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【非再生性免疫介在性貧血】11月9日 チョコラッ病院 ~1年は過ぎたけれど(3/25)~【闘病記】@

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チョコラッの闘病記 第5章(3/25)
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撮影&文|らぶプー(本記事は2017年に執筆されたものです)
 
この闘病記は

本記事は長期連載の1部。そしてチョコラッは3年目(2019年6月)を迎えて生存中です。
難病であっても希望を持ち続けたいと願う、飼い主の思いで書かれた闘病記です。
初回記事はこちらです。チョコラッの闘病記 1話

こんな方へ:
ペットに貧血の症状が現れ改善しない|非再生性免疫介在性貧血と診断された|治る見込みは?|治療法は?|どんな闘病になるのか心配|免疫系疾患の難しさを実感している|経験者の体験談が聞きたい

 11月9日 PCVがジリジリ下がる

チョコラッの病院に行って来ました。
採血と尿検査のためです。

結果のご報告。
先日ワンズを連れて行ったバラ園の写真と共にお送りします。

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結果は、また1%下がって27.3%になっていました。
PCV 27.3% (基準値37.3〜)
3週間で1%なんて誤差の範囲じゃないの?
と思いたいところですが、
ここのところ毎回ジリジリ下がり続けているのです。
リンパ球も700〜1000くらい。
600以下じゃないと免疫抑制剤が上手く効いていないと判断されるので、薬の効きが悪いと考えられる。

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 チョコラッはゆっくり貧血が進むタイプ。
だけど、ここで手をうたないとマズいだろうと――

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新しい薬は副作用の問題で、まだ手は出したくない。
なので、ダメ元で、以前使っていたけど効かなくなったセルセプトというお薬を追加することに。

セルセプトは割と早く効果が表れるお薬。
次回採血して、やっぱり効果ないねってなったら
止めても良いわけだし。
セルセプトは前使ってたとき、チョコラッは副作用はなかったし。

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検尿でビリルビンが今回も出たから、今回は肝数値など細かい項目も血液検査したけど異常なし。

ビリルビンが何故出るか不明。
でも、たまにこういうことあるらしい。
黄疸も出てないから、今は気にしないでスルー。

血液検査は貧血以外は異常値なくホッとしました。

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本人は至って元気!
ただチョコラッは、PCV下がってくるとお薬を残し出すんだけど、
最近はたまにオーグメンチン(抗生剤)残す。
(そんなときは最近編み出した技、缶詰めご飯少量に混ぜて食べさす)

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毎年年末は体調を崩しがち

チョコラッ、毎年年末何かと体調崩して、お正月は入院のケースも多いんだけど(椎間板ヘルニア・免疫介在性貧血)、今年の冬はなんとかPCV下がらず元気に過ごせますように。 

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クリスマスケーキは家族皆んなでショートケーキ
(ワンズはイチゴのおこぼれ)だからね
貧血進んだらダメだよ!

検査結果の覚書
PCV27.3
RBC3.9
Hb9.3
RETIC19.9
Plat442
CRP0.7
 

――【非再生性免疫介在性貧血】1年は過ぎたけれど(3/25)・つづく――

文:らぶプー
  ▶らぶプー:他の作品一覧

――次話――

闘病が長期になると、ちょっとした愛犬の変化で、飼い主は病状を察するようになりますね。
――今朝は、薬を食べ残した。
――そういえば昨日は、ごはんを食べるのが遅かった。
これは →貧血悪化のサイン
どうしよう?
とりあえず病院を予約だ!

――前話――

最近、気になる事がある。
本来はステロイドの副作用で多飲多尿。尿は薄いはずなのに、なぜか濃い。
本人は元気だから、緊急性は無い?
難しい病気だから、飼い主は色々な変化が気になってしまいます。
薬を大量に飲んでいるから、肝疾患も心配だ。

まとめ読み|チョコラッの闘病記 ⑩
この記事は、下記のまとめ読みでもご覧になれます。

週刊Withdog&Withcat
この記事は、下記の週刊Withdog&Withcatに掲載されています。

――この章の1話目です――

チョコラッは元気なのですが、血液検査の結果はやや悪化。
免疫抑制剤が効かなくなっているかも。
でも、それはそれ。
ハロウィンなんだから、楽しまなきゃ。

――この連載の最初の記事です――

この病気は、自己免疫不全で起きるもの。
自分の免疫が、自分の体を攻撃し始めるのです。
病原菌やウィルスが見つかるわけでもなく、CTやMRIにも病変が映りません。
だから、最初はそうだと分かりません。

なんとなく調子が悪い……
病院に行っても原因不明。
しかし、状況は悪化していく。
何故――、それが始まりです。
まずは病名が確定するまでのお話から。闘病記を書く理由についても語られます。

 ステロイド、免疫抑制剤の闘病記

ステロイドの減薬|体験談と闘病記

ステロイド剤は一般的な薬であるにも関わらず、必要以上に嫌われているように感じます。その原因として、適切な使用方法が行われておらず、そのために無用の副作用を被る場合が多いのだと想像できます。

実際に飼い主さんたちが書いた体験談(闘病記)を読むと、動物医療の専門家である獣医師でさえ、ステロイド剤の功罪を良く知らないで使っている場合が多いように思えるのです。

免疫抑制剤|体験談と闘病記

愛犬ピーチーの体験談、今回は免疫抑制剤です。
ステロイド剤から免疫抑制剤への切替は簡単ではありませんでした。
今回はその難しさの実例を。
犬の原因不明の病気の影には、自己免疫不全があるように思います。
実は多くの犬が、無縁でないのでは?

 出典

※本記事は著作者の許可を得て、下記のブログを元に再構成されたものです。

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