チョコラッの闘病記 非再生性免疫介在性貧血
本記事は長期連載の1部。そしてチョコラッは3年目(2019年6月)を迎えて生存中です。
難病であっても希望を持ち続けたいと願う、飼い主の思いで書かれた闘病記です。
初回記事はこちらです。チョコラッの闘病記 1話
ペットに貧血の症状が現れ改善しない|非再生性免疫介在性貧血と診断された|治る見込みは?|治療法は?|どんな闘病になるのか心配|免疫系疾患の難しさを実感している|経験者の体験談が聞きたい
10月31日 定期健診の結果と、免疫抑制の弊害
チョコラッの発病から2年。
昨日、1ヶ月振りにチョコラッの定期検診行ってきました。
結果から言うと、最も気になるPCVは基準値内の、38.2。
ここ2ヶ月は数値がほぼ横這い。
ただ、リンパ球が0→726にかなり上がった。
(この数値は、下記にまとめて記載しておきます)
リンパ球が高い→免疫抑制剤が効いていないとの判断になるのですが、
医師は「RETEC(赤血球の赤ちゃん)も17.9としっかりあるし、PCVも下がっていない(貧血悪化していない)ので、お薬変えずに1ヶ月様子を見ましょう」とのこと。
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うーん、、どうなんだろう?
以前、プレドニンを辞めた途端に悪化したから、今回もプレドニンを減薬している影響でリンパ球が上がったんじゃないの?
このままだと、また貧血なるんじゃないの? って気もした。(・_・;
――けど、それは私のは単なる勘で、医師のは経験やら知識やらでの判断だから、
ここで「プレドニン増やして下さい!」とも言えず、とにかく1ヶ月様子見に。
プレドニンは今は3日に1回、2分の1錠しか飲んでいないので、胃薬はもう要らないでしょう、と胃薬は中止になった。
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覚え書き
PCV38.2
Hb13.1
RETIC17.9
リンパ球726
Plat441
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薬
セルセプト(免疫抑制剤)
オーグメンチン朝夕、半錠(抗生剤)
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サプリメント
ウロアクト(尿道炎トラブル予防のサプリメント)
※サプリメントはいずれも病院からの指示
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今日はハロウィンですね。
チョコラッはもうハロウィンコンテスト参加出来ない(病気で狂犬病注射打てない)からお家の中だけの撮影にしました。それが扉の写真です。
いつも応援ありがとうございます。楽しいハロウィンの一日になりますように!
病気になると、ついつい甘やかす
そして、ドッグカフェに行ってきました♡
コレ、そのドッグカフェで売ってたドットワンのオヤツ。
「フリーズドライりんご🍎」
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これです
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私が食べてみたらね、本当に犬用なの?!って疑っちゃうくらい美味しい!!
犬用オヤツって基本、味が薄いでしょ?
コレはフリーズドライで自然の甘味がギュッって凝縮された感じ♡
チョコラッの笑顔♡^ - ^
お陰様で調子良さそうです。
毎年毎年、年末になると生死の境をさ迷っちゃうくらい具合悪くなるので警戒してますが、今のとこ大丈夫!
