犬を飼うということ

Withdog 犬と飼い主の絆について

【まとめ】チョコラッの闘病記 ⑩ ~貧血の状態は一進一退~【非再生性免疫介在性貧血】@

非再生性免疫介在性貧血:
1年は過ぎたけれど(1/4)48話~53話

Review
カテゴリー:闘病記
作者:らぶプー

『非再生性免疫介在性貧血』を発症した、チョコラッの闘病記です。
本シリーズは、病気発症の1年後から始まり、それからの半年を記した全25話。
本記事は本章1話~6話のまとめ読みです。

――概要――
愛犬チョコラッの病名は『非再生性免疫介在性貧血』で、1年生存率は5割。
幸いにもその1年に到達し、闘病は新たな段階に。

クリスマスは一緒に迎えられるだろうか? 年は越せるだろうか? 春を迎えて、一緒にお花見にいけるだろうか?

大きな希望は敢えて持たないようにして、小さな目標を1つずつめざしていく飼い主のラブプーさん。重い病気の闘病を経験した飼い主さんならば、その気持ちはよくわかるでしょう。

そして、記事の中では努めて明るく振る舞っているラブプーさんが、ときに苦しい胸の内を漏らします。保作は闘病記なのですが、普通の日常が愛おしくなるエッセイでもあります。

【目次】

 10月20日~11月26日

48話(1/25)| 10月20日|PCV(赤血球容量)やや悪化

今日から新シリーズです。
チョコラッは元気なのですが、血液検査の結果はやや悪化。
免疫抑制剤が効かなくなっているかも。
でも、それはそれ。
ハロウィンなんだから、楽しまなきゃ。

49話(2/25)| 10月24日|気になるチョコラッの尿検査

最近、気になる事がある。
本来はステロイドの副作用で多飲多尿。尿は薄いはずなのに、なぜか濃い。
本人は元気だから、緊急性は無い?
難しい病気だから、飼い主は色々な変化が気になってしまいます。
薬を大量に飲んでいるから、肝疾患も心配だ。

50話(3/25)| 11月9日|チョコラッ病院

このところ、PCV(血球容積)の値がジリジリと下がっている。
貧血が少しずつ進んでいるということ。
免疫抑制剤が効いていない?
でも新しい薬は副作用が心配だし、将来の選択肢を減らすことになる。
まだ手を出したくない。
どうする?

51話(4/25)| 11月9日|チョコラッ若干貧血進んでいるかも

闘病が長期になると、ちょっとした愛犬の変化で、飼い主は病状を察するようになりますね。
――今朝は、薬を食べ残した。
――そういえば昨日は、ごはんを食べるのが遅かった。
これは →貧血悪化のサイン
どうしよう?
とりあえず病院を予約だ!

52話(5/25)| 11月24日|チョコラッ副作用で体調崩した?

チョコラッの体調がすぐれない。
下痢、嘔吐、食欲不振など……
どうやら原因は、MAX量まで使っている免疫抑制剤の副作用。
しかし、それだけの量を使うには理由がある。
減らせば、効果が薄れてしまう。
どうすればいい?
危険な橋渡り状態(T_T)

53話(6/25)| 11月26日|チョコラッ復活

チョコラッの体調は改善してきました。
免疫抑制剤を減薬したからかもしれません。
副作用を軽減するための減薬なので、病気が良くなったわけではないので、
本来の主作用が下がることが心配です。
しかし、今は食欲が回復したことを喜ぼう。

本章の予告です

f:id:masami_takasu:20191127020431g:plain

この闘病記の経過

非再生性免疫介在性貧血 闘病記 

病気の発覚から病名が分かるまで
2016年10月25日~11月2日

本当の確定診断まで
2016年11月5日~11月24日

先の見えない、はじめの半年
2016年12月14日~2017年4月23日

1年生存率5割って
2016年5月6日~2017年10月14日

▶1年は過ぎたけれど
2017年10月20日~2018年4月20日

2年生存を目指して 
2018年4月22日~2018年10月31日

ついに3年目に突入 
2018年4月22日~2018年10月31日

――次のまとめ読み⑪に続きます――

作:らぶプー
 ▶らぶプー:他の作品一覧
解説:高栖匡躬 

――次回のまとめよみ――

貧血が随分と進んだチョコラッ。
しかし1年前に比べると、なぜか症状が軽い。
本当ならば、呼吸困難に陥っていてもおかしくないのに――
どうやら体は、貧血に慣れてしまうものらしい。
だが、免疫を抑制しているために、思わぬ感染症も――

――前回のまとめよみ――

『非再生性免疫介在性貧血』は、1年生存率5割の難病。
チョコラッは1年目を迎えます。
この闘病記を読むと分かります。
諦めない飼い主に、時に奇跡が起きる事が。
誰もが報われるわけではない。
しかし――、希望を持つことが大事なんです。

――本闘病記の最初のまとめよみ――

【非再生性免疫介在性貧血】の闘病記です。
原因は自己免疫不全が原因で病名確定が難しい上に、致死率が高いために、残された闘病記はほとんどありません。

貴重な記録を残してくれた作者に感謝します。

自己免疫不全関連記事

自己免疫不全は自己免疫疾患とも呼ばれ、非再生性免疫介在性貧血の原因になっているものです。下記はその関連記事です。
【自己免疫不全】(全3話)

2015年のある日、我が家の愛犬ピーチーを病魔が襲いました。
最初は夏バテかなと思い、次に熱中症を疑いました。
かかりつけの獣医師も、熱中症との診たてでその治療を。

しかしピーチーの状態は悪化の一途。
ただならぬ状態に、未明の救命救急に飛び込み、そこで発覚したのが重度の肝炎でした。
結局後になって、それが自己免疫不全が引き起こしたと分かるのですが、まさか免疫の暴走が劇症肝炎を引き起こすなど、想像もしていませんでした。

【劇症肝炎】【自己免疫不全】(全18話)

愛犬ピーチーは2014年8月16日の早朝6時、救命救急に駆け込みました。
40度を越える高熱。ぐったりとして動けない。
ただごとではないと思いました。

振り返ると、異常を感じたのはその6日前
突然の体の震えと、食欲不振
恐らくそれが前兆だったのでしょう。
ここから、命を賭けた闘病が始まったのでした。

【ステロイド】【減薬】(全3話)

ステロイド剤は一般的な薬であるにも関わらず、必要以上に嫌われているように感じます。その原因として、適切な使用方法が行われておらず、そのために無用の副作用を被る場合が多いのだと想像できます。

実際に飼い主さんたちが書いた体験談(闘病記)を読むと、動物医療の専門家である獣医師でさえ、ステロイド剤の功罪を良く知らないで使っている場合が多いように思えるのです。

 おすすめのまとめ読みです

ピーチー最後の闘病記|プロローグ

我が家のピーチーは肺がんでした。
爽やかに駆け抜けた一生だったと思います。
今回は前文として、
看取りの記録を残す意義などを――
犬も猫もただ去っていくのではく、何かを残していきますね。
それは、きっと悲しみではないと思うのです。

 

© 2017 Peachy All rights reserved.