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【非再生性免疫介在性貧血】8月27日 1日4回のお薬タイム ~1年生存率5割って(17/22)~【闘病記】@

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チョコラッの闘病記 第4章(17/22)
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撮影&文|らぶプー(本記事は2017年に執筆されたものです)
 
この闘病記は

本記事は長期連載の1部。そしてチョコラッは3年目(2019年6月)を迎えて生存中です。
難病であっても希望を持ち続けたいと願う、飼い主の思いで書かれた闘病記です。
初回記事はこちらです。チョコラッの闘病記 1話

こんな方へ:
ペットに貧血の症状が現れ改善しない|非再生性免疫介在性貧血と診断された|治る見込みは?|治療法は?|どんな闘病になるのか心配|免疫系疾患の難しさを実感している|経験者の体験談が聞きたい

 8月27日 最近はお薬タイムが1日4回

昨晩寝てたら、チョコラッがなんか騒ぎ出したと思ったら、遠くで花火の音が。_| ̄|○
雷と花火が怖くて仕方ないチョコラッ。

もうさすがにこれが今年最後の花火大会かな?

扉の写真は、夜中に「花火怖い!!」と散々騒いだくせに、朝二度寝してるチョコラッ。脚があまりにもお行儀良く揃ってたから、思わずパシャリ(笑)

最近はチョコラッのお薬タイムが1日4回なので、ちょっと大変。
食後のお薬(プレドニン他)2回と、食前のお薬(アトピカ)2回があるからね、あまり長時間出かけられない。
出かける用事も別にないから良いんだけどね。(^-^;

お薬の時間をウッカリ忘れるってことはないよ
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ティアラがまだぁ?まだぁ?
ってうるさいから(^-^;

食後のお薬は、ゴハンに混ぜちゃうからゴハンタイム。
食前のお薬は、少しの缶詰ゴハンで包んで食べさせるからオヤツタイムみたいなもの。
ティアラも缶詰ゴハンおこぼれもらえるから、待ち遠しくて堪らないの(笑)

 

 薬を飲んだフリ

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日付は変わって――

このブログを書いている私の右横から、強い視線を感じます・・・
「散歩の時間過ぎてますけど」と不満炸裂のティアラ(・_・;

今日は台風だから、さすがに無理だってば。
ティアラなんか強風で吹っ飛んじゃうからね!!

さっき、ソファーで白い粒発見。
よくよく見ると・・・薬!
チョコラッ、また薬吐き出したなっ!!o(`ω´ )o

チョコラッ具合が良いときはお薬もペロリなんだけど、貧血が進んでくるとお薬を食べ残すので、チーズ味のジェル「おくすりちょーだい(犬用)」で包んであげる。

な・の・に!
食べたフリしてお口の中に入れといて、私の目を盗んでプッて吐き出してしまう。o(`ω´ )o

これで2回目。1回目はチョコラッのお布団掃除してて発見!!
お食事+お薬の後に、歯磨き粉(ハタ乳酸菌)と胃薬の粉を混ぜたものをペロペロするのね。

ペロペロしてる間中ずっと、お薬を口の中に含んでるのかしら?
早く飲み込めば良いのにおバカさん!

チョコラッはお薬飲まないと貧血で死んじゃうから、しっかり見張ってないとだわ。

お薬残すってことは貧血進んでるかも。(´;ω;`)
歯茎若干白っぽい。でも元気!
もうすぐ血液検査です。

お薬マズイんだもん・・・byチョコラッ
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今晩は花火はないよ
ゆっくり寝られますように^ - ^

 

――【非再生性免疫介在性貧血】1年生存率5割って(17/22)・つづく――

文:らぶプー
  ▶らぶプー:他の作品一覧

――次話――

血液検査の結果は横這いを保っています。
免疫抑制剤の処方を増やしたことが良かったらしい。
――ところで
犬が薬を飲んだふりをして、あとで吐き出すのはアリアリなのだとか。
うちもやりました。
時々、気付くと床に落ちていて――
アリアリなのか~

――前話――

悪くなっていないだけでありがたい。
安堵する飼い主。
しかし――
免疫抑制剤の処方量2倍ということは、免疫力は更に下がっているということ。
病気になりやすい体なって喜ぶのは、複雑です。

まとめ読み|チョコラッの闘病記 ⑨
この記事は、下記のまとめ読みでもご覧になれます。

週刊Withdog&Withcat
この記事は、下記の週刊Withdog&Withcatに掲載されています。

――この章の最初の記事です――

血液検査の結果は良くない。薬の効果がなかなか安定しない。
有効成分の血中濃度と効果はまた別だし、医師もまだ正確な判断が出来ない。
体調が良いのは救いなのだけれど……
頭の中を、不安がグルグル回る。

――この連載の最初の記事です――

この病気は、自己免疫不全で起きるもの。
自分の免疫が、自分の体を攻撃し始めるのです。
病原菌やウィルスが見つかるわけでもなく、CTやMRIにも病変が映りません。
なんとなく調子が悪い……
病院に行っても原因不明。
しかし、状況は悪化していく。
何故――

チョコラッの闘病記は、そんな飼い主さんの記録です。
まずは病名が確定するまでのお話から。

 ステロイド、免疫抑制剤の闘病記

ステロイドの減薬|体験談と闘病記

ステロイド剤は一般的な薬であるにも関わらず、必要以上に嫌われているように感じます。その原因として、適切な使用方法が行われておらず、そのために無用の副作用を被る場合が多いのだと想像できます。

実際に飼い主さんたちが書いた体験談(闘病記)を読むと、動物医療の専門家である獣医師でさえ、ステロイド剤の功罪を良く知らないで使っている場合が多いように思えるのです。

免疫抑制剤|体験談と闘病記

愛犬ピーチーの体験談、今回は免疫抑制剤です。
ステロイド剤から免疫抑制剤への切替は簡単ではありませんでした。
今回はその難しさの実例を。
犬の原因不明の病気の影には、自己免疫不全があるように思います。
実は多くの犬が、無縁でないのでは?

 出典

※本記事は著作者の許可を得て、下記のブログを元に再構成されたものです。

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