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【まとめ】チョコラッの闘病記 ⑮ ~免疫系疾患なのに免疫抑制剤を減らす~【非再生性免疫介在性貧血】

非再生性免疫介在性貧血:
2年生存を目指して(2/3)79話~84話
非再生性免疫介在性貧血 闘病記

Review
カテゴリー:闘病記
作者:らぶプー

『非再生性免疫介在性貧血』を発症した、チョコラッの闘病記です。
本シリーズは、病気の発症後1年半後から始まり、2年までを記した全19話。
本記事は本章79話~84話のまとめ読みです。

――概要――
(以下、前記事と同文)
愛犬チョコラッ免疫系疾患の難病とされる『非再生性免疫介在性貧血』です。
1年生存率は5割。その1年を超えて、2年目を目指す段階になりました。

1年を過ぎた頃、採れる選択肢がほぼ無い危機的な状況を脱したのは、医師の機転で免疫抑制剤の使用を止めるという判断をしたからでした。それは医学書には書かれていない常識外の処置です。

しかし、無謀な賭けではありませんでした。過去の論文に報告された症例の中に、似たような事例が2つあったからです。

危機を脱したチョコラッの症状は安定し、貧血の症状が治まっていきます。
しかしながら、『非再生性免疫介在性貧血』は完治したわけでも、寛解したわけでもありません。免疫疾患を抱えたままで、なぜか貧血症状が治まるという不思議な状態にあるのです。

本章は一安心しながらも、一喜一憂が続く飼い主の心を描いています。

【目次】

 7月19日 ~ 8月7日 

79話(7/19)| 6月17日|自分で歯磨き出来るもん

今日は日常の一コマ。ワンコは自分で歯磨きできるのか?
歯ブラシを与えてみたのは良いのですが。
どうやら2ワンには難しというか、
そもそも歯ブラシとは認識していない模様。
長い闘病の中にはこんな日もあって、それも含めて闘病で……

80話(8/19)| 6月25日|七夕のお願いごとは

もうすぐチョコラッの誕生日は、7月7日の七夕の日。
今の家族の願い事は1つ。
『七夕のお誕生日を、家族皆んなで迎えること!』
沢山病気をしてきて、沢山奇跡を起こしてきた。
どうか誕生日を迎えられますように。

81話(9/19)| 7月7日|チョコラッ誕生日

7月7日、チョコラッは10歳の誕生日。
闘病が始まると、誕生日は最大のイベントですね。
一緒にクリスマスを祝おう。一緒に新しい年を迎えよう。一緒に桜の花を見よう……
小さな目標を積み重ねて、そして誕生日。
特別な一日。おめでとうチョコラッ

82話(10/19)| 7月12日|チョコラッ血液検査

血液検査の結果は、すごく良かった!
プレドニン(ステロイド)を減らしたことでの成果です。
それはどういうことかというと――
免疫系疾患なのに、免疫抑制剤を減らすというチャレンジでした。
動物の体は不思議ですね。

83話(11/19)| 7月14日|人間年齢60歳で、老犬アルバムに登場

この回はほぼ1年前の出来事。
チョコラッさんは11歳で、老犬アルバムに登場したのでした。
1年生存率5割で、2年を越えてのことです。
今も病気は治ってはいません。
しかし、先日チョコラッさんは12歳の誕生日を迎えました。

84話(12/19)| 8月7日|チョコラッ血液検査と別の病気の疑い

血液検査の結果はちょっと複雑。
PCV(血球容積)は右肩上がりなのに、クッシング症候群と慢性腎不全の疑いが。
薬の副作用? 年齢的なものもある?
今の病気の治療との兼ね合いもあるから、そう簡単に対処はできないし――
闘病はむずかしい。

本章の予告です

第6章_予告カード

この闘病記の経過

非再生性免疫介在性貧血 闘病記 

病気の発覚から病名が分かるまで
2016年10月25日~11月2日

本当の確定診断まで
2016年11月5日~11月24日

先の見えない、はじめの半年
2016年12月14日~2017年4月23日

1年生存率5割って
2016年5月6日~2017年10月14日

1年は過ぎたけれど
2017年10月20日~2018年4月20日

▶2年生存を目指して (本章)
2018年4月22日~2018年10月31日

ついに3年目に突入 
2018年4月22日~2018年10月31日

――次のまとめ読み⑯に続きます――

作:らぶプー
 ▶らぶプー:他の作品一覧
解説:高栖匡躬 

――次回のまとめよみ――

紆余曲折がありながら、とうとう貧血値が正常に。
それは、実に14か月ぶりのことでした。
チョコラッは元気で、口内もピンク色です。
そして、遂に闘病から2年を迎えます。
1年生存率5割。
しかもまだ寛解に至っていないのにです。

――前回のまとめよみ――

病気の発症から1年半が過ぎました。
幾度も危機を乗り越えて、貧血の状態は落ち着いているように見えます。
しかし、1年生存率5割の現実は変わりません。
少しの変化に敏感になる飼い主でした。

――本闘病記の最初のまとめよみ――

【非再生性免疫介在性貧血】の闘病記です。
原因は自己免疫不全が原因で病名確定が難しい上に、致死率が高いために、残された闘病記はほとんどありません。

貴重な記録を残してくれた作者に感謝します。

自己免疫不全関連記事

自己免疫不全は自己免疫疾患とも呼ばれ、非再生性免疫介在性貧血の原因になっているものです。下記はその関連記事です。
【自己免疫不全】(全3話)

2015年のある日、我が家の愛犬ピーチーを病魔が襲いました。
最初は夏バテかなと思い、次に熱中症を疑いました。
かかりつけの獣医師も、熱中症との診たてでその治療を。

しかしピーチーの状態は悪化の一途。
ただならぬ状態に、未明の救命救急に飛び込み、そこで発覚したのが重度の肝炎でした。
結局後になって、それが自己免疫不全が引き起こしたと分かるのですが、まさか免疫の暴走が劇症肝炎を引き起こすなど、想像もしていませんでした。

【劇症肝炎】【自己免疫不全】(全18話)

愛犬ピーチーは2014年8月16日の早朝6時、救命救急に駆け込みました。
40度を越える高熱。ぐったりとして動けない。
ただごとではないと思いました。

振り返ると、異常を感じたのはその6日前
突然の体の震えと、食欲不振
恐らくそれが前兆だったのでしょう。
ここから、命を賭けた闘病が始まったのでした。

【ステロイド】【減薬】(全3話)

ステロイド剤は一般的な薬であるにも関わらず、必要以上に嫌われているように感じます。その原因として、適切な使用方法が行われておらず、そのために無用の副作用を被る場合が多いのだと想像できます。

実際に飼い主さんたちが書いた体験談(闘病記)を読むと、動物医療の専門家である獣医師でさえ、ステロイド剤の功罪を良く知らないで使っている場合が多いように思えるのです。

 おすすめのまとめ読みです

ようこそペットロス

ペットロスに悩む方は多いでようです。
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