チョコラッの闘病記 第5章(7/25)
本記事は長期連載の1部。そしてチョコラッは3年目(2019年6月)を迎えて生存中です。
難病であっても希望を持ち続けたいと願う、飼い主の思いで書かれた闘病記です。
初回記事はこちらです。チョコラッの闘病記 1話
ペットに貧血の症状が現れ改善しない|非再生性免疫介在性貧血と診断された|治る見込みは?|治療法は?|どんな闘病になるのか心配|免疫系疾患の難しさを実感している|経験者の体験談が聞きたい
12月8日 ショック、貧血が一気に進む
昨日チョコラッの血液検査行って来ました。
結果から言って、貧血が一気に進んでいて非常に好ましくない状況です。( i _ i )
3週間で10も落ちることは今までに無かったのであまりにもショックで、動揺隠せずです。
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医師が言うには21だと、まだ貧血で呼吸困難まではいかない。
そもそもチョコラッみたいにゆっくりゆっくり貧血が進む子は(この3週間だけ速く進んだが)酸欠状態に慣れてしまい、呼吸困難に陥り難いらしい。
一気に高い山登ると酸欠になるけど、ゆっくりゆっくり身体を慣らしながら登ると高山でも呼吸が出来るのと同じなんだって。
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血液検査の結果を見ると、血小板や白血球が上昇していることから見ても薬は反応している。
ただ、赤血球だけが上がっていない。
これは赤血球が壊されていると考えられる。
(元々そういう病気なのだけと、改めて赤血球が破壊されている事実を突きつけられた感じ)
今後の治療法
今後の治療法は2つのうちどちらか。
②副作用がキツイ他の薬に挑戦。
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①は前回既に試した。
副作用の下痢嘔吐が出た。
だから止む無く薬の量を減らしたら、下痢嘔吐はなくなったが今回貧血が進んでしまった結果に。
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②副作用がキツイ他の薬というのは、副作用で最悪死ぬ。
副作用(肝疾患・骨髄抑制他)が出る率は5〜8割と聞いてるけど、そのうち死ぬ(チョコラッの病気で骨髄抑制になれば貧血が一気に進んで死ぬ)割合はどれくらい? と医師に聞いてみた。
すると担当医師は、「今までその薬を使って死んだ子はいない。でも、割合を言えるほど沢山の子に使ったわけではない」と、とても後ろ向きなお返事。
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医師は、可哀想だけど下痢嘔吐覚悟で①をもう一度試す方を勧めたいと。
というわけで①のセルセプトMAXを選びました。
なんか・・・この文章、分かりづらいですよね・・・すみません。(・_・;
私自身がプチパニックなもんで。
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チョコラッの今の状態は・・・
昨日から薬を増やしたばかりなので、まだ嘔吐なし。
下痢ではないけど、お漏らしあり。
お漏らしは普通しないので、お腹の調子悪いのかも。
怠そうにしてるけど、番犬よろしく吠えまくるし、元気あり。
でもすごく甘えたで一緒にいたがるから、なんか辛いって思ってるのかも。
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記事は明日に続きます
(明後日になるかも)
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以下、現在服用している免疫抑制剤
アトピカ
セルセプ
重装備でのお散歩 - 免疫を落としているからね
この写真は、最近のお散歩スタイル。
主人が言うには
「行商のお婆ちゃん→チョコラッ」と
「裏原系ギャル→ティアラ」(爆笑)
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チョコラッはお腹の下に湯たんぽ抱えさせて、洋服は2枚、コートは内側にボア付き。その上から毛布ぐるぐる巻き。
歩かないと寒いからね。
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お薬で免疫下げてるから、この寒いのに本当はお散歩連れて行くべきじゃないんだろうけど、飼い主としては、病気でも普通の子と出来るだけ同じ様にしたいという気持ちがある。
歩かなくても外には一緒に行きたがるからね。
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ティアラは金色コート
お姉ちゃんのお下がり
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本当はフード周りのボアがもっとフサフサだったのに、目を離した隙にティアラ自ら食いちぎってしまった(・_・;
主人が言うには、フサフサ具合を自己流にアレンジする辺りが、『裏原系』なんだってさ。
――【非再生性免疫介在性貧血】1年は過ぎたけれど(7/25)・つづく――
文:らぶプー
▶らぶプー:他の作品一覧
――次話――
先生が言った。
「ゆっくりゆっくり貧血が進む子は、体が慣れる」
「だから、呼吸困難になりにくい」
去年の今頃は血球容積が同じくらいで、もっと深刻だった。
今は、見た目は元気。
数値は悪くなっているのに。
――それって、喜んでいいこと?
――前話――
チョコラッの体調は改善してきました。
免疫抑制剤を減薬したからかもしれません。
副作用を軽減するための減薬なので、病気が良くなったわけではないので、
本来の主作用が下がることが心配です。
しかし、今は食欲が回復したことを喜ぼう。
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この記事は、下記のまとめ読みでもご覧になれます。
この記事は、下記の週刊Withdog&Withcatに掲載されています。
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――この章の1話目です――
チョコラッは元気なのですが、血液検査の結果はやや悪化。
免疫抑制剤が効かなくなっているかも。
でも、それはそれ。
ハロウィンなんだから、楽しまなきゃ。
――この連載の最初の記事です――
この病気は、自己免疫不全で起きるもの。
自分の免疫が、自分の体を攻撃し始めるのです。
病原菌やウィルスが見つかるわけでもなく、CTやMRIにも病変が映りません。
だから、最初はそうだと分かりません。
なんとなく調子が悪い……
病院に行っても原因不明。
しかし、状況は悪化していく。
何故――、それが始まりです。
まずは病名が確定するまでのお話から。闘病記を書く理由についても語られます。
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ステロイド、免疫抑制剤の闘病記
ステロイドの減薬|体験談と闘病記
ステロイド剤は一般的な薬であるにも関わらず、必要以上に嫌われているように感じます。その原因として、適切な使用方法が行われておらず、そのために無用の副作用を被る場合が多いのだと想像できます。
実際に飼い主さんたちが書いた体験談(闘病記)を読むと、動物医療の専門家である獣医師でさえ、ステロイド剤の功罪を良く知らないで使っている場合が多いように思えるのです。
免疫抑制剤|体験談と闘病記
愛犬ピーチーの体験談、今回は免疫抑制剤です。
ステロイド剤から免疫抑制剤への切替は簡単ではありませんでした。
今回はその難しさの実例を。
犬の原因不明の病気の影には、自己免疫不全があるように思います。
実は多くの犬が、無縁でないのでは?
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出典
※本記事は著作者の許可を得て、下記のブログを元に再構成されたものです。