犬を飼うということ

Withdog 犬と飼い主の絆について

【下痢】【軟便】これまでの経過と下痢に関する考察 〜軽視しては駄目。お腹を壊すこと(3/3)~

f:id:riro-chihuahua:20181126031114j:image文:Rikka

連載の3話目、最終話です。
今回は我が家の愛犬・六花(ロッカ)の下痢の経過に関してまとめます。

最近の、六花の症状はかなり落ち着いて来ました。
以下、記録ノートから主な経過を拾いました。

記録ノートより抜粋
10/19 夜一度排便してご飯後に下痢気味
   食欲はあり 元気
  【処方】キューテック倍量投与→翌日には改善
11/15 朝起きて 一度排便 正常 朝食後また排便 下痢気味
   便出始めは正常 食欲あり 元気
  【処方】ミヤリサン二錠とキューテック通常量投与→夜には改善。

やはり、キューテックを常用していても、月に1回は下痢や軟便気味になる様です。

 

f:id:riro-chihuahua:20181126150537j:image

六花のためになるよう、最近下痢に関して情報を集めをしています。

犬の下痢は小腸と大腸、どちらの器官で起きるかによって、症状は違ってくるようです。以下にそれをまとめます。

小腸性下痢の特徴
●食べ物を消化吸収したりする役割があるのが小腸
●1回の便の量は多くなるが、便の回数はさほど変わらないことが多い。
●形は軟便から水様便まで様々
●小腸に出血がある際は便の色が黒っぽくなることがあり
●長引くと体重が減ることあり
●嘔吐を伴うと体が脱水しやすく、重症化することがある
大腸性下痢の特徴
●水分吸収の役割があるのが大腸
●1回の便の量は普段と同じか少なめになり、回数は頻回。
●排便の姿勢をとっても便が出ない「しぶり」が見られることもあり。
●便の形は軟便で粘液が混ざることも多く、ゼリー状の便が出る場合も。
●大腸で出血がある時は明るい赤色の血便が見られ、体重の減少などはあまり起こらない。

六花はどちらかというと、当てはまるのは小腸性の下痢でしょうか。

以前に龍馬が下痢した際は、便回数が一気にふえ、しぶりあり、粘膜状及び血が混ざってきましたのでこちらは大腸性の下痢だったのでしょう。

 

f:id:masami_takasu:20181204021917j:plain

ネットで犬の下痢に関して調べると、絶食が良い対処方法として書いてありる記事を良く見かけます。しかし最近、絶食は『安易にやるものではない』と書かれてる文献を目にしました。

今まで下痢に関して色々な病院に行ったり、時にはネット上で相談できる場所などにも見解をお伺いしましたが、自分でももう少し知識が欲しいと思って情報を探したところ、下記のような資料を見つけました。

『ペット栄養学会』というところの解説文になります。

これは専門家用なので、難しい内容も多いですが、下痢の種類、対処方法、治療方法などがよく分かりました。

ネット上で誰でも閲覧可なので、興味ある方はご一読されると良いと思います。
ただし、ご自分で判断されることはおやめください。基本的には獣医師に確認、および相談されるべき内容です。

以下に私の得た情報をまとめます。

 

f:id:riro-chihuahua:20181126150547j:image

急性の下痢の場合

絶食は急性の下痢には有効

しかし、慢性化してる下痢にはかえって症状悪化してしまうことがあるそうです。

絶食により起きうる二次症状
精神ストレス
胃腸障害
胆内胆汁鬱滞
【人間の場合・どんな状態か】胆汁うっ滞とは、肝細胞で作られた胆汁の分泌障害があり、肝内に胆汁物質がうっ滞し、体内に胆汁中成分が蓄積した状態。
【症状】皮膚や白眼が黄色くなり、皮膚にかゆみが生じ、尿の色が濃くなり、便は色が薄くなって悪臭がするように。
のような状況を招く可能性も。

 絶食の実施期間は、24時間以内で短期間で行うのが良いとのことでした。

慢性の下痢の場合

慢性化した下痢には恐ろしい病が隠れてる場合がある

前述のように、慢性の下痢の場合は絶食は症状を悪化させる可能性があるので、安易には行なわない方が良いでしょう。

原因としては、食物アレルギー(食事反応性腸症)や膵炎などの可能性も考えられますが、IBD(炎症性腸疾患)や、蛋白漏出性腸症などの腸疾患の難病の可能性もあります。

人間の場合は、難病指定の『クローン病』という病がありますが、これもIBDの1つです。

IBDや蛋白漏出性腸症はかなり患者自身の負担が大きい病です。
治療も長期化し、細かな食事制限や栄養がうまく取れずに痩せていき、犬の場合最悪亡くなるケースもあります。

 

f:id:masami_takasu:20181204030739j:plain

色々と調べて見て分かったのは、六花の様に比較的頻繁に下痢症状が出ている場合は、安易に色々試すより、まず一度はかかりつけ医や、消化器系を理解してる先生に指示を仰いだ方が良いということです。

下痢には様々な症状や原因があります。恐ろしい病の可能性もあることを視野に入れて、『たかが下痢』と軽く考えないことが大切なように思います。

最後に――
私はほんの少し前までは、もしかしたら六花が慢性の難治性疾患ではないのかと、心配をしていました。しかし自分で情報を集める事で、今の段階では、そこまでの症状に至っていないことも分かってきました。

獣医師に相談をすることが先ず第一ですが、飼い主側も何から何まで獣医師任せにせず、自分でも調べて見ることも大事だと思います。

今回の連載はここで一旦終わりとしますが、今後も折に触れて、下痢に関しては記事にしていきたいと思います。

 

――お腹を壊しやすい仔のために(3/3)・おわり――

文:Rikka
 ▶ 作者の一言
 ▶ Rikka:犬の記事 ご紹介
 

――前話――

週刊Withdog&Withcat
この記事は、下記の週刊Withdog&Withcatに掲載されています。

――同じ作者の記事です――

――おすすめの記事です―― 

――出典――

※本記事は著作者の許可を得て、下記のブログを元に再構成されたものです。

© 2017 Peachy All rights reserved.