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【非再生性免疫介在性貧血】4月10日 もしかしたら調子いいかも ~はじめの半年(13/16)~【闘病記】@

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チョコラッの闘病記 第3章(13/16)
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撮影&文|らぶプー(本記事は2017年に執筆されたものです)
 
この闘病記は

本記事は長期連載の1部。そしてチョコラッは3年目(2019年6月)を迎えて生存中です。
難病であっても希望を持ち続けたいと願う、飼い主の思いで書かれた闘病記です。
初回記事はこちらです。チョコラッの闘病記 1話

こんな方へ:
ペットに貧血の症状が現れ改善しない|非再生性免疫介在性貧血と診断された|治る見込みは?|治療法は?|どんな闘病になるのか心配|免疫系疾患の難しさを実感している|経験者の体験談が聞きたい

 4月10日 吠える声がやたら元気

今週の天気予報。
《今日だけ晴れで、あと全部曇り!》
とのこと。

「桜の写真も今日で撮り納めだな」
そう思ってと外に出たら――
今日も曇ってるじゃん!!( ´△`)

なんだよ〜
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でも満開だから、
あっちもこっちも撮りまくりました。

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今日ね、ご近所さんがお引っ越しされてるの。
外から知らない音が聞こえると、チョコラッは、ワンワン吠えちゃうんだけど、その声がやたら元気。

先日貧血が酷かったときは、雷がなっても、いつもみたいにあまり吠えられなかったのに。

きっと、しんどくて騒げなかったんだろうね。

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 歯茎の色はピンク色

今日はやたらと番犬気取りでワンワンやってるから、歯茎の色確かめたら・・・

結構ピンクじゃない??(゚ω゚)
え?!アトピカって最低2週間経たないと効かないんじゃないの??
まだ11日だけど!!

効いてきたと思って喜んでいいの?!

また前回みたいに、数値が再び悪化することも充分あり得るから、
ぬか喜びしたくないけど――
今月が一つのヤマって感じだったから、
ここはひとつ乗り越えられたんだとしたら、嬉しい。

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Withcat 追記
アトピカは即効性を示す場合があります。
筆者の愛犬ピーチーが、ステロイド剤の効果が薄れた際に、アトピカを処方したところ、1日目から効果があり、3日程で元通りに元気になりました。
獣医師に「即効性があるのですか?」と訊ねたところ、『可能性は大いにあり』との回答でした。
アトピカの主成分である、シクロスポリンの血中濃度が ”安定” するまでに3週間かかるとされており、効果の発現と血中濃度の安定には、タイムラグがあるとおもわれます。

 

――【非再生性免疫介在性貧血】はじめの半年(13/16)・つづく――

文:らぶプー
  ▶らぶプー:他の作品一覧

――次話――

チョコラッ、体調は回復してきたように見えるのですが、
免疫抑制剤のシクロスポリン濃度はまだ上がってきません。
不安な中で、愛犬を載せたバギーと共に電車で病院へ。

――バギーで電車に乗るのは大変――
うちでも数回やりましたが、精神的に大変。
ジロジロ好奇の目で見られるんですよねえ。

――前話――

ガンマガードの効果が薄れてきました。
当初は効果的だったのですが予想していた通り、それは一時的なものでした。
あとは免疫抑制剤の効果待ち。

免疫を下げるのに一生懸命というのが、免疫系疾患のおかしなところです。
下がって喜ぶのって、――当事者にとっては複雑な気持ち。

まとめ読み|チョコラッの闘病記 ⑤
この記事は、下記のまとめ読みでもご覧になれます。

週刊Withdog&Withcat
この記事は、下記の週刊Withdog&Withcatに掲載されています。

――この章の最初の記事です――

チョコラッに投与した免疫抑制剤が、成果を上げてきます。
しかし病状が落ち着くと、飼い主には別の悩みが。
――この病気、血栓が出来る率が高い。
予防の薬を飲むべきか?
医師の回答は?
闘病中は、飼い主の悩みが尽きませんね。

――この連載の最初の記事です――

この病気は、自己免疫不全で起きるもの。
自分の免疫が、自分の体を攻撃し始めるのです。
病原菌やウィルスが見つかるわけでもなく、CTやMRIにも病変が映りません。
なんとなく調子が悪い……
病院に行っても原因不明。
しかし、状況は悪化していく。
何故――

チョコラッの闘病記は、そんな飼い主さんの記録です。
まずは病名が確定するまでのお話から。

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自己免疫不全闘病記

2015年のある日、我が家の愛犬ピーチーを病魔が襲いました。
最初は夏バテかなと思い、次に熱中症を疑いました。
かかりつけの獣医師も、熱中症との診たてでその治療を。

しかしピーチーの状態は悪化の一途。
ただならぬ状態に、未明の救命救急に飛び込み、そこで発覚したのが重度の肝炎でした。
結局後になって、それが自己免疫不全が引き起こしたと分かるのですが、まさか免疫の暴走が劇症肝炎を引き起こすなど、想像もしていませんでした。

劇症肝炎闘病記

愛犬ピーチーは2014年8月16日の早朝6時、救命救急に駆け込みました。
40度を越える高熱。ぐったりとして動けない。
ただごとではないと思いました。

振り返ると、異常を感じたのはその6日前
突然の体の震えと、食欲不振
恐らくそれが前兆だったのでしょう。
ここから、命を賭けた闘病が始まったのでした。

 出典

※本記事は著作者の許可を得て、下記のブログを元に再構成されたものです。

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