犬を飼うということ

Withdog 犬と飼い主の絆について

【酷暑の夏】大きな瞳がキラキラのシファさん | No.73〜No.76 ~老犬アルバムの思い出(その23)~【老犬にはつらいね】

幸せじゃなかった子も、幸せは掴めるんだよ
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老犬アルバム|No.73 シファ(飼い主:ベルシファさん)
 
老犬アルバムに想う
犬を飼うことの奇跡と、老犬アルバム

老犬アルバムを始めてから、驚いたことがあります。
アルバムのカードを配信したその日が、老犬さんや飼い主さんの記念日と重なることがとても多いのです。1度や2度でなく、何度もそれが起きています。

例えば配信したその日が、老犬さんの誕生日だったり、うちの子記念日であったり、それから命日であったり、など。

もちろん、狙っているわけではありません。
だって、私はその日を知らないのですから。

なぜそんなに偶然が多いのかは不思議だとしか言いようがありません。
ただ、記念日に配信が重なることは、とても嬉しく思います。
ご家族で老犬さんのことを想っていらっしゃるちょうどその時に、その思い出に花を添えられるような気がするからです。
(ご命日のときは、花を手向けるですね)

この記事はこんな方に:
老犬(シニア犬)と暮らしている|老犬が可愛くて仕方がない|愛犬が闘病中、または介護中|愛犬が亡くなってしまった|他の飼い主さんが老犬にどう接していたか知りたい|皆さんの頑張りをみて、元気をもらいたい

 No.73は、シファさん 保護される前は繁殖犬でした

老犬アルバムをスタートした昨年も、かなり暑い夏でした。その暑さは、老犬さんや飼い主さんをかなり苦しめていました。「とにかくこの夏を乗り越えて」そんな想いで、いつも老犬さんのツイートを見ていたことを思い出します。

そして、今年の夏も酷暑でした。老犬さんと暮らす飼い主さんは、人には寒いくらいのエアコン温度を設定して、老犬さんのお世話をしているに違いありません。暑さで食欲が落ちて、水分も摂れない老犬さんも多いでしょう。犬にとって、老犬にとって、どれほど夏が過酷なのかをあらためて感じています。

そんな暑さの中、No.73シファさんの訃報を知りました。
13年間繁殖犬として暮らし、その後優しいご家族に引き取られて幸せを掴んだシファさん。ママさんから老犬アルバムに参加したいと連絡をいただいたのは、昨年の10月初旬の事でした。

「うちの老犬を是非老犬アルバムに載せていただけたら嬉しいです。繁殖屋からの保護なので年齢は推定ですが…」
こんな書き出しのメッセージでした。

ママさんは、シファさんの他に2匹の保護犬を保護犬カフェから引き取って暮らしています。昨年ご連絡をいただいた時は、シファさんを引き取って1年半が経った頃。
「でも、今はとっても幸せそうに過ごしてくれています」
そう書いてらしたママさんの言葉通り、いただいたシファさんの写真は、まあるく大きな瞳がキラキラした満面の笑み。

とても幸せなのだなぁ、と誰が見てもわかるお顔でした。

そんなシファさんですが、病気が急速に悪化して、ママさんの心の準備も出来ないうちに旅立ったそうです。

お別れはとても寂しいですが、ママさんのお家に来て2年半、それまでの13年間知ることのなかったあたたかい家庭で、大切にしてもらい愛されながら、同居する2匹と楽しく時間を過ごせました。そのことからシファさんの犬生が幸せだったと確信出来ます。

シファさんを亡くして悲しみの中にいるママさんから「我が家には15歳と8歳の子がいます。いつか必ずくる別れまで、しっかりこの子たちのことを愛していこうと思っています」と連絡と連絡をいただきました。

シファさんとの日々を胸に刻んで、ママさんは2匹の愛犬と過ごして欲しいと切に願っています。

 

 No.74は、もなかさん 老犬アルバムのきっかけになりました

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老犬アルバム|No.74 もなか(飼い主:もなか母ちゃんさん)
 

No.74のもなかさんは、この老犬アルバムの記事の初回にも書いた、老犬アルバムをスタートすることになったきっかけの老犬さんです。私がツイッターを初めてから、優しい白いお顔のゴルのもなかさんを知って、そのツイートを楽しみにしていました。

そんなもなかさんが、お空に旅立ったと知った時の衝撃は言葉では表現出来ないくらいでした。そして更にショックなことが――
それから間もなく、もなかさんを追いかけるように、もなかさんの弟のタフィさんも追うように亡くなったのです。

