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【非再生性免疫介在性貧血】11月13日 血液内科専門獣医は何処に?? ~最終検査結果まで(2/6)~【闘病記】

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チョコラッの闘病記 第2章(1/6)
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撮影&文|らぶプー(本記事は2016年に執筆されたものです)

 

この闘病記は

本記事は長期連載の1部。そしてチョコラッは3年目(2019年6月)を迎えて生存中です。
難病であっても希望を持ち続けたいと願う、飼い主の思いで書かれた闘病記です。
初回記事はこちらです。チョコラッの闘病記 1話

こんな方へ:
ペットに貧血の症状が現れ改善しない|非再生性免疫介在性貧血と診断された|治る見込みは?|治療法は?|どんな闘病になるのか心配|免疫系疾患の難しさを実感している|経験者の体験談が聞きたい

 11月13日 PCV(血球容積)の推移

チョコラッはPCV(血球容積)22%辺りを行ったり来たりだったのですが、8日に受けた血液検査では19%。ついに20%を切りました。

PCV(血球容積)が19%
※通常の値は37〜

医師は「直ぐにでも骨髄でキチンと造血がされているか検査したい」とのこと。
全身麻酔が必要なため、後回しになっていた検査ですが、翌日の9日に検査しました。
でも、医師が見る限りでは問題なさそうとか。

来週検査結果が全て出揃いますが、原因不明と言われる可能性が高いと思います。
検査費用だけで10万円もかかったんだが・・・。(・_・;

免疫性〜陽性だけど、それらしき症状ないし。
腹壁ヘルニアも要因とは考えられない。

そうなると、病院を変えてセカンドオピニオンを受ける必要があると思うんです。

専門で言うと血液内科になるらしいのですが、ネットで見る限り、血液内科に特化している、若しくは精通している獣医が見当たらない。

先進医療を駆使した大手術とかと違って、血液検査のデータを見て判断する作業だから、どこの獣医師でも出来ると言うことなんだろうか・・・。

 

 今の病院の規模

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今通ってる病院は結構規模が大きくて、獣医が10人以上いる。
腫瘍科とか外科とかあるけど、血液内科はない。
チョコラッの担当医はリハビリ科。椎間板ヘルニア後、ずっとリハビリ含めてお世話になってきた。

リハビリ科の先生だけど、院長先生が判断出来なかったティアラの結晶を見抜いたし、
私が「歯が悪くて食欲ないみたい」と決めつけて話したのに、「歯じゃなくて貧血です」って直ぐに気付いたし、
かなり優秀な先生なんだろうと思う。

でも、やっぱり、あらゆる検査をして、結果、「分かりません」となると、セカンドオピニオンが必要だよね。

果たしてどこに行けばいいんだ・・・。
ネットで獣医師を探しまくる毎日。

 

 今日の心境は

貧血数値がもうこれ以上下がるとヤバイ。
早く見つけねば。新しい病院。

岡山に一件有名な病院があるらしいけど・・・貧血のチョコラッ抱えて新幹線無理だわな。

窮地に追い込まれている・・・(・_・;

 

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本人はまだまだ元気なのです^ - ^

 

――【非再生性免疫介在性貧血】最終検査結果まで(2/6)・つづく――

文:らぶプー
  ▶らぶプー:他の作品一覧

――次話――

PCV(血球容積)は横ばいの状態。検査結果はまだ出揃わないものの、医師からは入院も含めた今後の治療法の提案が。

――前話(本章の第1話です)――

一応の確定診断。免疫介在性溶血性貧血をネットで調べるたびに、生存率などの現実を突きつけられるのでした。

まとめ読み|チョコラッの闘病記 ②
この記事は、下記のまとめ読みでもご覧になれます。

週刊Withdog&Withcat
この記事は、下記の週刊Withdog&Withcatに掲載されています。

――この連載の最初の記事です――

はじめの症状は食欲不振でした。貧血が判明し、病名を探っていくところからこの闘病記が始まります。闘病記を書く理由についても語られます。

 おすすめの闘病記です

飼い主に委ねられる選択

作者は自身の経験から、闘病に大切なのはタイミングと選択肢だと語ります。
動物は口がきけないので、闘病は飼い主に全てが委ねられますね。

医学書や論文を読むよりも現実的な情報源

愛犬が病気になった時、役に立つ医療情報はなかなか見つかりません。
通り一辺倒だったり、逆に専門的過ぎたり。
どれもこれも、現実的ではないのです。
そんなときには、飼い主が書いた闘病記を読むのが良いでしょう。
動物医療の専門家ではない、普通の飼い主が書いた闘病記が、様々なことを教えてくれるものです。

 出典

※本記事は著作者の許可を得て、下記のブログを元に再構成されたものです。

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