ここは『ハナちゃんの動物病院』(犬版)です。
コポーの避妊手術、2話目です。今回からエリザベスカラーが登場しますよ。
妹のコポーは、昨日とはうってかわって、すっかり元気です。
でも、ママは元気すぎるのも困るみたい。
傷口が心配なんだって。
手術から1日たったコポーは
昨夜は、ぐったり死にそうな顔していたコポー。
ビビり屋のコポーですから、よほどのショックだったのでしょう。
朝になったら、ほぼいつもどおりです。
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これは、昨日のコポー
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昨日1日、絶食だったので、空腹のあまりハナのごはんを奪う勢いでした。
ガツガツと自分のごはんも食べ、
傷も問題なし。
元気なのはうれしいけれど――
抜糸までは、安静にね!!
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因みに下の写真は、避妊手術のちょっと前のコポー。
怖がりビビりのコポーは、受付でワンちゃんや飼い主さんに吠えかかってしまい、看板犬失格状態。
元気なのはいいけど、フレンドリーなワンちゃんにはほど遠いなー
そこで、しつけ教室で訓練を始めたばかりでした。
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時間をかければ慣れてきて、遊べるんだけどねー
ハナみたいに、立派な看板犬になるんだよ!
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お利口さんにパラボラ付けてますねー
うちの子の時は直ぐに破壊してしまい抜糸まで、
4個新品もらいましたょー❗️
もう一匹は術後服だけでしたけど、糸がなんとなく引っかかるみたいでした
コポーちゃんも抜糸までお利口さんにしてね
お大事にしてください。
コメントありがとうございます
新品カラー4ケは、大変でしたね
体が大きくなるほど、カラーも大きくなるし、力もでてくるので、カラーの破壊は良く起きます。
ちいさいのに、暴れん坊さんなのかな?
コポーもお転婆なので心配ですが、ビビりなので、カラーをつけると動かなくなってしまいます。
安静にしてくれるので良かったですが・・・
術後服も着る予定でしたが、動かなくなってしまうのでカラーのみでやっています。
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コポーちゃん元気復活で良かった~!
うちの子は去勢術後お迎えに行って、車のハウスの中で縫合ホチキスの針を外し、Uターンして病院へ戻ったと言う武勇伝?があります。
大事にはならなかったですが、女の子だとそんな事したら大変ですよね。
コメントありがとうございます
その時ワンちゃんは、カラー付けてなかったのかな?
気にする子は舐めて噛んで傷が開いたりして、本当にひどいことになっちゃうんですよね~
うちでは、いつも最悪を想定して対処するので、大げさになってしまって患者さんに嫌がられたりもしますね。
でも、何か起きれば可哀そうなのはワンちゃんたちですからね。
抜糸まではがんばります。
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ハナちゃんママからアドバイス
手術後の傷の管理は、本人(本犬)も飼い主さまも私にとっても大きな問題です。
全く、傷口を気にしない子もいれば、気になってしょうがない子もいていろいろです。病院にいる間は大丈夫そうでも、家に帰ると舐め始める子もいます。
そのケースに応じて対処しなくてはならないので、本当に難しいです。
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【Withdogより】ここでご紹介したのは、病気を疑ってみる初歩的な知識です。もしもご家庭のワンちゃん、ネコちゃんに該当する症状があったら、すぐに動物病院を受診なさってください。

日光どうぶつ病院
ハナちゃんママが獣医さんになった理由は?
ハナちゃんが看板犬になった理由は?
【獣医師が犬を飼うということ】ハナがうちにうちにくるまで
▶ハナちゃんママ:犬 の診察記のご紹介
▶ハナちゃんママ:猫 の診察記のご紹介
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――コポーの避妊手術(2/5)つづく――
――次話――
【エリザベスカラー/ドーナツカラー】【避妊手術】
元気なのはいいけど、傷口を舐めちゃダメ
エリザベスカラーにも慣れて、更に元気なコポーちゃん。
傷口を舐めようとするので、ドーナツカラーを追加です。
犬は不思議ですね。不便にも、すぐに適応する。
うちの子もカラーを付けたまま、器用にごはんを食べていました。
――前話――
【エリザベスカラー/ドーナツカラー】【避妊手術】
生後半年を過ぎて、そろそろ時期に
ハナちゃんの妹、コポーちゃんの避妊手術のお話。5話連続。
獣医さんが飼い主だと記録が妙に専門的で、それがまた面白い。
避妊手術の、回復の経過が分かります。
元気一杯でいたずら好きのコポーちゃん。
今日はおとなしいんだね。
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この記事は、まとめ読みでも読むことが出来ます。
この記事は、下記の週刊Withdog&Withcatに掲載されています。
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――ハナちゃんの動物病院(犬)・初回の記事です――
【尿石症】
膀胱炎や、尿経路の結石による痛み
膀胱炎などの症状から、発覚します。
場合によっては手術が必要になり、命にかかわることもある怖い病気。
意外に多いし、予兆もあるので、気を付けてあげてください。
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去勢手術について
今日は去勢手術がテーマ。
避妊手術同様に、賛否両論ありますね。
賛成の方は、性ホルモン系の病気予防になるし、やるなら病気になる前にだと――
うちは女の子。
避妊手術は7歳を過ぎ、子供を諦めてからだった。
やはり、判断は飼い主次第。
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ペットの闘病についてのヒント
臨床現場から見た、良い獣医師の選び方
”良い”獣医師選びは、飼い主の責任でもあります。
目的は常に動物の病気を治すこと。
そのために獣医師は何をすべきか?
そう考えると、自然に”良い獣医師”とは何かが分かってきます。
現場を知るからこそ出来るアドバイス。
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出典
※本記事は著作者の許可を得て、下記のブログを元に再構成されたものです。