犬を飼うということ

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【まとめ】【癲癇/腎不全】ろくすけの闘病記:癲癇(てんかん) ② ~発作は続くよ~

ろくすけの闘病記:
癲癇(てんかん)|
7話~11話
ろくすけの闘病記

Review
カテゴリー:闘病記
作者:きづあすか

本話『ろくすけの闘病記』は、突如『癲癇(てんかん)』を発症した、老犬ろくすけと飼い主である母ちゃんの闘病をエッセイとして綴ったものです。

第2章は、癲癇との付き合い方が分かり始めてきながら、ろくすけに腎不全が発見され、更に後ろ足が弱っていく姿が描かれます。
本話は2章の10話中、前半の5話です。

予期せぬ出来事に戸惑いながら、ろくすけを励まし続ける母ちゃんでした。

――概要――
犬の癲癇(てんかん)は、およそ100匹に1匹が発症するようです。1%を多いと見るか少ないと見るかは、考え方次第でしょう。
この病気は一度発症すると、多くの場合その発作を繰り返すようになります。
一説では、癲癇の発作は時間的なサイクルがあり、10年以上のサイクルを持つ個体ならば、一生に一度も発症しなかったり、一生に一度だけということもあるのだとか。

わが愛犬のピーチーも癲癇を発症した一人(一匹)なのですが、この病気の特徴は、その発作の激しさにあると言ってよいでしょう。作者の、きづあすかさんも作中でこう語っています。

『あの病態は、飼い主の心を乱します』

そう、癲癇の発作(大発作)は見ているだけつらいのです。
本闘病記は、その癲癇との闘い(もしかしたら、つき合い)を、独自の視点で、ときに可笑しくひょうひょうと書かれていることが最大の美点です。恐らく、同じ病気と対峙する飼い主さんたちに、希望をあたえるように綴られています。

愛犬でこの病気を体験した身で言うならば、「ありがとう」と感謝したくなるような闘病記です。もしかするとエッセイと言った方が相応しいかもすれません。

できれば、うちの子の闘病のときに読みたかった……

【目次】

 2月12日 ~ 8月5日

7話・2章(1/10)|2月12日|今年の初てんかん

今日から2章です。
この年の初発作。前から2ヵ月持たなかった。。
発作は最初の頃の衝撃はないが、いつもアタフタで慣れることはない。
歩こうとするが、朦朧としてふらつくろくすけ。
”後ろ足ハーネス”が役に立っている。
私よ 平常心・平常心・・・

8話・2章(2/10)|2月23日|ついに出てしまった最短記録(涙)

夜中3時に発作。前回から2週間たたない最短記録。
しかし、落ち込んでいる暇はない。今回は自分で座薬を挿入せねば!
ぐぐぐいっと――、やっと成功。
今回は、回復が早い?
いや、でも、うろうろがいつもより激しいか?
次はいつだろうか?
ドキドキだ。

● 

9話・2章(3/10)|3月20日|発作に加えて、初めての下痢&血便だよ

ろくすけ、明け方に発作。
徐々に回復するも、この日は違う。
うちに来てはじめての下痢。しかも血便だ。
度々のトイレ。しかもそれは、その後1週間も続いた。
医師からは、おかゆを食べさせよとの指示。
「おかゆ?」
実はそれが、後の闘病を変える。

10話・2章(4/10)|4月29日|手作り食にして変わったこと

下痢&血便から、手作り療法食の「おかゆ」にかわったろくすけ。
良かったとがある。
まずは、とても美味しそうに食べてくれること。
そして、なぜだか発作が起きていない。
それが、「おかゆ」のお陰かどうかは分からない。
でも――、起きていない。

11話・2章(5/10)|5月13日|ろくすけ、まさかの腎不全、発覚

手作り食を食べるようになって、調子が良いろくすけ。
でも、困ったことがある。
今度は、おしっこがダダ漏れに。
――久しぶりに、血液検査をしてもらおうか。
軽い気持ちで検査を受けたのだが……
なんと癲癇に加えて、『腎不全』が発覚してしまった。

【予告】ろくすけの癲癇(てんかん)闘病記

明日から第2章を配信します。
発症直後の慌てた様子から、だんだんとそれに慣れてくる飼い主のかあちゃん。
「ドンと来い、ろくすけ」
「かあちゃんが、守ってやるよ」
そんな風に思いながらも、かあちゃんの心は揺れるのでした。

ろくすけ予告

――次のまとめ読み②に続きます――

作:きづあすか
コメント:高栖匡躬 
 ▶きづあすか:作品一覧
   

――次回のまとめよみ――

現在編集中です

――前回のまとめよみ――

犬の癲癇(てんかん)は、100匹に1匹が発症するのだとか。
発作が激しいので、初めてそれをみた飼い主は例外なく慌てます。
この闘病記は、病気になったろくすけと、どんと来いとふんばるかあちゃんのお話です。

● 

 ペットの闘病についてのヒント

闘病の奇跡は呼び込むもの

闘病記を読むと、奇跡的に治るという表現に時々出会います。
しかし奇跡は、待っていて起きるものではありません。
奇跡が起きる確率は、努力で上げることができます。

医師まかせにせず、とにかく情報を集めて分析する事です。
その中に、もしかすると答えがあるかもしれません。

セカンドオピニオンと二次診療

街の獣医師の技術と経験には大きな差があります。知識にも差があります。
なぜなら街の獣医師は、内科医であり、外科医であり、犬や猫だけでなく、ネズミも鳥も診察するのが役割です。病気ごとの専門医ではないのです。

セカンドオピニオンと二次診療は、街の獣医師の足りない部分を埋める、重要な手段と言えます。

高度医療という選択肢

動物にも高度医療があります。
それは人間で実績のある治療を、いち早く動物医療に転用するものです。

医療は日進月歩。昨日治らなかった病気が、今日は直るかもしれません。
高度医療は病気を治す手段としては有効な選択肢です。

 

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