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【非再生性免疫介在性貧血】4月1日 ガンマガードの効果 ~はじめの半年(11/16)~【闘病記】@

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チョコラッの闘病記 第3章(11/16)
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撮影&文|らぶプー(本記事は2017年に執筆されたものです)
 
この闘病記は

本記事は長期連載の1部。そしてチョコラッは3年目(2019年6月)を迎えて生存中です。
難病であっても希望を持ち続けたいと願う、飼い主の思いで書かれた闘病記です。
初回記事はこちらです。チョコラッの闘病記 1話

こんな方へ:
ペットに貧血の症状が現れ改善しない|非再生性免疫介在性貧血と診断された|治る見込みは?|治療法は?|どんな闘病になるのか心配|免疫系疾患の難しさを実感している|経験者の体験談が聞きたい

 4月1日 PCV(血球容積)が上がりました

チョコラッの血液検査行ってきました。

下がり続けてたPCVが上がった!!(*゚▽゚*)

PCV(血球容積)26.9%
※通常の値は37〜
RETIC 455.4

PCVは、前回19→26.9% 
RETICはなんとなんと、前回46.2→455.4!!

PCVは血球容積。貧血の度合いが分かります。 
RETICは赤血球の赤ちゃんなので、数日後にPCVが更に上がる可能性が高いです。
(病気で赤血球が赤ちゃんのまま破壊されてしまいPCVが上がらないこともあります)

入院点滴したガンマガードが効いてくれた!!

でもガンマガードは一時的にしか効果がないので、ガンマガードの効果が残ってるうちに、新しく始めたアトピカが効いてくれることを祈るばかり。

アトピカの効果が出るのは2週間〜1ヶ月。
ガンマガードが1ヶ月も効くかは分からない。

1ヶ月待ってもアトピカがチョコラッには合わず、効果ありませんでしたとなると、かなりキビシイ。

本当に毎日が綱渡りみたいな病気との闘い。
大量に薬飲まされて、チョコラッは歩くこともままならず、ただただしんどくて寝てます。(;_;)

可哀想です。
致死率がかなり高い病気。
延命治療はしないと、決めてます。

でも、今はまだ、良くなる可能性があるから。
今は本当に辛いけど「治療が上手くいけば!」という思いで、毎日乗り越えてます。

アトピカさえ効果を発揮してくれて安定すれば、副作用の多いプレドニン減薬出来るかもしれない。

この花は、主人からもらったもの
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チョコラッにおすそわけです。

 

 公園で作り笑い

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公園には桜が咲き始めました。

まだまだ蕾が多いですが、今にも咲きそうな蕾も結構好きなので、写真を撮っちゃいました。

ココは既に葉っぱが出てる。
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満開になる前に葉っぱが出るのはなんなんだろう?

この公園散歩してると、ある苦手なおばさんに8割の確率で出会う。

チョコラッに輸血してくれる子を探しているときに、声をかけてしまったのが始まりで、会う度に容態を聞かれ、大学病院を勧められる。

私は病名すら話してないんだけどね。

「こちらにも大学病院に行かない事情ってもんがあるんですよ」
と言いたいけど、言えずに作り笑いで去る私。

他人の畑にやたら踏み込んでくる人、苦手だわ。
と、ちょっと愚痴っちゃった。すみません。^^;

 

――【非再生性免疫介在性貧血】はじめの半年(11/16)・つづく――

文:らぶプー
  ▶らぶプー:他の作品一覧

――次話――

ガンマガードの効果が薄れてきました。
当初は効果的だったのですが予想していた通り、それは一時的なものでした。
あとは免疫抑制剤の効果待ち。

免疫を下げるのに一生懸命というのが、免疫系疾患のおかしなところです。
下がって喜ぶのって、――当事者にとっては複雑な気持ち。

――前話――

人間用のガンマガードは幸い効果があり、チョコラッ退院。
――とは言うものの、元気になったからでなくて一旦退院です。
飼主は祈るような気持ちです。

因みに、本話で登場する免疫抑制剤『アトピカ』は、
本話に書かれているように本当に大きい。

まとめ読み|チョコラッの闘病記 ④
この記事は、下記のまとめ読みでもご覧になれます。

週刊Withdog&Withcat
この記事は、下記の週刊Withdog&Withcatに掲載されています。

――この章の最初の記事です――

チョコラッに投与した免疫抑制剤が、成果を上げてきます。
しかし病状が落ち着くと、飼い主には別の悩みが。
――この病気、血栓が出来る率が高い。
予防の薬を飲むべきか?
医師の回答は?
闘病中は、飼い主の悩みが尽きませんね。

――この連載の最初の記事です――

この病気は、自己免疫不全で起きるもの。
自分の免疫が、自分の体を攻撃し始めるのです。
病原菌やウィルスが見つかるわけでもなく、CTやMRIにも病変が映りません。
なんとなく調子が悪い……
病院に行っても原因不明。
しかし、状況は悪化していく。
何故――

チョコラッの闘病記は、そんな飼い主さんの記録です。
まずは病名が確定するまでのお話から。

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自己免疫不全闘病記

2015年のある日、我が家の愛犬ピーチーを病魔が襲いました。
最初は夏バテかなと思い、次に熱中症を疑いました。
かかりつけの獣医師も、熱中症との診たてでその治療を。

しかしピーチーの状態は悪化の一途。
ただならぬ状態に、未明の救命救急に飛び込み、そこで発覚したのが重度の肝炎でした。
結局後になって、それが自己免疫不全が引き起こしたと分かるのですが、まさか免疫の暴走が劇症肝炎を引き起こすなど、想像もしていませんでした。

劇症肝炎闘病記

愛犬ピーチーは2014年8月16日の早朝6時、救命救急に駆け込みました。
40度を越える高熱。ぐったりとして動けない。
ただごとではないと思いました。

振り返ると、異常を感じたのはその6日前
突然の体の震えと、食欲不振
恐らくそれが前兆だったのでしょう。
ここから、命を賭けた闘病が始まったのでした。

 出典

※本記事は著作者の許可を得て、下記のブログを元に再構成されたものです。

 

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