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【資格取得】ペットに関する資格、誰のため? 何のため? ~犬との暮らし(その5)~

愛犬たちと私のためにとった資格
動物に関する資格について

文・編集|Rikka 扉の写真|BequestによるPixabayからの画像 
 
こんな方に
ペットの資格取得を考えている|どんな資格があるの?|どんな資格がいいの?

 

皆さんは、ペットの資格について、どれくらいご存知でしょうか?
色々な資格がありますが、意外にその内容は知られていないように思います。

実は私も、先日資格を取得したのですが、友人知人に報告すると「すごいね」と一応は言ってくれるものの、その後で「で、それ何の資格なの?」とか、「何のためにとったの?」と訊かれる始末。

資格を取る理由は、人それぞれ。
それを仕事にしたくて取る人もいれば、ただ愛犬と自分のために取る人もいます。

私としては、資格は、大それたものではないと思っています。
とは言え、何もしないでもらえるものでもありません。

今日はそんな、ペットの資格に関するお話です。

【目次】

 

 ペットの資格とは?

Katrina_SによるPixabayからの画像 
 

沢山ある資格

あまり知られていないことですが、ペットに関する国家資格は獣医師免許のみです。

しかし、国家資格でないものの、ペットに関する資格はたくさんあります。
いわゆる民間資格です。

簡単に例を挙げると、

動物介護士、動物看護士、トリマー、訓練士、ペットシッター

などは、私たちの生活になじみが深いものですね。

しかし資格はこれだけにはとどまりません。それこそ無数にあります。
以下にWikipediaから、ごく一部を挙げてみます。

資格の一覧(ごく一部)

私達飼い主は、こういう資格をお持ちの方に助けて頂く機会は多いと思います。

そして”資格”というだけに、それぞれには難易度が存在します。
専門的な学校に通わなければ取れないものもあれば、通信講座でとれるものもあります。その通信講座も、しっかりと勉強をしないと取れないものもあれば、受講するだけで(早い話が、お金を払うだけで)とれるものもあるのです。

 

資格を取る理由

資格を取る理由は、人それぞれです。

職業として動物病院で働く(ペットの命を左右する)ために、必要となる資格もあれば、同じく職業でもトリマーやペットシッターのように、独立開業するのに必要なものもあります。少々不純な動機かもしれませんが、ネット通販をやるために、箔付けとして資格が欲しいという方もいます。

私の場合は

私は、職業やお金儲けとは違う理由で資格をとりました。

それは何かというと、愛犬の健康のために勉強したかったのです。
資格を取るための勉強は、我が家の愛犬の健康管理の知識を、系統だてて得るために最適だと思いました。

つまり冒頭に書いた「何の資格なの?」の答えは、うちの子の健康を保つためで、「何のためにとったの?」の答えは、うちの子たちに、いつまでも元気でいて欲しいからということになります。これについては、後の方でもっと詳しく書こうと思っています。

因みに最近は、私と同じような理由で資格を取る方が増えているようです。

 

 私が資格を取った理由と手段

Aaron_HによるPixabayからの画像 
 
ここでご紹介するのは、私が取得した『犬の管理栄養士』と、今勉強中の『ホリスティックケアカウンセラー』のお話です。
具体的に書いた方が良いと思いますので、資格を管理している会社をそのまま掲載したいと思います。(資格や企業を宣伝する為ではありませんので、念のため)

どこの資格を取ればいい?

私は資格を取ろうと思い立った際に、どこで取ろうかとまず考えました。

資格の中には、通学や試験会場に赴き、取るものもあります。AHT(動物看護師)や、トリマーの資格などはそういったものに分類される資格ですね。私が1番に取りたかった資格は、一般的にも知名度がある『愛玩動物飼養管理士』でしたが、資格取得のためには、最終的には遠方で行われる、試験会場方式の試験をパスしなければなりません。

我が家には闘病中の老犬、龍馬がいて、私は長時間の留守番はさせないと決めていますので、この資格は断念せざるを得ませんでした。

そこで通信講座でとれる資格を探す事にしました。
通学方式ほどの専門性がないのは、仕方がありません。一般的な資格であることと、今私が持っているペットの知識を、より深められるものであることを条件に探してみたところ、いくつかの企業や団体で、それに該当する資格があることが分かりました。

調べた中には、筆ペン講座的に、雑多な資格のなかにペットの資格を設けている会社もありました。しかしこれだと、資格を取るのは簡単そうですが、求めている知識は得られそうにありません。そこで、ペットの資格だけを取り扱う団体に、候補を絞ることにしました。

最終的に私が選んだのは、下記の団体です。

1.全日本動物専門教育協会:犬の管理栄養士

この協会では複数の資格を認定しており、通学が必要な資格もあります。中には高い専門性を有する資格で、更新料や追加研修を課す例もありました。

トリマーや動物看護師、家庭犬訓練士の資格は、この団体では永久ライセンスだそうです。そして動物介在福祉士の資格を取ることで、『動物取扱責任者』への登録が可能となります。そういったことができるが、この協会の強みのように感じました。

