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【癲癇/腎不全】5月25日 発作がないのは、手作り食のおかげかな? ~発作は続くよ(7/10)~

ろくすけの闘病記:癲癇/腎不全 17話
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撮影&文|きづ あすか
 
当時を振り返り
腎臓を守るためのごはんを試行錯誤。ポイントは頑張らないで作ることでした。
するとなぜかてんかん発作も起きなくなり、病と付き合う自信が芽生えてきました。でも足が立たなくなってきたろくすけを目の当たりにするとやはり切なくてたまりませんでした。
悲しい顔見せてしまったかな。

 

――2016年5月25日――

ろくすけが前回てんかん発作が出たのは3月20日。
なんと2か月発作なし――、が続いている。
発作間隔が少し長くなっただけかもしれないけれど、それはそれ。
今日もなかったバンザイ!

と私はついほくそ笑んでしまいがちなのだが、ちょっと待て。
笑ってしまったがゆえに、発作が起きたときのショックはいつも大きかったではないか。「笑わなければよかった」と悔やんだ日々を忘れたか?

だから今回は喜ばない。喜んでやるものか。
と強く念じるのであるが――、けど――、やはり――
2か月を超えると つい口に出してしまうよ。
「発作がない! 2か月もないよっ!」

何が原因?
だって腎不全になって、むしろ体調悪化してるもん。

「原因を探るな」と父ちゃんからは、いつも口酸っぱく言われているんだけど――
(私が一喜一憂すると、ろくすけに影響するんだそうな。すんません、その通りです)前回発作から変えたことといえば、これしかない。

手作りごはん
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ろくすけの長年のごはんは、ドッグフード。シニア用で魚系。
このフードを食べるようになって、体重も血液検査もずーっと安定していた。
2か月前、てんかん発作に続く血便、下痢が起きるまでは。そして私はその2か月前の一大事をきっかけに 初手作りごはんにチェンジしたのだ。

なんでも食べるろくすけなので、食べないとか、残すとか、箸が進まない――いや、口が止まらない――ことはやっぱりなくて、よく食べてくれた。

私はろくすけの下痢が止まったことだけで、喜んでいたのだけど、振り返るとその時点から発作が出ていない。そんなことなんて、始めたときには想像していなかった。
きっと 今のろくすけの体調と年齢に、この手作りごはんがマッチしているのだろう。

――と、ちょっと待て。
あぁ 心のどこかで期待している私。
「今後発作が出ないかも!」なんて……

しかし「いや それはない」――と、自分で打ち消しておこう。
だって、てんかんは一度発症すると一生治らないんだもん。
「でももしかして……」
アカン、期待するな私! 

ちなみにこのごはんは何で出来ているかというと、

 

腎不全の処方食を手本に、たんぱく質やリン、カリウムの摂取量を考えて

白米・肉(ささみ or 胸肉 or ひき肉)・野菜(キャベツ、ゴボウ、かぼちゃ、しいたけ)・はるさめ などを ぐつぐつぐつ煮たもの

カロリー不足を補うために

このぐつぐつ鍋に、無塩バターなんぞをポン
この鍋、人間でも美味しい。絶対に!

おまけに 馬肉生肉 をトッピング これでどうだっ

 果たして、正しい処方食となっているのか、ううむ……

ちゃんと手作りされている方から見たら、いい加減すぎるのかもしれないけど、今の私はこのあたりが”良い加減”で、発作が起きてないろくすけにとってもきっと”良い加減”なんだと思う。

食後は父ちゃんの手を舐めて、塩分補給だ!
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――そして、ろくすけの後ろ足なのだが――

日に日に弱ってきている――
わかっているけど、やっぱり悲しいものだ。

ほとんどの場所にカーペットを引いているが、それでも踏ん張れなくなってきた。
起き上がろうとして力尽きるのが日常になり、前足を踏ん張って動こうとすると、これまた切なくて、その場でくるくる回るだけ。

そんな時でもろくすけは、目で訴えるだけで声は一切出さない。
本当に君は 吠えるのが嫌いなんだね。
もっとわがままになってもいいんだよ、くっ!

すぐ駆け寄って起き上がらしたい衝動にかられるけど、母ちゃんは手伝い過ぎることがないように、手を出さないことにしている。

体を触らせてくれるワンちゃんならば、足のマッサージなどでリハビリができるかもしれないけど、ろくすけは体を触られるのが苦手。
なので、できるだけ自分で動けるうちは、立ち上がろうとするのもリハビリと思って心を鬼にして見守っている。その目が怖いと言われようがっ。

でもどうしても立てないときは
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こんな感じのごはんタイム

――実は、こんなきがチャンスなのだ。足を触ってみよう――

筋肉が落ちた足、張りのない皮膚。
16歳だもんね、しょうがないよね。
でも食べたら、お庭歩いてみようね、ろくすけ。

不思議と庭の方が転ばない 庭のほうが段差いっぱいなのになー

なんか視線は感じるけど
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ど どこにいる?

 

――発作は続くよ(7/10)つづく―

作:きづあすか
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週刊Withdog&Withcat
この記事は、下記の週刊Withdog&Withcatに掲載されています。

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――出典――

※本記事は著作者の許可を得て、下記のブログを元に再構成されたものです。

 

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