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ゴハン食べるの遅いのはフード変えても変わらず。
もしかしたら、早食い防止用の食べにくいフードボールか、歳がいって本当に食べにくくて仕方ないのかも(・_・;
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コレがフリーズドライりんごの中身の方
オヤツは釘付けだからね
食欲がないとかじゃないのね
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家では毎日吠える吠える(・_・;
病気になると、ついつい甘やかしちゃってね。
吠えたら嬉しかったりでね(笑)
今更厳しくなんて出来ないよ(苦笑)
今のチョコラッは
ティアラと毎日プロレスごっこ、どったんばったんやってるの見ると元気で幸せだなって思います♡
いつも応援、見守り、元気玉本当にありがとうございます。
寒くなってきましたので、皆さんお身体お気を付けてお過ごし下さい。
この病気を更に知るために - 貧血と免疫疾患
一般的な貧血の症状と見分け方は、こちらの診察記に書かれています。
まずは貧血かどうかを、飼い主さん自身が見分けましょう。
当事者の苦労について語られた記事です。
『免疫介在性溶血性貧血』と『非再生性免疫介在性貧血』の違い。
悪化した場合の、献血犬の探し方などに触れています。
『非再生性免疫介在性貧血』の原因となる、『自己免疫不全』について語られた記事です。『自己免疫不全』は確定診断されていないだけで、多くの犬で起きている可能性があります。
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猫の非再生性免疫介在性貧血の事例
【リンパ腫】からの【非再生性免疫介在性貧血】闘病記
作者が迎えた子猫”わはにゃ”は、作者にとって特別な存在でした。
『何があっても、この命を必ず守る』
そう誓った作者でしたが、ある日わはにゃが体調を崩しました。
くしゃみ、そして咳――
軽い猫風邪かな?
しかし医師から告げられたのは、意外な病名でした。
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この闘病記の経過
非再生性免疫介在性貧血 闘病記
病気の発覚から病名が分かるまで
2016年10月25日~11月2日
本当の確定診断まで
2016年11月5日~11月24日
先の見えない、はじめの半年
2016年12月14日~2017年4月23日
1年生存率5割って
2016年5月6日~2017年10月14日
1年は過ぎたけれど
2017年10月20日~2018年4月20日
▶2年生存を目指して (本章)
2018年4月22日~2018年10月31日
ついに3年目に突入 (連載中)
2018年4月22日~2018年10月31日
――2年生存を目指して(19/19)・おしまい――
――次章につづく――
文:らぶプー
▶らぶプー:他の作品一覧
――次話――
次回から第7章です。
チョコラッの闘病は、発病から3年目に入りました。
長期の闘病記で気付くことは、犬も飼い主も四六時中病気と闘っているのではないということ。
そんな日常の中で、発見があります。
アレ、チョコラッ、歯茎が赤くなってきた?――
――前話――
動物病院で、良く医師から言われる言葉――
「何か気になることはありますか?」
主人はこう答えました。
「最近ますますチョコラッが可愛くなったと思います」
犬の飼い主は、みんな親バカ。
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この記事は、下記の週刊Withdog&Withcatに掲載されています。
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――この章の1話目です――
「これは何だ!?」
チョコラッの体に黒いシミを発見。
痒みもなさそう。毛も抜けないけど――
病院に連れて行くべきなのか?
大病を抱えていると、一々、気になることばかり。
そして淡々とした日々も、また闘病
――この連載の最初の記事です――
この病気は、自己免疫不全で起きるもの。
自分の免疫が、自分の体を攻撃し始めるのです。
病原菌やウィルスが見つかるわけでもなく、CTやMRIにも病変が映りません。
だから、最初はそうだと分かりません。
なんとなく調子が悪い……
病院に行っても原因不明。
しかし、状況は悪化していく。
何故――、それが始まりです。
まずは病名が確定するまでのお話から。闘病記を書く理由についても語られます。
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ステロイド、免疫抑制剤の闘病記
ステロイドの減薬|体験談と闘病記
ステロイド剤は一般的な薬であるにも関わらず、必要以上に嫌われているように感じます。その原因として、適切な使用方法が行われておらず、そのために無用の副作用を被る場合が多いのだと想像できます。
実際に飼い主さんたちが書いた体験談(闘病記)を読むと、動物医療の専門家である獣医師でさえ、ステロイド剤の功罪を良く知らないで使っている場合が多いように思えるのです。
免疫抑制剤|体験談と闘病記
愛犬ピーチーの体験談、今回は免疫抑制剤です。
ステロイド剤から免疫抑制剤への切替は簡単ではありませんでした。
今回はその難しさの実例を。
犬の原因不明の病気の影には、自己免疫不全があるように思います。
実は多くの犬が、無縁でないのでは?
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出典
出典
※本記事は著作者の許可を得て、下記のブログを元に再構成されたものです。