チョコラッの闘病記 第5章(10/25)
本記事は長期連載の1部。そしてチョコラッは3年目(2019年6月)を迎えて生存中です。
難病であっても希望を持ち続けたいと願う、飼い主の思いで書かれた闘病記です。
初回記事はこちらです。チョコラッの闘病記 1話
ペットに貧血の症状が現れ改善しない|非再生性免疫介在性貧血と診断された|治る見込みは?|治療法は?|どんな闘病になるのか心配|免疫系疾患の難しさを実感している|経験者の体験談が聞きたい
12月17日 急遽病院 - ハゲ&フケが一気に広がる
昨日急遽、チョコラッ、病院に行きました。
2日前にカビかも?と言われたハゲ&フケが一気に広がり・・・やっぱりカビなの??と焦りまくり。(・_・;
肌の乾燥&ターンオーバーがうまくいってないとの診察結果でした。
先日のカビ培養結果が出ていないので確定ではないのですが、
カビの広がり方と明らかに違うから、カビではない可能性が高いとのこと。
カビだと円形脱毛症みたいな丸い形で、広がっていくらしいのです。
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チョコラッはお尻の方から全体的に広がってて、
お尻の方の抜けが激しいけど、形はないというか、なんとなく全体的に。
顕微鏡で見る限りカビ胞子は見られず、皮膚も赤くないので、急に広がってビックリしたけど、そんな騒ぐ様なものではないみたい。
お薬を沢山飲んでると、ターンオーバーが上手くいかなくなることがあり、新しい毛が生える前に今ある毛が抜けちゃうことがあるんだって。
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乾燥肌はプレドニンの副作用もあり、去年の冬も酷くて。カサカサ、フケフケ。(;_;)
幸い、チョコラッ自身は痒くもなんともないみたいだけど。
人用入浴剤エモリカに浸からせて、洗い流さないでタオルで拭いて乾燥させることオススメされました。
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医師に依って意見分かれるみたいなんですが、
チョコラッの医師は免疫抑制剤飲んでても、湯冷めさせないならシャンプーOK(湯船に浸かるの必須)なんですよね。
あとはスクワランオイルで保湿。
ワンちゃん用に販売されてる乾燥肌用ミストとかより効く!
スクワランオイル高いけど・・・。(・_・;
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ママが勝手に騒いでるだけで元気だよ
byチョコラッ
ここで飼い主のことを少し
今日は少々飼い主、つまり私のことを――
私、スーパーのバイトを5〜6年前に辞めてから、ずーっとすっぴんで過ごしてました。病院行くのも、スーパー行くのも、いつもすっぴん。
って言うと、よく「え?なんで化粧しないの?」って言われるんですが。
――働いてないし、ご近所付き合いもないし、知り合いにも会わないのに要らないかな? なんて。
ただでさえ目がデカイから、ちょっと化粧するとケバくなるから、とか言い訳して。
面倒だったのもあるかな。お金かかるし。
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でもね。年も40を超え、そろそろすっぴんヤバイかな?って気もしてきて。(・_・;
化粧してみる?って、チョコラッの病院の日に化粧してみた。
薄化粧にすれば良いのに、ずーっと化粧してないもんだから、やり方忘れちゃうと言うかテクニックなさ過ぎて。
出来上がったメイク見て、主人に「マイケルジャクソン?」って言われた(T_T)
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これ、きっと昔のメイク道具使ってるから、ダメなのよ。
アイシャドウ、ギラギララメラメだし。
口紅の色も超古臭いじゃん!
で、クリスマスコフレでお得に買える今どきメイク揃えた。
そして2回目の動物病院にメイク・・・今度は主人に「夜のお勤め?」と言われ(T_T)
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いつもワンズと出かける日は動きやすいジーパンとかなんだけど、この日は顔が化粧濃過ぎて釣り合い取れず、何故か超ドレスアップして動物病院へ行く羽目に_| ̄|○
先生や看護師さんに噂されてたらどうしよう。
「チョコラッちゃんのお母さん急にどうしたのかしら??」って。
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あー!メイクしてないブランク長過ぎて、恥ずかしながらメイクが出来ない(T_T)
この年にしてメイク雑誌買い込みまくり。
昔は毎日普通にしてたことなのに。難し過ぎる!
たかがメイク、されどメイク。
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街角で見かけたクリスマスツリー
チョコラッにサンタ服着せたいなぁ
もう間に合わないかなぁ?
――【非再生性免疫介在性貧血】1年は過ぎたけれど(10/25)・つづく――
文:らぶプー
▶らぶプー:他の作品一覧
――次話――
チョコラッに突如現れていたハゲは、やはりカビが原因だったことが判明。
それも特別なものではなく、空中に浮遊している普通のカビ。
免疫を抑制しているために、普通ではあり得ないことが起きてしまう。
幸い、血液検査の値は悪化してないけど。
――前話――
血液検査の結果は横ばい。
お尻の辺りにハゲができたので医師に相談をすると、カビの可能性が。
免疫を抑制しているので、風邪に罹りやすく肺炎に発展しやすい。
普通ならば罹らない病気にも感染する。
それは知っている。
でも、まさかカビとは――
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この記事は、下記のまとめ読みでもご覧になれます。
この記事は、下記の週刊Withdog&Withcatに掲載されています。
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――この章の1話目です――
チョコラッは元気なのですが、血液検査の結果はやや悪化。
免疫抑制剤が効かなくなっているかも。
でも、それはそれ。
ハロウィンなんだから、楽しまなきゃ。
――この連載の最初の記事です――
この病気は、自己免疫不全で起きるもの。
自分の免疫が、自分の体を攻撃し始めるのです。
病原菌やウィルスが見つかるわけでもなく、CTやMRIにも病変が映りません。
だから、最初はそうだと分かりません。
なんとなく調子が悪い……
病院に行っても原因不明。
しかし、状況は悪化していく。
何故――、それが始まりです。
まずは病名が確定するまでのお話から。闘病記を書く理由についても語られます。
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ステロイド、免疫抑制剤の闘病記
ステロイドの減薬|体験談と闘病記
ステロイド剤は一般的な薬であるにも関わらず、必要以上に嫌われているように感じます。その原因として、適切な使用方法が行われておらず、そのために無用の副作用を被る場合が多いのだと想像できます。
実際に飼い主さんたちが書いた体験談(闘病記)を読むと、動物医療の専門家である獣医師でさえ、ステロイド剤の功罪を良く知らないで使っている場合が多いように思えるのです。
免疫抑制剤|体験談と闘病記
愛犬ピーチーの体験談、今回は免疫抑制剤です。
ステロイド剤から免疫抑制剤への切替は簡単ではありませんでした。
今回はその難しさの実例を。
犬の原因不明の病気の影には、自己免疫不全があるように思います。
実は多くの犬が、無縁でないのでは?
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出典
※本記事は著作者の許可を得て、下記のブログを元に再構成されたものです。