チョコラッの闘病記 第4章(8/22)
本記事は長期連載の1部。そしてチョコラッは3年目(2019年6月)を迎えて生存中です。
難病であっても希望を持ち続けたいと願う、飼い主の思いで書かれた闘病記です。
初回記事はこちらです。チョコラッの闘病記 1話
ペットに貧血の症状が現れ改善しない|非再生性免疫介在性貧血と診断された|治る見込みは?|治療法は?|どんな闘病になるのか心配|免疫系疾患の難しさを実感している|経験者の体験談が聞きたい
7月5日 1ヶ月ぶりの血液検査 - 結果は横這い
今日は1ヶ月ぶりのチョコラッの血液検査。
結果は横這い。
(基準値37.3〜61.7)
RETIC 5.4(前々)→6.5(今回)
(基準値10.0〜110.0)
色々検査項目あるんだけど、チョコラッの血液検査で特に気にしてる値がこの2つ。
PCV(血球容積)は下がったけどギリ基準値内。
RETIC(網赤血球数)は上がったけど基準値に満たず。
●
アトピカが効いているから、ギリ基準値の値を保っていられるんだろうけど・・・
効いているなら何故右肩上がりに良くならない??
薬は変えずに1ヶ月後に再検査。
○ プレドニンの副作用でお腹の筋肉がかなり薄くなっている
→気を付けないと圧迫排尿で鼠径ヘルニア再発の可能性大
○プレドニンの副作用で毛量が減ってる
○尿の比重が前回・今回と続けて低い
・本日1.018(基準値1.030以上)
・プレドニンの副作用で多飲多尿のためと思われる。
○次回からプレドニン減量予定
こんな感じでした。
横這いだけど悪化してないし、最近のチョコラッは元気一杯だから良しとしよう。
うん。
最近、先生への態度が変わってきた
なんかね、今まではかなり頻繁に病院に通ってたのに、今回1ヶ月空いたせいか、チョコラッの態度が違った・・・
今までは、先生大好き!好き!好き!(*゚▽゚*)って感じで毎回診察受けてたのに、
今日は、触らないでよー!やめてよー!( ̄^ ̄)って感じで先生も困惑(・_・;
チョコラッ、先生のこと忘れちゃった??
●
帰ってきて仲良くお写真
はい。上と下。何が違うでしょうか?
▼
▼
▼
答えはね、目力
●
上はオヤツなし写真。
下はオヤツ見せられながらの写真。
笑っちゃうけど、一時期はチョコラッ食欲なかったもんね。
オヤツもゴハンもガッつけるくらい元気になって良かったね。
●
そしてこれは、公園の紫陽花
だいぶ色付いたね^ - ^
●
いつも応援と温かい見守りを、本当にありがとうございます╰(*´︶`*)╯♡
――【非再生性免疫介在性貧血】1年生存率5割って(8/22)・つづく――
文:らぶプー
▶らぶプー:他の作品一覧
――次話――
チョコラッが10歳の誕生日。
今まで何度も奇跡を起こして、危機を切り抜けてきた子。
でも、非再生性免疫介在性貧血では、本当に死ぬかと思った。
これからも奇跡は起こるよ、何度でも。
七夕生まれのラッキーガール!
これからも楽しく過ごそうね。
――前話――
次の血液検査を目前にして、最近、増々可愛くなったチョコラッ。
調子もよさそうだし、恐らく検査結果も基準値内にと期待します。
闘病には大きな波と、小さな波があって、飼い主はその都度喜んだり嘆いたり。
完治する病気ではないから、少しで長く安定してくれることを願います。
どうか、良い日が続きますように。
●
この記事は、下記のまとめ読みでもご覧になれます。
この記事は、下記の週刊Withdog&Withcatに掲載されています。
●
――この章の最初の記事です――
血液検査の結果は良くない。薬の効果がなかなか安定しない。
有効成分の血中濃度と効果はまた別だし、医師もまだ正確な判断が出来ない。
体調が良いのは救いなのだけれど……
頭の中を、不安がグルグル回る。
――この連載の最初の記事です――
この病気は、自己免疫不全で起きるもの。
自分の免疫が、自分の体を攻撃し始めるのです。
病原菌やウィルスが見つかるわけでもなく、CTやMRIにも病変が映りません。
なんとなく調子が悪い……
病院に行っても原因不明。
しかし、状況は悪化していく。
何故――
チョコラッの闘病記は、そんな飼い主さんの記録です。
まずは病名が確定するまでのお話から。
●
ステロイド、免疫抑制剤の闘病記
ステロイドの減薬|体験談と闘病記
ステロイド剤は一般的な薬であるにも関わらず、必要以上に嫌われているように感じます。その原因として、適切な使用方法が行われておらず、そのために無用の副作用を被る場合が多いのだと想像できます。
実際に飼い主さんたちが書いた体験談(闘病記)を読むと、動物医療の専門家である獣医師でさえ、ステロイド剤の功罪を良く知らないで使っている場合が多いように思えるのです。
免疫抑制剤|体験談と闘病記
愛犬ピーチーの体験談、今回は免疫抑制剤です。
ステロイド剤から免疫抑制剤への切替は簡単ではありませんでした。
今回はその難しさの実例を。
犬の原因不明の病気の影には、自己免疫不全があるように思います。
実は多くの犬が、無縁でないのでは?
●
出典
※本記事は著作者の許可を得て、下記のブログを元に再構成されたものです。