チョコラッの闘病記 第3章(4/16)
本記事は長期連載の1部。そしてチョコラッは3年目(2019年6月)を迎えて生存中です。
難病であっても希望を持ち続けたいと願う、飼い主の思いで書かれた闘病記です。
初回記事はこちらです。チョコラッの闘病記 1話
ペットに貧血の症状が現れ改善しない|非再生性免疫介在性貧血と診断された|治る見込みは?|治療法は?|どんな闘病になるのか心配|免疫系疾患の難しさを実感している|経験者の体験談が聞きたい
2月22日 もう狂犬病注射も、混合ワクチンも打てない
今日は月に一度のチョコラッの血液検査の日。
結果は良好で、お薬はとうとう免疫抑制剤のセルセプト1種類のみになりました。
色々と副作用に悩まされたプレドニンは断薬。
チョコラッはプレドニンの効果が全く得られなかったので、早々と終わりになっただけなんだけど。
今後はほぼ一生セルセプトを飲み続けるみたいです。
原因不明で発病したので、お薬を完全に止めるのは危険みたい。
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あとね、チョコラッはもう今後、狂犬病注射も混合ワクチンも打てないんだって。
免疫の病気だから、免疫に影響するワクチン注射は危険って。
狂犬病は、「病気のため注射を打てません」みたいな書類を医師にもらって、役所に提出するそうです。
注射打てないってことは、ドッグランとか、ワンワン運動会とか、ワクチン証明書の提出を求められる所にはもう行けないんだね。(´・ω・`)
最近は活動的
チョコラッが最近、やたら活動的。
今までワンズはリビングしか行けないようにしてたんだけど、チョコラッに少しでも沢山歩いて欲しくて、廊下もOKにしたら、ウキウキで寝室に向かう。
パパと寝るのが至福のときらしい(笑)
少し模様替えをそして、私のパソコンを和室に移動したら、和室にもウキウキでくるようになった(笑)。膝の上に乗りたくて。
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家の中の歩ける範囲を広げたからと言うよりは、チョコラッ自身の体調が良いんだと思う。きっと副作用で身体が怠くなるプレドニンの減薬と、貧血が治ったことで元気になれたんじやないかな。
チョコラッの病気、非再生性免疫介在性貧血は、徐々に徐々に赤血球が減っていく病気なので、私が病院に連れて行った随分前から、実はジワジワ貧血が進んでいて具合が悪かったんだと思う。
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なんか、活動的じゃなくなったな。歩きたがらないな。食べるの遅くなったなって、色々気付いてはいたんだけど――
歳だからかな? 椎間板ヘルニアで脚悪いから動きたくないのかな?
って、勝手に判断しちゃってたんだよね。
ごめんね
随分長い間、貧血でフラフラだったろうに。
気付けなくてゴメンね、チョコラッ。(T ^ T)
でも、元気になってきて良かった。
この前なんて、おもちゃ箱からおもちゃ引っ張り出して1人で遊んでたよ。
まだまだ若いんだな、チョコラッ^ - ^
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血液検査メモ書き
PCV 41.8
Hb 14.7
次回の血液検査はまた1ヶ月後です。
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これは付き添いで病気に行ったティアラ。
頭に妖怪アンテナ立ってる(笑)
お散歩でしょっちゅう頭から草むらに突っ込むから、
こんなことになるのよね。
――【非再生性免疫介在性貧血】はじめの半年(4/10)・つづく――
文:らぶプー
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――次話――
段々歩けなくなっていた愛犬。
しかし、ふと付くと、ペラペラになっていた大腿の筋肉が、いつの間にか戻ってきていました。
特にリハビリを頑張ったのではないし――
変わった事と言えば、フードをパピー用にしたくらい。
恐るべし、パピーフード!
――前話――
薬をもらいに、予定診察日ではないに日に病院へ。
ついでに先生に、質問をする飼い主。
これ、我が家もやりましたが良いんです。
通常の診察日は聞き忘れもあるし、細かい事が聞けないときもあるから。
それに――
普段から、頻繁に獣医さんと良い付き合いをしておくと、
イザというとき助かったりします。
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この記事は、下記のまとめ読みでもご覧になれます。
この記事は、下記の週刊Withdog&Withcatに掲載されています。
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――この章の最初の記事です――
チョコラッに投与した免疫抑制剤が、成果を上げてきます。
しかし病状が落ち着くと、飼い主には別の悩みが。
――この病気、血栓が出来る率が高い。
予防の薬を飲むべきか?
医師の回答は?
闘病中は、飼い主の悩みが尽きませんね。
――この連載の最初の記事です――
この病気は、自己免疫不全で起きるもの。
自分の免疫が、自分の体を攻撃し始めるのです。
病原菌やウィルスが見つかるわけでもなく、CTやMRIにも病変が映りません。
なんとなく調子が悪い……
病院に行っても原因不明。
しかし、状況は悪化していく。
何故――
チョコラッの闘病記は、そんな飼い主さんの記録です。
まずは病名が確定するまでのお話から。
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思わず、応援したくなりますね。
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自己免疫不全闘病記
2015年のある日、我が家の愛犬ピーチーを病魔が襲いました。
最初は夏バテかなと思い、次に熱中症を疑いました。
かかりつけの獣医師も、熱中症との診たてでその治療を。
しかしピーチーの状態は悪化の一途。
ただならぬ状態に、未明の救命救急に飛び込み、そこで発覚したのが重度の肝炎でした。
結局後になって、それが自己免疫不全が引き起こしたと分かるのですが、まさか免疫の暴走が劇症肝炎を引き起こすなど、想像もしていませんでした。
劇症肝炎闘病記
愛犬ピーチーは2014年8月16日の早朝6時、救命救急に駆け込みました。
40度を越える高熱。ぐったりとして動けない。
ただごとではないと思いました。
振り返ると、異常を感じたのはその6日前
突然の体の震えと、食欲不振
恐らくそれが前兆だったのでしょう。
ここから、命を賭けた闘病が始まったのでした。
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出典
※本記事は著作者の許可を得て、下記のブログを元に再構成されたものです。