チョコラッの闘病記 第3章(15/16)
本記事は長期連載の1部。そしてチョコラッは3年目(2019年6月)を迎えて生存中です。
難病であっても希望を持ち続けたいと願う、飼い主の思いで書かれた闘病記です。
初回記事はこちらです。チョコラッの闘病記 1話
ペットに貧血の症状が現れ改善しない|非再生性免疫介在性貧血と診断された|治る見込みは?|治療法は?|どんな闘病になるのか心配|免疫系疾患の難しさを実感している|経験者の体験談が聞きたい
4月19日 主治医は採血が上手い
なんだか、チョコラッが元気。\\٩( 'ω' )و //
貧血だからお外はずっとバギーで、歩かせていない。
代わりに、家の中の廊下を自由に歩ける様にしてあるんだけど、後ろ脚上手く使えないながらにも、廊下を行ったり来たりよく歩いてる。
貧血数値が下がると、全く歩きたがらなくなるからね。
そういう意味で、次回の血液検査は期待できそう。
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あとね、昨日、すっごい久々にティアラとプロレスゴッコをドッタンバッタンやってた。^^;
トドメにティアラにドロップキックされて、チョコラッ怒りまくってたけど^^;
プロレスゴッコも、かなり数値上がらないとやらないからね、調子良いんだろうな。歯茎は薄っすらピンクだから、基準値ギリギリくらいかも。
アトピカの効果が出てきたんだとしたら嬉しいけど、どうかなー。
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次回の血液検査は土曜日。
ほぼ毎週血液検査してて、いつも思うこと。
先生、採血うまっ!
人と違ってわんこは毛があるから、血管分り辛いと思うんだけど、いつも首からサッと採血。
チョコラッも鳴いたりしないで大人しくしてるから、大して痛くもないのかな?
この前、先生ボソっと「チョコラッちゃん血管細いんだよなー」なんて言ってたけど、やっぱり一発でサッと採血。スゴイなー。٩( 'ω' )و
病気が一つでないから難しい
今日はお散歩日和で、桜並木もすっかり新緑!
チョコラッもなんだかご機嫌だったから、久々に歩くかなぁ?と思ってバギーから降ろしたら・・・不服そう^^;
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チョコラッって、パピーちゃんの頃からずっと散歩嫌いなのよね。
歩かない!ってゴネるチョコラッと何度引っ張りあったことやら。(^_^;)
今は貧血だから、引っ張らず、そのまままたバギーへ。
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海も今日は青くてキレイだったよ〜。( ´ ▽ ` )
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チョコラッをバギーに乗せてると、犬好きさんに「どうしたの?」と聞かれることが多く、以前は「椎間板ヘルニアで脚が悪くて」って答えてたけど、今はちょっと面倒くさい。
病気が1つではなくなったからね。
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「椎間板ヘルニアで、貧血で、ついでもって会陰ヘルニアです」とか言うのもなんだから、結局「椎間板ヘルニアです」とだけ言うようにしてるけど、本当はそれだけじゃないから、なんか後味悪い。
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病気は1つだけでも大変なのに、色々重なると可哀想(>_<)
鼠径ヘルニアを再発し易い時期に入って来てるから、そっちも気をつけなきゃ。
――【非再生性免疫介在性貧血】はじめの半年(15/16)・つづく――
文:らぶプー
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――次話――
本シリーズ(クール)の最終話です。
血液検査の結果は良好。
免疫抑制剤の効果が出て来た?
生命の危機を、また一つ乗り越えた?
今の医療では完治する病気でないけれど、それでもほっと一息の飼い主でした。
――前話――
チョコラッ、体調は回復してきたように見えるのですが、
免疫抑制剤のシクロスポリン濃度はまだ上がってきません。
不安な中で、愛犬を載せたバギーと共に電車で病院へ。
――バギーで電車に乗るのは大変――
うちでも数回やりましたが、精神的に大変。
ジロジロ好奇の目で見られるんですよねえ。
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この記事は、下記のまとめ読みでもご覧になれます。
この記事は、下記の週刊Withdog&Withcatに掲載されています。
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――この章の最初の記事です――
チョコラッに投与した免疫抑制剤が、成果を上げてきます。
しかし病状が落ち着くと、飼い主には別の悩みが。
――この病気、血栓が出来る率が高い。
予防の薬を飲むべきか?
医師の回答は?
闘病中は、飼い主の悩みが尽きませんね。
――この連載の最初の記事です――
この病気は、自己免疫不全で起きるもの。
自分の免疫が、自分の体を攻撃し始めるのです。
病原菌やウィルスが見つかるわけでもなく、CTやMRIにも病変が映りません。
なんとなく調子が悪い……
病院に行っても原因不明。
しかし、状況は悪化していく。
何故――
チョコラッの闘病記は、そんな飼い主さんの記録です。
まずは病名が確定するまでのお話から。
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思わず、応援したくなりますね。
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自己免疫不全闘病記
2015年のある日、我が家の愛犬ピーチーを病魔が襲いました。
最初は夏バテかなと思い、次に熱中症を疑いました。
かかりつけの獣医師も、熱中症との診たてでその治療を。
しかしピーチーの状態は悪化の一途。
ただならぬ状態に、未明の救命救急に飛び込み、そこで発覚したのが重度の肝炎でした。
結局後になって、それが自己免疫不全が引き起こしたと分かるのですが、まさか免疫の暴走が劇症肝炎を引き起こすなど、想像もしていませんでした。
劇症肝炎闘病記
愛犬ピーチーは2014年8月16日の早朝6時、救命救急に駆け込みました。
40度を越える高熱。ぐったりとして動けない。
ただごとではないと思いました。
振り返ると、異常を感じたのはその6日前
突然の体の震えと、食欲不振
恐らくそれが前兆だったのでしょう。
ここから、命を賭けた闘病が始まったのでした。
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出典
※本記事は著作者の許可を得て、下記のブログを元に再構成されたものです。