通信教育の資格は、そこまでの専門性はないものの、すべての講座に専門家の監修のもと教材が作られています。講座によっては、実際に使用される医療器具や販売されてるペットの専門書も併用して学んでいきます。

開催してる通信資格講座

愛玩動物救急救命士
愛玩動物介護士
犬の在宅看護師
アニマルアロマアドバイザー
猫の健康管理士
犬の東洋医学生活管理士
ペット災害危機管理士
犬猫飼養アドバイザー
ペットロスケアマネージャー
犬の栄養管理士

犬の管理栄養士の受講内容

お役たち度|■■■■□
おすすめ度|■■■□□
受講費用 |■■■□□(1マス1万円程度で表示)
資格取得期限:約1年

私は栄養管理について学びたかったので、栄養管理士の資格を受講しました。
内容は、犬のからだを構成する各栄養素の関しての知識や、成長別の1日に必要な体重別の給餌量の計算、給水量の計算。そしてフードに関しての解説や基礎的な知識、手作り食の作り方など、食事に関する知識が多岐に渡り学べます。

今まで私は、栄養素に関して知識が曖昧だったため、手作り食は試したことがありませんでした。しかし今後必要に迫られた際には、少しでも間違いのないものを作りたいという思いがありました。
この理由に加え、今年に入って愛犬、龍馬の闘病が始まり、血液検査が芳しくない数値であったために、療法食の指示がでました。療法食を選ぶ際にも、給餌量の計算、基本的な栄養素や成分の知識あれば闘病に役に立てると思いました。

【講座内容】
この講座は飼い主向けというより、資格を活かして何か始めたい・仕事に活用したい方向きかなと思います。計算式や学ぶ内容の専門性が高いです。日常生活で活躍するものはそこまで多くないように感じましたが、基礎的な栄養学が効率よく学べるので、その方面でも知識を求める方にとっては、大変に役に立つと思います。

2.㈱カラーズ:ホリスティックケアカウンセラー

こちらはグリーンドックという、犬猫の通販会社で知られる㈱カラーズが行なっている資格講座です。通信方式でありながら、カリキュラムに取り入れている動物専門学校もあり、獣医師やトリマーなど、ペットに関わる専門職の方も多く資格を取得されています。

ホリスティックカウンセラーの受講内容

お役たち度|■■■■■
おすすめ度|■■■■■
受講費用 |■■■■■ +α資格に追加で費用加算される
資格取得期限:約2年

今受講中のこの資格講座は、飼い主が日常のケアで役に立つ情報や知識が満載でした。私としてはこの資格はお勧めです。
費用は5万程度かかりますが、逆に言えばこの程度の費用で愛犬、愛猫の長い犬•猫生に幅広く役立つ、あらゆる知識が手に入るというのはすごいなと感じました。

私は、愛犬が病気になって、医師からどこかが悪いと言われた時に、『なんでそうなるのだろう』『原因はどこにあるのだろう』ということまで知りたいと思っていました。過去には医師から処方された薬で、病状が悪化した経験もあり、闘病に際しては、飼い主がもっと、犬という生き物について知るべきだと痛感しています。

犬の身体の基本的な仕組みや働きを理解すれば、ちょっとした変化で、病気に気づくこともあると思うのです。

【受講内容】
飼い主が知りたい犬猫の基本的なことから、食事に関する事、日常のケアや+αな知識も学べる講座です。そして、ホリスティックと謳ってるように、東洋医学面でのケアの知識も学べます。加えてマッサージ方法やパッチフラワーレメディの事など、いたれりつくせりの内容です。

犬や猫との生活に幅広い知識を持ちたいと思ってる方には特にお勧めしたいです。

我が家ではすぐに得た知識が役に立ちました。

例えばこの講座には、犬の消化器に関する項目があり、そこにはどういう成分が消化器に良いかという記載があります。それを読むと、我が家のもう一匹の愛犬、六花が飲んでいるサプリには、まさにそのお腹に効くと成分が満載されているものとわかります。お陰でサプリへの信頼感が増し、飲ませることにも自信が得られました。

また老犬の龍馬には、自宅でできる苦痛のないお風呂の入れ方が、とても参考になりました。今ではおとなしくお風呂に入れています。

この講座には+αで犬猫の介護に関する資格、ペットシッターに関する知識が学べる講座もあります。

実は資格の話そのものではないのですが、資格の運営企業の方に特筆すべきことがあります。それは私が、この資格を取りたいと思った最大の理由の一つでもありました。

この会社では通販を利用する際に、無料の飼い主相談サービスを行っています。今まで私は、治療で主にサプリや食事に関して困った際に、このサービスに何度も助けられてきました。

病院では聞けない些細なこと、病気のある犬に対しての療法食に関する案内、サプリのアドバイスなど、どれも役に立ち、安心感が持てる内容ばかりでした。購入を強要された事も一度もありませんでした。

サプリ、療法食は、病院で勧められた製品がどうしても合わない時には、自己判断で使用するもの多いですよね。少しでも間違いないものを選びたいと思ってる方に、とても有意義なサービスだと思っています。

そんな企業が主催してる資格ということが、私が講座を受講しようと考えたきかっかけになったのです。

 

 ペットの資格とは?

