チョコラッの闘病記 第4章(10/22)
本記事は長期連載の1部。そしてチョコラッは3年目(2019年6月)を迎えて生存中です。
難病であっても希望を持ち続けたいと願う、飼い主の思いで書かれた闘病記です。
初回記事はこちらです。チョコラッの闘病記 1話
ペットに貧血の症状が現れ改善しない|非再生性免疫介在性貧血と診断された|治る見込みは?|治療法は?|どんな闘病になるのか心配|免疫系疾患の難しさを実感している|経験者の体験談が聞きたい
7月18日 ワクチン&狂犬病注射打てない
以前にも書いたことなのですが、我が家のチョコラッは病気のために、ワクチン注射を打つことができず、美容院に行けません。
ワクチン&狂犬病注射打てない=トリミングに行けない。
つまり、今年はサマーカットをしてもらえないということです。
犬は狂犬病予防注射と混合ワクチンを接種していない場合は、サービスを受けられないのが一般的です。
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今から毎日ブラッシングで余計な毛を落としてますが、とにかく毛量の多い子なので、自宅でサマーカットしないとダメかもー(>_<)
と覚悟をしていました。バリカンもあるし(人用だけど)――
でもね、予想外なことに、プレドニンの副作用で毛量が減り、今のところあまり暑くない様子。
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お散歩も日の出前に行くし。
帰ってきたらずっと28℃設定のクーラーの部屋。
今年は猛暑だから、私自身も最低限の外出しかしたくなく、ドッグカフェだのランだのお出かけしないし。
サマーカットなしでいけるんじゃない??と言う嬉しい誤算。
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扉のお写真じゃ、毛量までは分からないかなぁ?
ティアラに比べると本当に毛が多い子だったから、主人には「モジャ公」と呼ばれているチョコラッ。(笑)
ティアラはサマーカットしたことない。
元々、毛量少ないからね。
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これはティアラ
今日も元気にウサギさんを仕留めてます。^ - ^
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ウサギさんブームが止まらず、こればっかりで遊んでる。
ママから奪い取り、仕留めると言う一連の遊びが
楽しくて仕方ないみたい。(笑)
最近靴下を履かせています
そしてチョコラッは、今日から靴下を履いております。
靴を履かせるとアザラシみたいにしか歩けないなら、常に履いてたら慣れるんじゃないの??と思いまして。
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靴は圧迫が強いので、ゆるめの靴下でトライ
今のとこ、ちゃんと歩いたり、アザラシになったりマチマチです。
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上のお写真、結構お腹出てますよね??
後ろ脚の筋肉が衰えてペラペラなのに、体重維持を医者が求めるもんだから、
脚に付くはずのお肉が、お腹に付いて仕方ないの。
足の筋肉なく、お腹が重いから、益々歩くの大変。(´・ω・`)
足の筋肉減った分、体重は減らしても良いのでは??と思いますが、どうなんでしょうね。
――【非再生性免疫介在性貧血】1年生存率5割って(10/22)・つづく――
文:らぶプー
▶らぶプー:他の作品一覧
――次話――
ずっと体調がよかったチョコラッ。
しかし血液検査の結果、また貧血の状態になっていました。
難病で、完治することはない。
免疫抑制剤の効果も、いつまで続くかわかりません。
でも、この病気でも元気に長生きする子も沢山いる。
出来ることをやっていこう――
――前話――
チョコラッが10歳の誕生日。
今まで何度も奇跡を起こして、危機を切り抜けてきた子。
でも、非再生性免疫介在性貧血では、本当に死ぬかと思った。
これからも奇跡は起こるよ、何度でも。
七夕生まれのラッキーガール!
これからも楽しく過ごそうね。
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この記事は、下記のまとめ読みでもご覧になれます。
この記事は、下記の週刊Withdog&Withcatに掲載されています。
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――この章の最初の記事です――
血液検査の結果は良くない。薬の効果がなかなか安定しない。
有効成分の血中濃度と効果はまた別だし、医師もまだ正確な判断が出来ない。
体調が良いのは救いなのだけれど……
頭の中を、不安がグルグル回る。
――この連載の最初の記事です――
この病気は、自己免疫不全で起きるもの。
自分の免疫が、自分の体を攻撃し始めるのです。
病原菌やウィルスが見つかるわけでもなく、CTやMRIにも病変が映りません。
なんとなく調子が悪い……
病院に行っても原因不明。
しかし、状況は悪化していく。
何故――
チョコラッの闘病記は、そんな飼い主さんの記録です。
まずは病名が確定するまでのお話から。
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ステロイド、免疫抑制剤の闘病記
ステロイドの減薬|体験談と闘病記
ステロイド剤は一般的な薬であるにも関わらず、必要以上に嫌われているように感じます。その原因として、適切な使用方法が行われておらず、そのために無用の副作用を被る場合が多いのだと想像できます。
実際に飼い主さんたちが書いた体験談(闘病記)を読むと、動物医療の専門家である獣医師でさえ、ステロイド剤の功罪を良く知らないで使っている場合が多いように思えるのです。
免疫抑制剤|体験談と闘病記
愛犬ピーチーの体験談、今回は免疫抑制剤です。
ステロイド剤から免疫抑制剤への切替は簡単ではありませんでした。
今回はその難しさの実例を。
犬の原因不明の病気の影には、自己免疫不全があるように思います。
実は多くの犬が、無縁でないのでは?
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出典
※本記事は著作者の許可を得て、下記のブログを元に再構成されたものです。