チョコラッの闘病記 第7章(5/7)
本記事は長期連載の1部。そしてチョコラッは3年目(2019年10月)を迎えて生存中です。
難病であっても希望を持ち続けたいと願う、飼い主の思いで書かれた闘病記です。
初回記事はこちらです。チョコラッの闘病記 1話
ペットに貧血の症状が現れ改善しない|非再生性免疫介在性貧血と診断された|治る見込みは?|治療法は?|どんな闘病になるのか心配|免疫系疾患の難しさを実感している|経験者の体験談が聞きたい
2月9日 若干体調が悪いような……
少々闘病記をご無沙汰してしまいました。
チョコラッが今月に入ってから若干体調が悪いように見え、様子見してました。
どういう状況かというと――
2月1日~
歩かない。歩きたがらない。特に滑りやすい所は拒否。
2月3日
朝ごはんを前にしても食べない。
チャウチュール犬版みたいなので味を付けたら食べる。
2月4日~
夕飯後にゲップをよくする。
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でも、ぐったりしてるとかそんなんじゃなく、来客にはよく吠え(_ _*)、ティアラとオモチャの取り合いをし、元気そうではある。
念のため病院へ。血液検査の結果、貧血は横這い。詳しい血液検査するも異常は見られず。念の為に胃の動きを良くするお薬をもらい、次回2週間後に再診。
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私が思うに、、
最近ペットショップで買った馬皮のオヤツが合わなかったんじゃないかな?
馬皮、噛んでも噛んでも噛みきれず、柔らかくして飲み込む感じ。
チョコラッは胃腸の働きが元々悪いから、飲み込んだ大きめな馬皮が消化出来ず気持ち悪かったのでは?
とこれは完全に私の勝手な解釈ですが……
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病院に行って、胃の動きを良くするお薬を追加したら元気にしてます。
どうやら、大丈夫そうです(*´∀`*)
そんなわけで、湯たんぽお腹に抱えてバギーでのお散歩も変わらず行ってるよ♡
10~2月のPCV推移
ここ暫くの、チョコラッのPCV(血球容積)の推移を纏めてみました。
PCV→貧血を見るときの重要な値で、基準値は37.3~61.7%とされています。
以下、値(日付)薬の変更の順に記述します。
見辛かったらすみません(・_・;
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→38.2(10/30)
→37.8(11/27)
→38.5(12/26)
→37.0(1/22)プレドニン断薬
→36.6(2/7)
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こうして見ると、ずっと基準値37.3前後で横這い。
プレドニン減薬→断薬もあまり変わらずでしょうか。
最後の3回が、38.5→37.0→36.6で少し落ちてきている気がしなくもないのですが。
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前回2/7の血液検査でリンパ球は589。
プレドニン断薬後も免疫抑制はしっかりかかっていると思われます。
(現在の免疫抑制剤はセルセプトのみ)
前回の値でRETIC(赤血球の赤ちゃん)は30.8。
これも、貧血が酷かった頃の値は10くらいしかなかったので悪くないと思います。
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一応数値を残しておきたかったので、メモ代わりに書かせて頂きました。
願わくば基準値ギリギリの横這いではなく、もっと右肩上がりにグングン良くなって欲しいのだけれど――
どうして10月末頃から数値が横這いになっているんだろう(・_・;
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チョコラッです
お陰様で元気です
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もっと右肩上がりに数値が上がって、寛解したら良いなぁと思っています。
いつも応援、見守り本当にありがとうございます♡
――ついに3年目に突入(5/7)・つづく――
文:らぶプー
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――次話――
血液検査の結果、PCVがやっと正常値に!
相変わらず低いのですが、それでも正常値の枠に入ると飼い主の気持ちも違います。
病気(非再生性免疫介在性貧血)は治っていないけれど、症状(貧血)は治まっているという状態。
これだって元気の一つ。
――前話――
ついにプレドニン(ステロイド)を断薬。
色々と副作用が出ていたので、無くせるものなら無くしたい。
でも、断薬にはリスクもあって、前回は失敗だった。
慎重に時間をかけて減薬をしてきた今回。
上手くいくと信じたい。
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――この章の1話目です――
チョコラッの闘病は、発病から3年目に入りました。
長期の闘病記で気付くことは、犬も飼い主も四六時中病気と闘っているのではないということ。
そんな日常の中で、発見があります。
アレ、チョコラッ、歯茎が赤くなってきた?――
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――この連載の最初の記事です――
この病気は、自己免疫不全で起きるもの。
自分の免疫が、自分の体を攻撃し始めるのです。
病原菌やウィルスが見つかるわけでもなく、CTやMRIにも病変が映りません。
だから、最初はそうだと分かりません。
なんとなく調子が悪い……
病院に行っても原因不明。
しかし、状況は悪化していく。
何故――、それが始まりです。
まずは病名が確定するまでのお話から。闘病記を書く理由についても語られます。
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ペットの闘病を考える記事です。
セカンドオピニオンと二次診療
街の獣医師の技術と経験には大きな差があります。知識にも差があります。
なぜなら街の獣医師は、内科医であり、外科医であり、犬や猫だけでなく、ネズミも鳥も診察するのが役割です。病気ごとの専門医ではないのです。
セカンドオピニオンと二次診療は、街の獣医師の足りない部分を埋める、重要な手段と言えます。
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出典
※本記事は著作者の許可を得て、下記のブログを元に再構成されたものです。