Katrina_SによるPixabayからの画像 
何のために資格をとるのか? 

この記事を書くことになり、あらためて考えたのですが、私は最初、通信資格なんてとる意味があるのだろうか?世間的には通信資格というのは余り意味がない、単なる肩書でしかないと言われていることも知っていたので、通信で資格を取ることを悩みました。決して安い受講費でもないわけですし。

今まで、個人的に色々病気の知識を調べて、治療に役立てたり、ブログにも書いてきました。中には褒めてくださる方もいて、嬉しい反面、自分は本当に理解しているのだろうか?間違ってはいないのだろうかと疑問にも感じてもいました。

現に理解したつもりで始めたサプリが逆効果だったかもしれないという経験から、不安になっていたのです。愛犬たちの為にも、きちんと基礎から栄養について、犬の身体の事など学んで行きたいと思ったのが1番の理由でした。このような資格は、肩書ではなく、自分と愛犬の為に必要かどうか、と言うのが、有意義な資格になるのかの分かれ目だと思います。

 

資格をとって・受講してよかった点 

自分が我流で得た知識が、間違っていないと自信が持てるようになりました。それと、今まではとにかくまずは試してみよう、と始めていたことが多かったのですが、今では不安になることもさほどなくすんなりと色んなことを始められるようになりました。

そして間違っているかもしれないということがあれば、いち早く気づけるようになりました。なおかつ、先生が話す病気の専門的な話も以前より理解しやすくなり、実生活に役立つところが、取って良かったと思える最大のポイントでした。

 

資格を取ることは、資格者を名乗る責任もあるということ 

講座を始めてみるとわかりますが、こういった資格はただ学んで終わるわけではない、きちんと自分のものに出来ないと意味のないものです。そして、その資格は取れたらおしまいではく、その資格を名乗る責任も背負っていくということになります。

中には『通信だし、肩書だけで何か騙すような人もいるのでは?』と考える方もいるでしょう。しかし、資格を取ったら、何をやってもいいという事でもありません。その協会の資格取得者を名乗って問題を起こせば、その資格は剥奪されます。これはどんな資格にも言えることで、通信だから、通学だからは関係ありません。これは規約にも書かれていることです。

そもそも資格取得自体も、お金と時間を使ってその知識を取得するのですから、その労力を考えても、安易なものではないという覚悟で望むべきだといえます。

 

資格に優劣はない

今回、私が取得した以外にもたくさんの企業や団体でこういったペットに関する資格講座というのは、存在しています。何が良いか、何が必要かは個人個人で違いますので、講座の内容を確認して、自分自身で決めていくものだと思います。

なので、どの資格が優秀だとか、どの資格を取るのが良いとは一概に言えません。どの資格を持っていればすごいということでもないと私は考えています。

1番に言えること――

その資格取得後に、自分自身でどう活かせるかが大事になると思います。今回の資格は、私には必要な内容ばかりなので、本当に勉強して良かったと感じています。

 

 最後に

今回の記事で、自分の経験から踏まえて自分の資格の紹介をしましたが、記事内にも書いたように、我が家の愛犬のために取得したものであり、それで何かをしようとするものではありません。

私にとっての資格は、効率よく知識を得る手段でした。

私と同じような考え方の人でしたら、自分で資料を探し調べるよりも数段早く必要な知識を習得できます。例えば私のように、老犬を飼っている方ならば、残された時間を有意義に過ごすため、少しでも早く知識を得て、それを有効活用したいですよね。老犬の飼い主にとっては、1日1日がとても大事なのですから。

尚、この記事はあくまで私の体験談であり、特定の資格や企業を宣伝する為に書いたものではありません。

その旨、ご承知おき頂ければ幸いです。

 
――おわり――

文:Rikka
 ▶ プロフィール
 ▶ 作者の一言
 ▶ Rikka:犬の記事 ご紹介
  

今まで経験した闘病中の記録や出来事、かかりつけの病院探し、愛犬との生活に関することなど中心に書いています。
犬の管理栄養士の資格を持っています。闘病中の愛犬に必要な栄養に関してのこと、正しい食生活をおくってもらいたくて取得した資格です。
犬の管理栄養士_詔書

――次話――

記事の準備中です

――前話――

週刊Withdog&Withcat
この記事は、下記の週刊Withdog&Withcatに掲載されています。

――この連載の1話目です――

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