チョコラッの闘病記 第5章(8/25)

本記事は長期連載の1部。そしてチョコラッは3年目(2019年6月)を迎えて生存中です。
難病であっても希望を持ち続けたいと願う、飼い主の思いで書かれた闘病記です。
初回記事はこちらです。チョコラッの闘病記 1話
ペットに貧血の症状が現れ改善しない|非再生性免疫介在性貧血と診断された|治る見込みは?|治療法は?|どんな闘病になるのか心配|免疫系疾患の難しさを実感している|経験者の体験談が聞きたい
12月8日 ゆっくり貧血が進む子は
前回の記事の続きです。
医師に、チョコラッみたいにゆっくりゆっくり貧血が進む子は慣れちゃって呼吸困難にも陥り難いと言われました。
チョコラッを見てると、呼吸以外にも色々貧血状態に体が慣れてしまっていると思います。
昨年の今頃が今と同じPCV20くらいでした。
昨年は明らかに食欲不振、元気ない、病院行かないとマズくない??って感じだったんです。
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チョコラッ、今は食欲あり。
具合悪くなると食べなくなるサプリもペロリ。
よく寝てはいるけど、チャイムの音とかには反応して吠える(吠えまくる(*_*))程度の元気あり。
だから正直、病院行くまで、そんなに貧血が進んだように感じなかった。
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先日チョコラッ、家の中を歩いてて派手に転んでしまい「もう歩かないもん!」攻撃が随分頑固で、脚が悪いから(椎間板ヘルニア後遺症)転んじゃって、ビビリだからまた転ぶのが怖いんだなって思ってしまった。
多分そうじゃなくて、貧血で上手く歩けなかったのかも。
プレドニンの副作用で筋肉が衰えていくので、その影響もあるのかな?
もう1年間プレドニン飲み続けてるから。
筋肉だけじゃなくて、毛も細ーくなっちゃった。
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脚が悪い+貧血だから、なかなか貧血度合いの見極めが難しい。
普通、口内の色で貧血か見るんだけど、これも医師が言うには、チョコラッの場合難しい。
ゆっくりゆっくり貧血進むと、急激に色の変化が出るわけではない。
まだ増量したセルセプトの副作用、嘔吐下痢出てません。
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1週間後に採血行って、貧血進んでたら、ガンマガード(入院しての注射。輸血同様に赤血球が増やせる可能性がある)の2回目やるかも。
通常ガンマガードは一度きりしか効果ないと言われているけど、稀に2回目以降も効果出る子がいるから。
取り敢えず今のところ、本人元気。╰(*´︶`*)╯♡
チョコラッを年賀状に
やっと!年賀状刷り終わった!!
来年はウキウキの戌年。
チョコラッが我が家に来たとき、この子の写真、戌年の年賀状には載せたいなぁって思ったら・・・チョコラッはイノシシ産まれ。
戌年終わった直後で、ガーンガーン(T_T)って感じだったの。
やっとやっと戌年が巡って来て嬉しい♡
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主人の親戚一同は犬嫌いらしいけど・・・(・_・;
戌年くらいは犬の写真も多目に見てもらえるよね?
ってことで、送ってしまおう。^ - ^
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年賀状とかで、手が離せなくなっていると、
決まってティアラの取る行動↓
手が届かないところで撫でてポーズ。
絶対吠えるとかしないの。
ひたすら裏返って撫でてもらえるの待ち
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このポーズ、手の届かないところってのがポイントでね。
届かないって知っててやってる。
構いに来て欲しいアピールなんだね、きっと。
それでも暫く放ったらかしてると、人間か?ってツッコミたくなる様な咳払いをかましてくる(苦笑)
素直に「ママ、ナデナデして」って足元に来ればいいのに、聞き分けがいいのか、甘えるのは控え目ティアラなのです。
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「気付いてそっちから、ナデナデ来いやー!」
byティアラ
なのかな??
――【非再生性免疫介在性貧血】1年は過ぎたけれど(8/25)・つづく――
文:らぶプー
▶らぶプー:他の作品一覧
――次話――
血液検査の結果は横ばい。
お尻の辺りにハゲができたので医師に相談をすると、カビの可能性が。
免疫を抑制しているので、風邪に罹りやすく肺炎に発展しやすい。
普通ならば罹らない病気にも感染する。
それは知っている。
でも、まさかカビとは――
――前話――
貧血が一気に進んでしまいました。
免疫抑制剤は効いているのに、赤血球だけが上がらない。
つまり免疫を落としているだけで、治療成果が上がっていない。
今後の方針で提示されたのは、2つの方法。
しかし、どちらも望み薄。
――さて、どうする?
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この記事は、下記のまとめ読みでもご覧になれます。
この記事は、下記の週刊Withdog&Withcatに掲載されています。
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――この章の1話目です――
チョコラッは元気なのですが、血液検査の結果はやや悪化。
免疫抑制剤が効かなくなっているかも。
でも、それはそれ。
ハロウィンなんだから、楽しまなきゃ。
――この連載の最初の記事です――
この病気は、自己免疫不全で起きるもの。
自分の免疫が、自分の体を攻撃し始めるのです。
病原菌やウィルスが見つかるわけでもなく、CTやMRIにも病変が映りません。
だから、最初はそうだと分かりません。
なんとなく調子が悪い……
病院に行っても原因不明。
しかし、状況は悪化していく。
何故――、それが始まりです。
まずは病名が確定するまでのお話から。闘病記を書く理由についても語られます。
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ステロイド、免疫抑制剤の闘病記
ステロイドの減薬|体験談と闘病記
ステロイド剤は一般的な薬であるにも関わらず、必要以上に嫌われているように感じます。その原因として、適切な使用方法が行われておらず、そのために無用の副作用を被る場合が多いのだと想像できます。
実際に飼い主さんたちが書いた体験談(闘病記)を読むと、動物医療の専門家である獣医師でさえ、ステロイド剤の功罪を良く知らないで使っている場合が多いように思えるのです。
免疫抑制剤|体験談と闘病記
愛犬ピーチーの体験談、今回は免疫抑制剤です。
ステロイド剤から免疫抑制剤への切替は簡単ではありませんでした。
今回はその難しさの実例を。
犬の原因不明の病気の影には、自己免疫不全があるように思います。
実は多くの犬が、無縁でないのでは?
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出典
※本記事は著作者の許可を得て、下記のブログを元に再構成されたものです。