チョコラッの闘病記 第3章(3/16)

本記事は長期連載の1部。そしてチョコラッは3年目(2019年6月)を迎えて生存中です。
難病であっても希望を持ち続けたいと願う、飼い主の思いで書かれた闘病記です。
初回記事はこちらです。チョコラッの闘病記 1話
ペットに貧血の症状が現れ改善しない|非再生性免疫介在性貧血と診断された|治る見込みは?|治療法は?|どんな闘病になるのか心配|免疫系疾患の難しさを実感している|経験者の体験談が聞きたい
2月1日 主治医とのQ&A
今日はまたまたチョコラッの病院です。
診察予定日より早かったから、先生に「どうかされましたか?!」ってビックリされちゃったけど、具合が悪いわけじゃないの。
お薬が足りなくなっちゃって、お薬だけ貰えれば良かったのに、
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受付の人に、
「お薬だけだと保険が適用されない。プレドニンは高いから自己負担で買うより、診察して保険適用させた方がいい」
って言われたから来ただけなのよ。^^;
折角、診察来たから幾つか先生にお伺いしました。
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今のスクワランオイルを塗り続けて様子を見て下さい。
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今のスクワランオイルを塗り続けて様子を見て下さい。
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私からの質問と、それに対する回答はこんな感じでした。
(車椅子は、チョコラッは過去の椎間板ヘルニアで使い始め、鼠径ヘルニアの際も使用したものです。詳しくは別の記事(車椅子犬からのお願い)に書いています)
薬の副作用より食い気?
前回の記事では、
「チョコラッが実は結構歩けるようだけど、歩かない」
と書きました。
本人は歩けない素振りをしているのですが、実際には鼠径ヘルニアの手術前に、かなり近い状態(椎間板ヘルニアの後遺症残り、脚引きずりながら歩く)まで回復ようです。
何故知っているか?
私は、見てしまいました。
チョコラッが猛ダッシュで4本脚で歩き回っているとこを・・・∑(゚Д゚)
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イヤ、良いんです。歩けたんだから。嬉しいことですよね。
でも、その状況がちょっと・・・(・_・;
妹のティアラは牛皮大好物なんだけど、チョコラッは昔から牛皮が大して好きでもない。だから、ティアラに牛皮をあげる日は、チョコラッには代わりに七面鳥のアキレスをあげる。
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でもある日、チョコラッは何を思ったか、自分の七面鳥を食べ終わった途端に、スタスタスタってティアラに寄って行って、「自分の牛皮がない!」って大騒ぎ。
いつも「ママ、抱っこー!!って騒いでますよね、チョコラッさん?」
でも、実は歩けるんだね――って判明(苦笑)
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で、上の話に戻ると、「車椅子要らないね……」と。
先生曰く、プレドニンの副作用で、怠くて動きたくないらしいから、あのときは、オヤツ欲しさに怠いとか忘れちゃったのね、きっと(苦笑)
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病院前にドッグカフェで時間潰し
チョコラッ、病院来すぎだねー
次の血液検査まで、何事もなく、
病院来なくて済むと良いね。
――【非再生性免疫介在性貧血】はじめの半年(3/16)・つづく――
文:らぶプー
▶らぶプー:他の作品一覧
――次話――
血液検査の結果は良好。
医師からは、今後は狂犬病注射も混合ワクチンも打てないと告げられる。
当たり前のことが、そうでなくなると寂しいもの。
しかし、ワクチンは体に負担を掛けるから、高齢や病気だと打たない方が良い。
それはそれで良しとするしかない。
――前話――
治療の効果があり、血液の数値は元気だった頃の値に。
当たり前が嬉しいですね。病気になると。
しかし、別の悩みも。
――歩きたがらない。
怠けているんじゃなく、副作用。
ダルいんですよね。ステロイドを飲んでいると。
うちの子もそうだった。
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この記事は、下記のまとめ読みでもご覧になれます。
この記事は、下記の週刊Withdog&Withcatに掲載されています。
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――この章の最初の記事です――
チョコラッに投与した免疫抑制剤が、成果を上げてきます。
しかし病状が落ち着くと、飼い主には別の悩みが。
――この病気、血栓が出来る率が高い。
予防の薬を飲むべきか?
医師の回答は?
闘病中は、飼い主の悩みが尽きませんね。
――この連載の最初の記事です――
この病気は、自己免疫不全で起きるもの。
自分の免疫が、自分の体を攻撃し始めるのです。
病原菌やウィルスが見つかるわけでもなく、CTやMRIにも病変が映りません。
なんとなく調子が悪い……
病院に行っても原因不明。
しかし、状況は悪化していく。
何故――
チョコラッの闘病記は、そんな飼い主さんの記録です。
まずは病名が確定するまでのお話から。
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車椅子の犬を、見たことがありますか?
思わず、応援したくなりますね。
ところが、物珍しさで声を掛けてくる人もいるようで、飼い主さんは複雑なようです。
影ながら応援が良いのかかな?
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自己免疫不全闘病記
2015年のある日、我が家の愛犬ピーチーを病魔が襲いました。
最初は夏バテかなと思い、次に熱中症を疑いました。
かかりつけの獣医師も、熱中症との診たてでその治療を。
しかしピーチーの状態は悪化の一途。
ただならぬ状態に、未明の救命救急に飛び込み、そこで発覚したのが重度の肝炎でした。
結局後になって、それが自己免疫不全が引き起こしたと分かるのですが、まさか免疫の暴走が劇症肝炎を引き起こすなど、想像もしていませんでした。
劇症肝炎闘病記
愛犬ピーチーは2014年8月16日の早朝6時、救命救急に駆け込みました。
40度を越える高熱。ぐったりとして動けない。
ただごとではないと思いました。
振り返ると、異常を感じたのはその6日前
突然の体の震えと、食欲不振
恐らくそれが前兆だったのでしょう。
ここから、命を賭けた闘病が始まったのでした。
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出典
※本記事は著作者の許可を得て、下記のブログを元に再構成されたものです。