ここは『ハナちゃんの動物病院』(犬版)です。
コポーの避妊手術のお話、3回目です。
コポーはエリザベスカラーが嫌いみたいだけど、慣れてきたのかな?
体を無理やり折り曲げて、傷口を舐めようとします。
そんなに曲げたら、グキッっていっちゃうんじゃないかな? 心配。
「えっ?」
それってハナちゃんが、お歳だからじゃないのかって?
失礼ね。
カラーにも慣れてきたよ
傷保護のためのカラーにも慣れて、元気を取り戻してきたコポー。
頑張って傷口を舐めようとしているので、エリザベスカラーの後ろにドーナツカラー(青いもの)もつけてみました。
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これがドーナツカラーです。
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でもこの後、
こんな風に
また、舐めてしまう。
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さらにがっちり。
水色のドーナツカラーに付け替えました。
気にしがり屋のコポーには参ってしまいます
抜糸までまだまだだね~
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うちの子も避妊手術が終わり、エリカラ生活が始まりました。
慣れないし、不便だし、見ていて、ハラハラします。私達がいるときは、術後服にしようかなと思ってます。抜糸までの2週間のエリカラ生活は、長いですね。
コメントありがとうござました。
ワンちゃん、頑張りましたね!
心配だったでしょうね?
わかります。
私もコポーの手術を、自分でやるのは嫌でしたから。
でも、将来、病気になりやすくなるし、危険度が高くなっての手術はもっと心配です。手術をやらないという選択肢は私にはありませんでした
傷が治れば、いつものようにに戻ります。
コポーは大げさだから2日間は死にそうな顔して、3日目からは傷をひたすら舐めようとし、今はいつもどうりです。
食欲は次の朝からモリモリでした
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コポーちゃん
舐め舐めがまんだよ
もう少しの辛抱だよ
良かったd=(^o^)=b
コメントありがとうございました。
やっといつものコポーに戻ってきました。
傷の痛みより、術後服やカラーがストレスになって凹んでいたようです。
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ハナちゃんママからアドバイス
手術後の傷を気にして、ガンガン舐めてしまう子もいれば、全然気にしない子もいて、いろいろです。
以前に、舐めて傷が開いたりしないように、抜糸しなくて良い術式で手術にした猫ちゃんがいたのですが、念のためにカラーを付けて退院させたら、飼い主さんから「これは、動物虐待だ!!」と、しかられたことがあります。
飼い主さんへの説明不足が原因だったと反省しています。
我々は、いつでも最悪を想定しています。
病院によっても先生によっても、手術のやり方は違いますし、ペットの性格に応じての対処もありますから、ケースバイケースですね。
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【Withdogより】ここでご紹介したのは、病気を疑ってみる初歩的な知識です。もしもご家庭のワンちゃん、ネコちゃんに該当する症状があったら、すぐに動物病院を受診なさってください。
日光どうぶつ病院
ハナちゃんママが獣医さんになった理由は?
ハナちゃんが看板犬になった理由は?
【獣医師が犬を飼うということ】ハナがうちにうちにくるまで
▶ハナちゃんママ:犬 の診察記のご紹介
▶ハナちゃんママ:猫 の診察記のご紹介
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――コポーの避妊手術(3/5)つづく――
――次話――
【エリザベスカラー/ドーナツカラー】【避妊手術】
首の周りが、どんどん大きくなるよ
相変わらず、傷口を舐めるコポーちゃん、ついにカラーはLサイズ。
こんなに大きくなるものなんですね。驚きです。
因みにうちの子も、カラーを付けながら飼い主の布団に入ってきました。
無理やり侵入してくるので、布団を剥されて大変でした。
――前話――
【エリザベスカラー/ドーナツカラー】【避妊手術】
1日たったらすっかり元気
避妊手術から一夜が明けて、元気を取り戻したコポーちゃん。
ガツガツご飯を食べて、傷も問題なし。
そして――
首には、エリザベスカラーが。
――さて、このエリザベスカラーですが、
これからどうなっていくのでしょうか?
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この記事は、まとめ読みでも読むことが出来ます。
この記事は、下記の週刊Withdog&Withcatに掲載されています。
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――この5話シリーズの1話目です――
【エリザベスカラー/ドーナツカラー】【避妊手術】
生後半年を過ぎて、そろそろ時期に
ハナちゃんの妹、コポーちゃんの避妊手術のお話。5話連続。
獣医さんが飼い主だと記録が妙に専門的で、それがまた面白い。
避妊手術の、回復の経過が分かります。
元気一杯でいたずら好きのコポーちゃん。
今日はおとなしいんだね。
――ハナちゃんの動物病院(犬)・初回の記事です――
【尿石症】
膀胱炎や、尿経路の結石による痛み
膀胱炎などの症状から、発覚します。
場合によっては手術が必要になり、命にかかわることもある怖い病気。
意外に多いし、予兆もあるので、気を付けてあげてください。
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去勢手術について
今日は去勢手術がテーマ。
避妊手術同様に、賛否両論ありますね。
賛成の方は、性ホルモン系の病気予防になるし、やるなら病気になる前にだと――
うちは女の子。
避妊手術は7歳を過ぎ、子供を諦めてからだった。
やはり、判断は飼い主次第。
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ペットの闘病についてのヒント
臨床現場から見た、良い獣医師の選び方
”良い”獣医師選びは、飼い主の責任でもあります。
目的は常に動物の病気を治すこと。
そのために獣医師は何をすべきか?
そう考えると、自然に”良い獣医師”とは何かが分かってきます。
現場を知るからこそ出来るアドバイス。
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出典
※本記事は著作者の許可を得て、下記のブログを元に再構成されたものです。