんたちにこう言ったことでしょう。
『本当に最期まで面倒をみられるの?』

もしかするとそこには、自分の気持ちだけではどうにもならない障害もあったかもしれませんね。
――家族の同意は得られるのか? マンションで飼う事が許されているのか? 

ペットを飼うのは、冷静に考えると本当に大変なことで、1個の生命を預かることでもあります。それでもあなたが今、飼い主であるのならば、あなたは何か大きな切っ掛けや決心があって、そのハードルを越えているわけです。

 

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筆者がはじめて、愛犬ピーチーを家に迎えた時のことを書いたのは、もう随分と昔の話です。記事を載せたのは、ピーチーが病気をしたことを機に書き始めたブログでした。

最初は簡単にエピソードを書いて終わりにしようと思っていたのですが、書き始めると、次々に当時のことが思い浮かんでしまって、1回で終わるはずが、3日にまたがる連載記事になってしまいました。

こんなようなことを書きました。一部引用します。

■当時の記事より:
飼いたいな、でも無理かな?
そんな繰り返しをした後、一度ペットショップに行って、話を聞いてみる事にしました。選んだのは、横浜周辺では割と老舗で、しっかりしていそうな店です。
「あのー、ブルテリアを飼いたいのですが」
僕の言葉に、ショップの店員さんは、「難しいですよ」と即座に応えました。
当時のブルテリア事情というのは、今と随分違います。何しろ14年も前ですからね。当時のブルテリアの評価は、『飼いにくい』、『素人には難しい』というのが一般的でした。 よほどの物好きが飼う犬種だったんです。

下記はその3つの記事を、Withdogに掲載したものです。
読んでみてください。

 

記事を公開をしてみて驚いたのが、ブログの読者の方から書いた筆者自身が驚くような反応があったことです。幾つかご紹介しましょう。

■読者の方からのコメント1:
ピーチーさんが家族になるまでのお話、とても感動しました。
一つの命を預かる大事な事が集約されていて、初心に還る思いです。
愛情たっぷり注がれたピーチーさんはブログを通しても伝わります。
齢を重ねて心配事も増えますけれど、かけがえのない時間を大切にしたいですね。

■読者の方からのコメント2:
本当に出会いは運命ですよねぇ。
うちの子は売れ残りだったのか、ダンボールにビニールが被せてあるところに入れられペットコーナーの隅っこに置かれていました。
不憫に思った主人が私に何の相談もなく買ってきました。
すでに5ヶ月になっていて子犬ではありません。
その頃主人は単身赴任中。
「私に相談もなくどういうつもりよ、アホ!」
と心の中でつぶやいたのでした。これも運命?

■読者の方からのコメント3:
初めてコメントさせて頂きます。
ピーチーちゃんの子犬の時を始め、ブログ上で成犬になってからしか知らなかった子たちの、子犬の時が見られてとっても楽しいです!
私はジョイナスを迎えた時を思い出すと、先に先住犬2匹を失った悲しさが思い出されてしまって辛いところです。
そのせいか?来た頃の事はあまりおぼえてないんですよね~
うちの子は、子犬の時より今の方がず~っと可愛いです(*^▽^*) 

実は、読者の方からのご意見だけでなく、筆者が驚いたことがもう1つありました。
それは自分自身の心の変化です。

なんとピーチーが、それまで以上に可愛く感じるようになったのです。
そればかりではありません。よその子まで可愛く見えてきました。
これは驚きでした。

『飼えるかな?』
そんな風に迷っていたとき考えると、あの大きな決断の先に今があるのですからね。
感慨を新たに、また今の時間が愛おしくて仕方なくなりました。

そして他の飼い主さんも、きっと同じ思いをしてきたのだなと思うと、その飼い主さんの飼っていらっしゃる犬まで愛おしくなってくるのです。

それからです。『うちの子がうちにくるまで』を書いてませんかと、ブログで呼びかけるようになったのは。

書くことで、自分自身が思いを新たにするのはもちろんのことですが、他の方もその文章を読んで、同じよう思ってくれるのならば、それが連鎖していけば、きっと犬を捨てるような人はいなくなるだろうと考えたのです。

これまでに40を越える犬猫たちの、『うちの子がうちにくるまで』が集まりました。
書いてくださった飼い主さんだけでなく、それを読んで下さった方からも、沢山の応援の言葉もいただきました。

とてもありがたいことです。
今後もWithdogでは、『うちの子がうちにくるまで』を書きましょうと、声を掛けて行きたいと思っています。

『うちの子がうちにくるまで』は、頭で考えるだけでなく、文章にすることでよりその感動は大きくなります。

もしも読んでみて「いいな」と思われた方は、そうかご自分でも書いてみてください。
あなたのために。
愛犬のために。
そして――、いつかどこかでそれを読む、誰かのために。

 

文:高栖匡躬

 

――うちの子がうちにくるまで・犬の第1話です――

まとめ読み|うちの子がうちにくるまで(犬)①
この記事は、下記のまとめ読みでも読むことが出来ます。

週刊Withdog&Withcat
この記事は、下記の週刊Withdog&Withcatに掲載されています。

――うちの子がうちにくるまで・猫の第1話です――

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