読者がとらえた決定的瞬間 - 犬の笑い顔
犬の笑顔と笑い顔(3/3)
これまで2回に渡って、”犬の笑い顔”についてご紹介をしてきました。
読者の方々からは、これは”犬の笑い顔”でしょうか? と、幾つも写真を送っていただきましたが、残念ながら全て”笑顔”の方です。(因みに、この記事トップの写真も笑顔です)
意外にも皆さん、ご覧になったことがないのだなあと、思っていたところに、遂に本命が現れました。
早速ご覧にいれたいと思います。
これこそ実は、あんまり誰もみたことがなかったやつ――
”犬の笑い顔”です!
以下、投稿者のあけももさんとのやりとりです。
読者の質問が《読》、筆者の回答が《筆》です。
今朝、私の母が庭の草刈りに来てくれたのですが、うちの子、ももが喜んで、興奮して、とても大変だったんです。その時に撮った写真ですが、これが笑い顔ですか?
なかなか撮れないんですよ”犬の笑い顔”は。まずは見る事が少ないうえに、カメラを用意する間にもう、”笑い顔”でなくなるからです。
素晴らしい写真をありがとうございました。
ということで、まだまだ発見に時間が掛かるかと思っていた”犬の笑い顔”ですが、意外にも、すぐに解決をしてしまいました。
ポイントはこの皺の入り具合です。
鼻に何本か皺が、縦に入った写真は良くみるのですが、このように鼻から口元に向かって、小さな皺が入っている写真はなかなかありません。
ほんの少しだけ残念なのは、この写真では、口元の皺が確認できないことです。筆者が認識している”犬の笑い顔”は、鼻と同時に口元にも皺が寄るのです。
おそらくそれは、撮影した角度と口の開き方によるものと思われます。通常はこの写真のみですと、80%笑い顔と判断するところですが、写真を撮られた時のシチュエーションですと、犬としても、笑わざるを得ない状態です。よって筆者はこの写真を、100%笑い顔と認定いたします。
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ブルテリアは毛が薄いので、他の犬種よりも確認がしやすいですね。
結局、この一連の”犬の笑い顔”の記事、ブルテリアしか登場しませんでした。
しかし皆さん、もしも写真を送っていただけたら、随時このサイトでは”犬の笑い顔”を発表していきたいと思っています。
ということで、本企画は継続中。奮ってご参加をお願いします。
―― 犬の笑顔と笑い顔(その3)おしまい――
このシリーズは、投稿がありましたらこの後も続きます。
文:高栖匡躬
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――前話――
前回の記事の続報です。
読者の方々から、「これは笑い顔なの?」と寄せられた写真や動画が幾つかありましたので、1つ1つ検証してみました。
やはり”犬の笑い顔” は、ご覧になった方は少ないようです。
ピーチーは14年と7か月の犬生の中で、笑ったのはたった数回。
――ということは、1年に1度、笑わない計算です。
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この記事は、下記のまとめ読みでもご覧になれます。
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――本シリーズの第1話です――
犬の笑い顔をご覧になったことはありますか?
実は、”笑顔” と ”笑い顔” は違っているんです。
多くの飼い主さんは、愛犬の ”笑い顔” を見たことがなかったり、見ていたとしてもそれを”笑い顔”と認識していないように思われます。
どうか、貴重な瞬間を見逃さないで!
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犬の笑い話です
真面目に突き詰めると、笑い話になるのですよ。
収斂(しゅうれん)進化をさぐる
収斂進化って知っていますか?
生物の種(昆虫、哺乳類、爬虫類)が全く違うのに、環境によって同じ形状と機能に進化することです。
今日の記事はその収斂進化を探ってみました。
進化の謎、遺伝の謎。
しかし、それは――
飼い主が逮捕されたら、ペットはどうなる?
痴漢のニュースが多いですね。誤認逮捕も多いそうです。
万が一外で逮捕されたら、部屋に残したペットはどうなるの?
もしも、1人暮らしだったとしたら?
意外に知りませんよね。
どうぞ読んでみてください。
ちょっと恐い話です。