チョコラッの闘病記 第5章(15/25)
本記事は長期連載の1部。そしてチョコラッは3年目(2019年6月)を迎えて生存中です。
難病であっても希望を持ち続けたいと願う、飼い主の思いで書かれた闘病記です。
初回記事はこちらです。チョコラッの闘病記 1話
ペットに貧血の症状が現れ改善しない|非再生性免疫介在性貧血と診断された|治る見込みは?|治療法は?|どんな闘病になるのか心配|免疫系疾患の難しさを実感している|経験者の体験談が聞きたい
1月17日 貧血状態には慣れるらしい
最近のチョコラッは元気!
でもね、昨日、過去の最近の血液検査の様子を照らし合わせてたら、PCV20なんて、以前はゴハンも食べられない感じだったの。それが多分、医師の言う「ジリジリ貧血が進むタイプの子は貧血状態に慣れる」ってやつなんだと思う。
今PCV20しかないのに、ゴハンがっつく!
よく吠える!
結構元気!なんだよね。
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元気でいてくれると、貧血が進んでるの忘れそうになるよ。(´・_・`)
医師からは、プレドニンの副作用で筋力衰えるから、今までの5分の1程度のリハビリ(椎間板ヘルニアのリハビリ)を継続して下さいと言われているけど。
貧血なのにバランスボール乗せるのムリー。
可哀想過ぎない??
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だから、チョコラッの専らのリハビリは玄関のピンポンが鳴ったら玄関までお出迎えをすること。
私は買い物はネット派だから、割と宅急便多いの。
だからチョコラッはピンポン鳴るたびに、番犬気取りで玄関へダッシュ!
そして自力で自分のベッドへ戻る。
5分の1程度のリハビリだから、これで十分じゃない?
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これは、先日お宿に泊まったときの、
夕食中のチョコラッ
私の膝に乗ってウルウル目線で、
「ちょーだい」攻撃(笑)
ワンズとドライブに行ってきました
先日は、少し遠くの公園にドライブ!
お目当ては蝋梅(ロウバイ)
蝋はロウソクのロウね。
HPでロウバイ咲いてるって情報をゲットして、行ってみたら・・・
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これがその蝋梅
ちっちゃ!Σ(゚д゚lll)
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寒空の下の蝋梅
うん。確かにロウみたい
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寒いから観に来た人も、皆んな数枚お写真撮って去って行く。
桜の季節はもっと三脚立ててる人が群がる公園なんだけどな。
そして、公園の前のカフェでお茶したよ。
それが3つ上の写真。
でもそこには、ワンズメニューはないんだって。ゴメンね。
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お隣のテーブルが気になって仕方ないティアラ(^-^;
恥ずかしいから
物欲しそうに熱い視線を向けるのはやめて・・・
とても大事なお話 - セカンドオピニオンについて
そして、ここからは大切なお話。
夫婦で話し合い、チョコラッはセカンドオピニオン取らず、今の病院が診てくれる限り、今の病院にお願いすることにしました。
今の病院も割と規模大きく、ここから転院していくメリットもあまり考えられず。
何より24時間365日の救急病院兼ねていることは心強いし。
今後の治療方針も夫婦で話し合った結果、2人の方針が概ね一致していて良かった。
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明日から雪らしいけど、
あまり積もらないで欲しいなぁ。
――【非再生性免疫介在性貧血】1年は過ぎたけれど(15/25)・つづく――
文:らぶプー
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――次話――
検査の結果、赤血球容量は微減で、とうとう20を切る。
なのに、免疫抑制剤のアトピカを減薬。
それは少し前まで、頼りにしていた薬。
医師はそれで貧血が改善したケースがあると言う。
そんなの――
医学書には書いてないことだよ。
大丈夫なの?
――前話――
血液検査の結果は発病から1年3か月横ばい。
悪化していないとも言えるが、骨髄ろうの危険は高まっている。
でも、見た目は元気!
2回目のガンマガードを行うべきか?
(普通はしない)
2回目のリスクはあるが、可能性はある。
さて、どうする?
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この記事は、下記のまとめ読みでもご覧になれます。
この記事は、下記の週刊Withdog&Withcatに掲載されています。
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――この章の1話目です――
チョコラッは元気なのですが、血液検査の結果はやや悪化。
免疫抑制剤が効かなくなっているかも。
でも、それはそれ。
ハロウィンなんだから、楽しまなきゃ。
――この連載の最初の記事です――
この病気は、自己免疫不全で起きるもの。
自分の免疫が、自分の体を攻撃し始めるのです。
病原菌やウィルスが見つかるわけでもなく、CTやMRIにも病変が映りません。
だから、最初はそうだと分かりません。
なんとなく調子が悪い……
病院に行っても原因不明。
しかし、状況は悪化していく。
何故――、それが始まりです。
まずは病名が確定するまでのお話から。闘病記を書く理由についても語られます。
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ステロイド、免疫抑制剤の闘病記
ステロイドの減薬|体験談と闘病記
ステロイド剤は一般的な薬であるにも関わらず、必要以上に嫌われているように感じます。その原因として、適切な使用方法が行われておらず、そのために無用の副作用を被る場合が多いのだと想像できます。
実際に飼い主さんたちが書いた体験談(闘病記)を読むと、動物医療の専門家である獣医師でさえ、ステロイド剤の功罪を良く知らないで使っている場合が多いように思えるのです。
免疫抑制剤|体験談と闘病記
愛犬ピーチーの体験談、今回は免疫抑制剤です。
ステロイド剤から免疫抑制剤への切替は簡単ではありませんでした。
今回はその難しさの実例を。
犬の原因不明の病気の影には、自己免疫不全があるように思います。
実は多くの犬が、無縁でないのでは?
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出典
※本記事は著作者の許可を得て、下記のブログを元に再構成されたものです。