ルイの闘病記:低アルブミン血症
この時の私は、とにかくルイの様子から、目を離さないようにしていました。
散歩しているとき、遊んでいるとき、ご飯を食べていても、いつも体調の変化に気を配って過ごしていました。
少しでもルイがつらくならないようにと、1日を過ごしていた頃です。
当時のブログより
今日は朝の4時からルイがなんだか落ち着かず、変に思ったので散歩に行ってみたら、ウンチがしたかったのかな真顔
昨日の土粘土より軟らかめのウンチ。
元気はあったので、いつもよりはりきって長めに歩いたら、…疲れちゃったね。
帰りは途中で座り込んで、休み休み、ゆっくりゆっくり帰りました。
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ご飯は食欲盛り盛りで、あっという間に完食。
いつもならレオ(もう1匹のうちの愛犬)が先に食べ終わって、ルイのご飯を(こぼすのを)狙ってるのに、今日はルイの方が早く食べ終わって、レオのご飯まで食べようとしてたw
そのあとはほとんど寝てる。
写真パチリしてたら――
ん?なに?
って感じで1回目あけてふたたびお休み。
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さっき2回目のお散歩で、久しぶりの2回ウンチをした。
ルイは3日ばかり、1日1回しかウンチをしてなかったの。
やはり土粘土より軟らかめの、地面にくっついちゃうくらいの軟便で、黄色と緑がちょっとかかった、黒いコ―ルタ―ル状のねばっこい感じのものが、少し混ざっていた。ベジタブルサポートのせいかな?
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帰宅してパチリ。
今日は前より、顔がひとまわり小さくなった気がして、4日前の写真と見比べてみた。
やはり違う。
この時病気のせいで、浮腫んでたんだね。
気がつかなくてごめんね
明日は血液検査。
どうか、よい結果がでますように。
――【低アルブミン血症】闘病記・つづく――
文:まる
▶ 作者の一言
▶ まる:犬の記事 ご紹介
――次話――
愛犬の病気に気付いた時には、かなり進行していることがよくあります。
犬は本能として、弱みを見せないようにするから。
そして犬は――、飼い主を喜ばすのに一生懸命であるから。
犬は病気の進行が早い反面、回復も早い。
だから、早く気づいてあげたいですね。
――前話――
闘病の始まりは、変化の始まり。
通院の回数が増え、検査結果に喜んだりがっかりしたり。
決まった時間に薬をあげなきゃ。
療養食は美味しくなさそう。食べさせるのに工夫がいって――
その時は大変だって思うけれど、振り返るととても大切な日々。
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この記事は、下記のまとめ読みでも読むことが出来ます。
この記事は、下記の週刊Withdog&Withcatに掲載されています。
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――この連載の1話目です――
まだ7歳の、元気な愛犬でした――
ちょっとしたことで受診した、動物病院。
そこで告げられたのは、受け入れがたい深刻な病名と余命でした――
もの言わぬ愛犬の病気は、多くの場合、ある日突然に判明します。
その時の飼い主の動揺は、計り知れません。
ここから、飼い主のまるさんと、大切な愛犬ルイの闘病が始まります。
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視点を変えれば、闘病も変わる――
愛犬の闘病で悩む飼い主さんは多い。
それは見えない不安が、心にのしかかるから。
これからどうなる? いつまで続く? 医療費は?
見えないものは仕方ない。しかし、見えているものはある。
不安に怯えるのではく、どうか前向きに。
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まるさんの家に、愛犬ルイがやってきたときのお話
娘さんの犬が、事情があって愛犬に。
手が掛かかる子。世話が大変な子。
預かっているつもりの子――
でも、いつの間にか、そうではなくなっていて、
それに気付いたのは、お別れの後でした――
16話続いた『ルイの闘病記』のあとがきです。
作者のまあさんは、自身の経験をもとに、闘病に大切なのはタイミングと選択肢だと語ります。
動物は口がきけないから、飼い主に全てが委ねられますね。
まあさんは、しっかり闘いました。
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出典
※本記事は著作者の許可を得て、下記のブログを元に再構成されたものです。