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【癲癇】2月23日 ついに出てしまった最短記録(涙) ~発作は続くよ(2/10)~【座薬の苦労】@

ろくすけの闘病記:癲癇(てんかん)8話
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撮影&文|きづ あすか
 
当時を振り返り
座薬は本当に下手でした。入れてもにゅるにゅるカムバックしてきたり、ろくすけが暴れて座薬が飛んで顔面に当たったり…不器用な母ちゃんでごめんね、ろくすけ。
でも人間用と同じで座薬は即効性があり体への負担も少なそうでした。今ならもっと上手に入れる自信あるのになぁ。

 2月23日 午後3時頃 最短記録の発作

――2016年2月23日 午前3時ごろ――

今回の発作は最短記録。
といっても、なんとも嬉しくない、最短周期での発作。
前回から、2週間も経っていないのが悲しい。

時間は夜中3時。発作時間約4分。尿失禁・口から泡。
見守るしかできない。
――のではあるが、今回母ちゃんには重要な役割がある。

初めての座薬。
そう――、座薬。
あのお尻の穴に突入させる、白くソフトな弾丸シェイプのあれだ。

発作の時間が比較的長くなっているので、獣医の先生から「次 発作があったら時間待たずにすぐ入れてね」と言われていたのだ。
「はい、もちろんです!」
と、いつでも挿入の気合満々で、ハウスの近くに常備。

で、、その時 いざっ!
しかし――、あら――
座薬の包装が開かない。開けない。開かへんし~

慌ててハサミを持ってきて、ソフト弾丸を傷つけないように、そおっとそおっと切り込みいれて、そして――、出た! 
あ、、つるっ

お”お”お”~ 早くせねばっ

 

 やっと成功だ

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――3分経過――

病院からもらった手袋の存在など忘れ 素手でなんども的外しながらも、ぐぐぐいっと やっと成功。あぁ時間かかってしもた。

その効果でないかもしれないが、発作が終わり、吠えるモードに。
さすがにその声が聞こえたのか、母も起きてきた。
その後は、いつものルーチンをなぞる。

目があったので、それっ水だ。
それから、薬(炎症剤、てんかん薬)を入れたフードを持ってくる。
あぁ、ろくすけ、口にしてくれた!
座薬のせいなのかか、前回より回復が早い気がする。
いや、でも精神状態はまだざわざわしているようで、うろうろがいつもより激しく落ち着かない。座薬をした後まだ3時間ほどしか経ってないが、安定剤をのませる。

しばらくすると朦朧となって動きはとまったが、今度はまったく足に力が入らず、立てない状態が続く。寝たいのに、寝れないと言う印象。
すぐに病院に連絡して確認すると、座薬のあとの安定剤は5時間空けるように、とのことだった。だからキツ過ぎたのかな?

当日病院に行くと、この日からてんかん薬は1錠に増量することに。
それから座薬が大きくなった。次回は容量大きめの10MGを挿入するようにとのこと。

今度は慌てないで、ちゃんと手袋して挿入せねば。

帰宅後、ろくすけがふらふらした状態をいいことに、初めて家で体重を計ってみた。
私の体重を計ってから、ろくすけを抱いて計算する方法だ。
ろくすけは体に触られるのが嫌いなので、普段はそんなこはできないが。

そして体重は、16.40キロ。
病院で測った半年以上前の体重は15.40キロ
1キロも増えていた。

その分体力ついている気もするが、足も弱くなってしまったのかもしれない。
ただ増えた分、薬の増量は適当だったと自分に言い訳してみる。
その後、いつものように食事するようになったので、外に出して何十週と回り続けて
やっとこさうんちとおしっこをしてくれた。
それまでは動けないときにクンクン鳴いていたが、出すもの出して、やっと落ち着いたようだ。

その日は頭の覚醒があるのか、熟睡はしていなかったようだ
目をつぶってもすぐ開けるの繰り返し
可哀想にろくすけ、きっと今何が起きているのか、自分でもわからないよね。
いつもより大きいチック症状が出てるけど、日にち薬でいこうね。

そして、薬増量だ。
次はどれだけの期間もつかな、ドキドキ。
そしてフードは相変わらず、より良いものを探し求めるジプシー状態。いろんなフードを混ぜてみている。
そうか食べる楽しみだけは、ずうっと奪われませんように。

――ちなみに、大騒ぎした座薬の包装について――
左右に引っ張ってはがして取り出すものでした。
がっくし⤵

 

――発作は続くよ(2/10)つづく―

作:きづあすか
 ▶きづあすか:作品一覧
  

――次話――

ろくすけ、明け方に発作。
徐々に回復するも、この日は違う。
うちに来てはじめての下痢。しかも血便だ。
度々のトイレ。しかもそれは、その後1週間も続いた。
医師からは、おかゆを食べさせよとの指示。
「おかゆ?」
実はそれが、後の闘病を変える。

――前話――

本話から2章です。
この年の初発作。前から2ヵ月持たなかった。。
発作は最初の頃の衝撃はないが、いつもアタフタで慣れることはない。
歩こうとするが、朦朧としてふらつくろくすけ。
”後ろ足ハーネス”が役に立っている。
私よ 平常心・平常心・・・

まとめ読み|ろくすけの闘病記 ②
この記事は、下記のまとめ読みでもご覧になれます。

週刊Withdog&Withcat
この記事は、下記の週刊Withdog&Withcatに掲載されています。

● 

――この連載の第1話です――

今日から、きずあすかさんの愛犬、ろくすけ君の闘病記を連載します。
病名は癲癇。ある日突然に発症しました。
「あの病態は、飼い主の心を乱します」
その言葉に、経験者の方は皆うなずくことでしょう。
初回は、闘病記を残す理由です。

● 

 てんかんについて、もっと知るには

医学的な知識を交えて解説をしています。こちらもご覧ください。

 闘病に対する考え方を変えてみれば?

闘病に対する見方が変われば、掛ける言葉も違ってきます。
以下は、闘病に対する視点について書いたシリーズ記事です。

それは限られた時間を刻むこと

愛犬の闘病で悩む飼い主さんは多い。
それは見えない不安が、心にのしかかるから。
これからどうなる? いつまで続く? 医療費は?
見えないものは仕方ない。しかし、見えているものはある。
不安に怯えるのではく、どうか前向きに。

 

 出典

※本記事は著作者の許可を得て、下記のブログを元に再構成されたものです。

 

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