そのタフィさんのママさんが亡くなったタフィさんのことを書いた『大きくて優しい子、大好き』という言葉が、私の心を大きく揺さぶりました。

私が、もなかさん、タフィさんと同じ犬種のゴールデンレトリバーと暮らしていたせいもあるのでしょう。その言葉を聞いた時に涙が溢れ、ずっと頭から消えませんでした。そして、それをサイトの主宰に話すと、追悼のために、もなかさんとタフィさんにカードを作ってくれたのです。

まさにそのカードが、老犬アルバムのベースとなったカードでした。
もなかさんのママさんには、その時にお悔やみの気持ちを込めて、カードをお送りしました。そのせいもあってか、老犬アルバムをスタートさせてからも、なかなかもなかさんに参加してもらいたい、と連絡をすることが出来ませんでした。

愛犬を亡くしたばかりのママさんに何度もお願いするのは気が引けたのです。

しかし、やはり、もなかさんとタフィさんには、老犬アルバムに参加してもらいたい、と思いスタートして2カ月過ぎた時に、意を決してお誘いをしたのです。

何度も私のお願いを快く引き受けてくれたママさんには、とても感謝しています。
もちろん、弟犬のタフィさんにも参加してもらいました。

タフィさんのカードは、もう少し先の回にご紹介したいと思います。

 

 No.75は、涼太さん 17歳と8ヶ月とは思えない

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老犬アルバム|No.75 涼太(飼い主:ryo&nanaままさん)
 

もなかさんのママさんから、老犬アルバム参加の連絡をいただいた頃、No.75の涼太さんのママさんからメッセージをいただきました。

ミニチュアダックスフントの涼太さんが、ぺろっと舌を出している写真は、とても17歳8カ月とは思えない若々しい姿。そんな涼太さんは、自治体が主催する17歳の敬老犬イベントに参加する予定だったそうですが、昨年起きた豪雨被害のために、敬老犬イベントが中止になってしまったそうです。

 

イベントは中止になりましたが、とても立派な表彰状をいただいたようで、ママさんも喜ばれていました。

その涼太さんの訃報が届いたのは、今年の6月。
私はその数日前にも、涼太さんのお散歩するツイートを見ていたので、とても驚きました。

18歳4カ月で旅立った涼太さんは、斎場の方が「とてもしっかりした骨をしていて、上手に育てられましたね」と褒めてくださったそうです。

最期まで、ママさんの自慢の愛犬の涼太さんでした。

 

 No.76は、りくさん 

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老犬アルバム|No.76 りく(飼い主:りくの家族さん)
 

次のNo.76りくさんの飼い主さんから、老犬アルバムの参加申し込み連絡がきたのは、10月の下旬朝の7時半を過ぎた頃でした。

飼い主さんとやり取りをして、
『りくさんのカードが出来上がりましたらご連絡をします』
と返信したのですが、それに届いた飼い主さんからのご返事を見て、私はとても驚きました。

なんとその時刻に、りくさんはお空に旅立たれたのだそうです。

飼い主さんは、りくさんに見送られてからお仕事に出かけ、その途中私に連絡をして下さったそうです。

その日、ちょうどその時、ご自宅のお母様の腕に抱かれたままりくさんが亡くなったとのことでした。

そんなりくさんの最期を綴ったツイートを見た時――
最初何が起きたのか、私には理解出来ませんでした。まさか飼い主さんとやり取りをしているその時刻に、その老犬さんが亡くなるなんて――

しかし、老犬アルバムにはなぜか、そんな不思議なことが多いのです。
それがどうしてなのかはわかりませんが、老犬さんとのご縁を強く感じてしまいます。

世の中には、時々、常識では考えられないことが起こるものですね。りくさんのお別れの瞬間に、立ち会わせて貰ったようなご縁を感じずにはいられませんでした。

飼い主さんは『りくはうちに来て幸せだったかな?』という思いを込めて、エッセイも書いてくださいました。
そのエッセイがこれです。

そしてこちらが、そのエッセイを公開する時に同時に作ったカードです。

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りくさんは、幸せだったよね?

 

次は、失明したけれどマイペースで過ごしている老犬さん

ラフ_区切り

次にご紹介する老犬さんは、No.64で登場のHANAさんの、ママさんがご紹介して下さった老犬さんです。

病気で両目を失明してからも病気に負けずに、マイペースで過ごしている可愛らしい老犬さん。その子については、次の回で。

 

――つづく――

文:樫村 慧
 ▶ 作者の一言
 ▶ 樫村 慧:犬の記事 ご紹介
 ▶ 樫村 慧:猫の記事 ご紹介

――次話――

次話は、No.77の、ラブさんの思い出から始まる5ワンです。

記事の準備中です。

――前話――

次話は、No.69の、ラブさんの思い出から始まる4ワンです。

老犬アルバムの写真を使ったサプライズ。
それは飼い主さんに、新しい思い出をプレゼントすることにもなるのではないかな?
そんなことも考えながら、それが自分のやりがいになっていたりもします。
どうかなあ?

