チョコラッの闘病記 第7章(4/7)
本記事は長期連載の1部。そしてチョコラッは3年目(2019年10月)を迎えて生存中です。
難病であっても希望を持ち続けたいと願う、飼い主の思いで書かれた闘病記です。
初回記事はこちらです。チョコラッの闘病記 1話
ペットに貧血の症状が現れ改善しない|非再生性免疫介在性貧血と診断された|治る見込みは?|治療法は?|どんな闘病になるのか心配|免疫系疾患の難しさを実感している|経験者の体験談が聞きたい
1月25日 ついにプレドニン断薬
チョコラッの血液検査に行ってきました。
結果から言うと、PCVが若干基準値を下回っていたのですが、今までも基準値ギリギリが続いていたので、悪化ではなく横這いと見て良いと。
リンパ球の数も抑えられており、免疫抑制剤は充分効いていると判断。
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予定通り、プレドニンは今回で断薬。
以後、免疫抑制剤はセルセプト1種に。
(セルセプト→粉薬、チョコラッの体重で飲めるMAX量)
前回プレドニンを断薬した時は一気に貧血が進んだ。
今回も断薬して悪化するリスクは無いとは言えない。
けど、前回よりかなり慎重に何ヶ月もかけて減薬してからの断薬なので、問題ないと信じたい。
プレドニンを3日に1回、1日半錠にした辺りから、プレドニンの副作用が消えてきた。
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〇多飲多尿
〇暑がる
〇沢山食べてるのに痩せる
〇毛量が減る
〇皮膚が乾燥してカサカサになる
〇ダルい、動きたくない
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これだけの副作用が無くなったのはやはりホッとするし、出来ることなら副作用のキツイ薬は飲ませたくない。薬がダメと言うことではなく、必要最低限に頼りたい。
今日は膝の上で2ワンが寝ているので、詳しい血液検査の数値は書けず、、
(別の部屋に置いて来ちゃったから~)
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扉の写真は、パパとお布団あったかいワンZzzの2ワン。
(右上が非再生性免疫介在性貧血と闘ってるチョコラッ女の子11才だよ。
左下は我が家のお転婆娘ティアラ9才^ - ^)
プレドニン断薬後は(後日のこと)
最近は、毎日寒いで。
私の住んでる地域は、まず雪は降らないのですが、風が強い:;(∩´﹏`∩);:
風が弱まった時を狙ってお散歩に行くものの、やっぱり寒い~。
上は久々の、お散歩中のフォト。
花壇が冬仕様に。
あまりよく写ってないけど葉牡丹が綺麗でした♡
河津桜の蕾はまだまだ硬い。
これから、春に向けて、河津桜の蕾が膨らみ、梅見、花見、ミモザが辺りまで、公園でのお花の移り変わりを見るのが楽しい季節です。
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チョコラッはプレドニン断薬後も元気にしてます^ - ^
現在のお薬は
抗生剤のオーグメンチン(朝晩2回)
病院処方のサプリメント
ウロアクト (尿路感染症予防)
以上です。胃薬とか飲んでた時に比べて大分減りました^ - ^
最近は体調が良いからかお薬もペロリ食べてます!
お食事風景もご紹介しておきます。
最近チョコラッは、立ってご飯食べられるんです!
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立ってる!
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貧血しんどいときは
こんな風に、座って食べます
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上の写真で、右脚がピョーンと真っ直ぐに伸びて左脚が変な方向いてるのは、椎間板ヘルニアの後遺症です。チョコラッは普通のワンちゃんみたいな、お座りは出来ないんです。でも、コレもチョコラッの個性♡
椎間板ヘルニア&貧血だと、立てない、歩けない、歩きたくない、が、
椎間板ヘルニアの後遺症なのか、貧血でしんどいのか見極めが難しくて大変!
お薬減薬で貧血進まないかよくよく観察したいと思います。
――ついに3年目に突入(4/7)・つづく――
文:らぶプー
▶らぶプー:他の作品一覧
――次話――
月が変わってから、若干調子が悪いように見える――
しかし、PCVの数値は横這いだから、悪化はしていない。
ぐったりするというほどでもない。
闘病では、少しの変化でも、飼い主は気になってしまうよ。
――前話――
血液検査の数値は、相変わらずギリギリの基準値内。
ステロイドを減薬しているので、肌のカサカサが落ち着いて、毛も増えてきました。
嬉しい変化!
このまま無事に、歳は越せるのかな?
でもチョコラッ、毎年年末に調子を崩すからな……
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――この章の1話目です――
チョコラッの闘病は、発病から3年目に入りました。
長期の闘病記で気付くことは、犬も飼い主も四六時中病気と闘っているのではないということ。
そんな日常の中で、発見があります。
アレ、チョコラッ、歯茎が赤くなってきた?――
――この連載の最初の記事です――
この病気は、自己免疫不全で起きるもの。
自分の免疫が、自分の体を攻撃し始めるのです。
病原菌やウィルスが見つかるわけでもなく、CTやMRIにも病変が映りません。
だから、最初はそうだと分かりません。
なんとなく調子が悪い……
病院に行っても原因不明。
しかし、状況は悪化していく。
何故――、それが始まりです。
まずは病名が確定するまでのお話から。闘病記を書く理由についても語られます。
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ペットの闘病を考える記事です。
闘病の奇跡は呼び込むもの
闘病記を読むと、奇跡的に治るという表現に時々出会います。
しかし奇跡は、待っていて起きるものではありません。
奇跡が起きる確率は、努力で上げることができます。
医師まかせにせず、とにかく情報を集めて分析する事です。
その中に、もしかすると答えがあるかもしれません。
セカンドオピニオンと二次診療
街の獣医師の技術と経験には大きな差があります。知識にも差があります。
なぜなら街の獣医師は、内科医であり、外科医であり、犬や猫だけでなく、ネズミも鳥も診察するのが役割です。病気ごとの専門医ではないのです。
セカンドオピニオンと二次診療は、街の獣医師の足りない部分を埋める、重要な手段と言えます。
高度医療という選択肢
動物にも高度医療があります。
それは人間で実績のある治療を、いち早く動物医療に転用するものです。
医療は日進月歩。昨日治らなかった病気が、今日は直るかもしれません。
高度医療は病気を治す手段としては有効な選択肢です。
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出典
※本記事は著作者の許可を得て、下記のブログを元に再構成されたものです。