犬を飼うということ

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【トイレの躾は悩ましい】我が家のトイレ事情をお知らせします ~てんてん がうちにきてすぐ~

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うちの子がうちにきてすぐ|No.1 f:id:masami_takasu:20171103132333j:plain

撮影&文|てんルナお母さん
 
今日のお話は

犬を迎えた飼い主たち全員が、一番最初に取り組むのがトイレトレーニングでしょう。

トイレはすぐに覚えてくれる子もいれば、なかなか覚えてくれない子もいます。
「躾本に書いてある通りにやっているのに、どうして上手くいかないの?」
新米飼い主が悩むのはまずこれです。

しかし、トイレで悩むのは新米飼い主だけではありません。
もう何回も犬を飼ったことがあるベテラン飼い主も頭を抱えることが多いのです。
犬は1匹ずつに個性があり、また飼育の環境も各家庭で大きく異なります。
画一的な教え方ではなく、その子それぞれに合う方法があるものなのです。

こんな方に:
犬を飼い始めた|トイレのトレーニングを始めたけれど|なかなかトイレを覚えてくれない|アドバイス通りにはいかない|経験した方の話が聞きたい

 あなたは胴長だからね

 

里親として私が、てんてん(てんてんがうちに来るときのお話はちらに『てんてんがうちにくるまで』)を我が家に迎えたのは、てんてんが生後3ヶ月になった頃、残念ながらてんてんは、トイレの躾が出来ていませんでした。

仕方がないので我が家では、最初からトイレのトレーニングを開始。オシメをしたり、躾用のトイレケージの中に入れて「トイレ トイレ」と声を掛けて、出来たら褒めるを繰り返していました。

 

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その頃私は母の看病をするために、てんてんを連れて、泊まり掛けで実家に行っていました。2階の寝室では、シートを何枚か敷いておくと、てんてんはちゃんと其処へ行きシッコをしていました。たまには外れて絨毯にもしてしまいましたけれど(笑)

でも、パピーだから仕方ありません。
しかし幸いにもてんてんは、布団でお漏らしをした事はありませんでした。

 

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だんだんシートにきちんと出来る様になってくると、躾用のケージを取り去り、トイレだけにしました。すると、ちゃんと覚えていなかったのか、トイレから外してしまいます。

足を入れたら全身が入っていると勘違いをしてしまう、胴長ゆえの”ダックスあるある”かもしれません。てんてんはミニチュアダックスでも、他の仔より胴が長いのです。

 

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トイレに悩む飼い主さんは多いそうですね。
当時私も、てんてんがなかなか上手にトイレができないので、悩んでいました。

実家から自宅に戻ってからも、失敗はありました。
絨毯にお漏らしをしてしまった時も――
違う場所にしてしまうのは、マーキングの意味も有るのかもしれません。

 

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そんな時にたまたま行った、義兄さんの家のシーズーが、キチンとシッコをしたのをみて、丁度困っていたトイレの躾の話をしたところ、こう言われました。

「トイレは大きいのにしないと」
「小さいのじゃ駄目だ」
そして最後には、「うちは、ちゃんと躾したからな」と言われ。カッチーン!

直ぐにトイレは、スーパーワイドに変えました。
トイレを広くして見たら、確かに言われた通り、次第に失敗が少なくなりました。
トイレとは別の場所の絨毯にはしませんし、他の家でも粗相はありません。

 

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それほどトイレで悩まされたてんてんも、今ではもう4歳。ほぼ失敗はありません。
悪たれた時や、注目を引きたい時にトイレから外すくらいです。
――それも問題ですが(笑)

ここで、トレーニングの最中の方に、ちょっとしたアイデアを!
うちでは、トイレから外れても良いように、トイレの下にもシートの端を出して敷いています。そうすると、もしもの時も、汚れたシートを捨てるだけで良いので簡単なんです。寝室では、携帯用のスーパーワイドトイレ。その回りにもワイドシートを敷いています。

 

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さて、てんてんがトイレを覚えた我が家には、新しい問題が発生しています。
それはてんてんの妹となる、ルナを迎えたからです。

てんてんとルナ2人分だと、シートの容量が足りないのです。そして汚れた所では、トイレをしてくれません。私は、目が覚めた時、夜中でもシートを取り替える毎日です。

てんてんは夜中はシッコをしたとしても1回、うんちも1回程度です。
それでも、トイレの躾って難しいですよね。

妹のルナは今、1歳を過ぎたところ。
トイレの躾に、少しだけ奮闘中です。

今度は、ルナのトイレ事情を書こうかなと思っています。

 

~てんてん がうちにきてすぐ~

うちの子がうちにきてすぐ|No.1
犬の名前:てんてん
犬種:ミニチュア・ダックスフント
飼主:てんルナお母さん
 
うちの子がうちにきてすぐ、とは

新米飼い主が犬を迎えてすぐの頃の、悩みや葛藤、未経験だからおきたドタバタを振り返り、自身の言葉で綴ったエッセイのシリーズです

 
犬や猫と暮らすあなたへ

我が家では新しい犬を迎えようとしています。
今しみじみと実感しているのは、自分はベテラン飼い主などではなく、新米飼い主なのだということです。18年前に先代犬を迎えた時のように、何も知らないのです。

どうやってトイレを教えたっけ?
家に帰ったら、テーブルの脚が1本無くなってたことがあったなあ。
あの破壊活動はどうやって躾けたっけ?
先代犬で積んだはずの経験は、今や忘却の彼方です。

【私たちはいつだって、新米飼い主のまま】より

――うちの子がうちにきてすぐ、次話です――

作者まるさんの家に、愛犬ルイがやってきたお話。
本当は娘さんの犬でした。
それが事情があって、まるさんの愛犬に。
手が掛かかる子。世話が大変な子。
預かっているつもりだったのに――
でも、いつの間にか、そうではなくなっていました。

週刊Withdog&Withcat
この記事は、下記の週刊Withdog&Withcatに掲載されています。

 てんルナお母さんの記事です

家族の反対を押し切って、犬を飼った方は多いはず。
反対する理由は様々でしょうが、”反対”は犬への”強い思い”でもあります。
ハードルを越えた先で、反対していたはずの家族が、
誰よりもその子が好きになったりして……

多頭飼いの、2匹目を迎える時のお話です。
多頭飼いを始める時は、1匹目を迎える時とはまた違う、迷いと決断が必要です。
保護犬のてんてんを迎えたてんルナお母さんが、ルナを迎えた時のお話

 出典

※本記事は著作者の許可を得て、下記のブログを元に再構成されたものです。

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