週刊Withdog&Withcat
この記事は、下記の週刊Withdog&Withcatに掲載されています。

――この連載の1話目です――

第1話は老犬アルバムがスタートした経緯をお知らせします。

老犬アルバムのスタートは、一匹の大型犬、タフィさんが旅立った時の飼い主さんの言葉がきっかけです。「大きくて優しい子、ありがとう、大好き」その一言が忘れられませんでした。どうしてもそれを、何かの形に残そうとカードを作りました。
大きくて優しい子が、老犬アルバムを作ったんです。

本サイトは、Teitterで毎日情報配信をしています。
※Teitterに登録しなくても読むことができます。 ツイッターマガジンへ

 老犬アルバムのご応募方法はこちらです

老犬アルバムに応募するのは簡単

老犬アルバムに必要なのは、下記の6つの情報だけです。
①愛犬の名前
②愛犬の年齢(~カ月まで分かると尚良し)
③飼い主の名前(~ママとか、ハンドルネーム)
④小型犬、中型犬、大型犬の区別
 ※人間年齢を換算するために必要です。
 ※超大型犬は大型犬、超小型犬は小型犬で換算します。
⑤愛犬への一言、または、愛犬からの一言
⑥お気に入りの写真1枚

Twitterからの応募となります。
下記(担当:樫村慧)にDMをお送りください。

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老犬アルバムに応募するのは簡単

老犬アルバムに必要なのは、下記の6つの情報だけです。
①愛犬の名前
②愛犬の年齢(~カ月まで分かると尚良し)
③飼い主の名前(~ママとか、ハンドルネーム)
④小型犬、中型犬、大型犬の区別
 ※人間年齢を換算するために必要です。
 ※超大型犬は大型犬、超小型犬は小型犬で換算します。
⑤愛犬への一言、または、愛犬からの一言
⑥お気に入りの写真1枚

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下記(担当:樫村慧)にDMをお送りください。

 老犬アルバムと老猫アルバム

老犬アルバムVol.1

老犬アルバムはここからスタートしました。
長老のハリー君は2019年6月20日に17歳の誕生日を迎えて、人間年齢124歳です。
でも、犬は何歳になっても子犬のようです。

老犬アルバムVol.2

老犬アルバムは51匹目からVol.2に突入しました。
開始当初は51匹は遠い未来でしたが、沢山のご応募のお陰です。
犬は子犬や、成犬の頃には見せなかった姿を、老犬になってみせたりしますね。
毎日が新しい発見です。

老犬アルバムVol.3

老犬アルバムは101匹目からVol.3です。
飼い主が家に帰っても、ずっと寝たまま。若い頃はお迎えにきたのにね。
しかし、その寝姿がまた愛おしく感じます。
時々頑固者になるのは、人間と同じですね。

老犬アルバムVol.4

老犬アルバムは151匹目からVol.4です。
人間と犬。言葉は交わせないのに、なんとなく心が通いますね。
こうして欲しいと、飼い主が思ったことをしてくれることが時々あって、不思議だなあと感じるようになる。
飼い主も、愛犬が何を言いたいのか心で感じ取れるようになる。

老猫アルバムVol.1

老犬アルバムの猫版。老猫アルバムです。
犬と猫の違い-――、猫歳をとっても見た目が変わらないので、絵にかいたような老猫というのがいないんですね。飼い主さんの心の中で、この子も歳をとったなあと思ったときが老猫。老犬よりもカードの数は少ないのですが、どの子も飼い主さんの愛情いっぱいです。

 樫村慧|他の作品

近しい方のペットが病気になったとき、一声かけてあげたくなりますね。
励ましてあげたいんです。でも、どんな言葉を掛ければいいのか?
経験した人なら分かりますね。悪気なく、心からの思いで掛けた言葉が、時に相手を傷つけてしますのです。

いつも散歩道で会っていた、土佐犬リンんちゃん。
いつしかそのリンちゃんは、散歩道に現れなくなりました。飼い主さんが人と会うのを避けるようになったのです。大型犬で闘犬の血が流れたリンちゃんには、いわれのない偏見の目が合ったのです。

 

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