うちにきて223日目 ~ピィ子の育児日記(その32)~
先週の雪で、桜は散ってしまうのかと思ったら、意外にまだまだ残っています。
チラホラと葉っぱは見えていますが、まだ葉桜というほどじゃない。
でも、強い風が吹く度に花びらがヒラヒラト待っていて、もう一雨あったらすっかり落ちてしまいそうな感じです。
ピィ子、生まれて初めての春。
世の中は新型コロナウィルスで騒然としていますが、その分散歩に行くと自然の恵みに気付かされます。桜だけでなくて、ツクシ、菜の花、タンポポ、野蒜と、ピィ子は色々なものに出会いました。
何を思ったのかな?
この1週間(3月29日~4月4日)は、初めての雪景色
3月末は半袖で過ごせる日もあって、そのまま暖かくなる気配。
この冬は、ピィ子は雪遊びを体験することなく終わり……
と思っていたところ、先週末は急に寒くなって雪。
しっかり降ったので、驚きました。
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ピィ子と遊んであげられると思って外に出たのですが、ピィ子はあまり喜ばず――
雪を少し齧って、もう家に帰りたそうな素振り。やはり寒いのは苦手なようです。
先代犬のピーチーも寒いのは苦手でしたが、雪は好きで、積もったばかりの雪の感触を楽しんだものでした。誰かが作った雪だるまを壊すのが特に好きで、爪や口から血を出すくらい一生懸命に破壊活動を行ったものです。
ピィ子はどうだろうと思って、家の近くの広場に連れて行ってみると、予想通りに雪だるまが幾つか出来ていました。
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ピィ子がどんな反応をするだろうかと、期待しながら観察していると、何とまさかの無反応。そこに雪だるまが存在しないかのような振る舞いです。
ピーチーのような行動を期待したのですが、ワンコには個性があるのですねえ。
ピィ子があまりにも帰りたそうなので、外には長いせずに家に引き返しました。
もうちょっと大きくなったら、雪遊びをするようになるのでしょうか?
来年以降のお楽しみです。
ピィ子、まさかの想像妊娠
筆者はピィ子がそばに来ると、ソファーに抱き上げて体中を触ります。
これは先代犬のピーチーの時からそうでした。
常に触っていると、何よりも、体に異常があった時に気が付きやすいというメリットがあります。また万が一病気をして病院に行った時にも、どこを触られても怒らない子にしておくと、獣医師から診察がしてもらいやすくなります。
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そんなわけで先日も触っていたところ、ピィ子の乳房に違和感を感じました。
「硬い……」
ピーチーは何度か乳腺種(幸い毎回良性でしたが)をやっているので、その感触にも似ています。
「月齢8カ月なのに乳腺種?」
幾らなんでもそれは早すぎだろうと思いましたが、飼い主としては心配です。すぐに動物病院に連れて行きました。
想像妊娠はおさまりました
想像妊娠(偽妊娠)でオッパイが張っていたピィ子ですが、獣医さんが仰っていたように、1週間で落ち着きました。
それと共に、ちょっとした挙動不審(なぜかトイレと全然関係のない場所でオシッコやウンチをしたり、ものすごくご飯を欲しがったり)もなくなりました。
ピィ子はやっぱり避妊手術をするのかなあと考えました。
想像妊娠を見たら、ピィ子の子育ても見てみたいと思いますが、多分我が家にとってはピィ子が最後のワンコです。後のことを考えると、子犬は難しいだろうなと思います。
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実はピィ子のブリーダーさんに、以前はピーチーに子供をもうけるつもりだったのだと話した時に、子犬は簡単には考えない方が良いですよと釘をさされました。
血統の管理は素人ではとてもできませんし、ブルテリアで遺伝病を抱えてしまうと、他の犬種よりも数段育てるのが難しいですからね。
次のヒートまでに結論を出すのだろうと思います。
嘔吐は落ちつきました
先週まで、朝に何度か嘔吐をしていたピィ子。
吐しゃ物は胆汁と思われる黄色い液体だったので、空腹が原因と思い、晩御飯の量だけ1.5倍にしてみました。結果としてしれからは一度も嘔吐はありません。
ご飯の量が増えるので、カロリーの摂取量を同じくするために、肥満傾向の小型犬用から、肥満傾向の成犬用に変えました。メーカーは前と同じくヒルズです。
フードの変更をしても太る様子もなく体重は同じなので、このまましばらく同じフードを続けてみようと思います。
この1週間の変化
体重は先週とほぼ同じで、13.15Kg。
体形は理想体型を保っています。
13kg で1カ月以上安定しているので、そろそろ成長は止まったのかもしれません。
来週はどうなっているでしょうか?
【体の変化】
9月14日の体重|4Kg
9月21日の体重|4.4Kg
9月28日の体重|5Kg
10月6日の体重|5.5Kg
10月13日の体重|6.1Kg
10月20日の体重|7.1Kg
10月27日の体重|7.4Kg
11月3日の体重|7.6Kg
11月10日の体重|8.1Kg
11月17日の体重|8.8Kg
11月24日の体重|10Kg
12月1日の体重|10Kg
12月8日の体重|10Kg
12月15日の体重|10Kg
12月21日の体重|10.2Kg
12月29日の体重|9.55Kg
1月5日の体重|11.25Kg
1月12日の体重|11.2Kg
1月19日の体重|12Kg
1月26日の体重|12Kg
2月2日の体重|11Kg
2月9日の体重|11.5Kg
2月16日の体重|12.9Kg
2月23日の体重|13.35Kg
3月1日の体重|13.3Kg
3月8日の体重|13.0Kg
3月15日の体重|13.0Kg
3月21日の体重|12.9Kg
3月28日の体重|13.0Kg
4月5日の体重|13.15Kg ▶これが今回
→ 甘噛みトレーニングは続いています。
②「伏せ」が、いつでもどこでも、長時間できる
→オヤツで釣ったら「伏せ」はできるようになりました。
→ 遠くからのコマンドによる「伏せ」は、まだできません。
②待て
③興奮時以外では、甘噛みはほぼしなくなりました。
④「座れ」、「座って待て」は、ほぼ出来るようになりました。
⑤室内トイレはもう大丈夫だと思います。
先週のツイッターです
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ピィ子、またやっちゃった!
またやっちゃった!
— Peachy (@peachy_love) 2020年3月27日
ーピィ子ー
「コロンコロン」という、少し前に聞いた、飴を舐めるような音と同時に、フンフンという鼻息。
「もしや!」
ピィ子を捕まえて、口を開かせたら……#犬を飼うということ#ピィ子#iPhoneが大好き#やめられない pic.twitter.com/5S1SYd7Rdo
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ピィ子、今日は外が白いよ!
今日は外が白いよ!
— Peachy (@peachy_love) 2020年3月29日
ーピィ子ー
外がうっすらと雪景色。
ピィ子は初めて見る光景に、興味津々です。
今はヒーターの前でホカホカして、暖まったら窓へ。それからまたヒーターの前への繰り返し。
後で外に出てみような。#犬を飼うということ#ピィ子#雪景色#初めて見た pic.twitter.com/Zyp26y6dZ1
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ピィ子、初めての雪
初めての雪。
— Peachy (@peachy_love) 2020年3月29日
冷たいねえ、早く帰ろうよ〜
ーピィ子ー
初めて雪で、さぞやピィ子は喜ぶだろうと思ったら、アララ低テンション。
先代犬のピーチーは、雪だるまを壊すのが大好きだったのにねえ。#犬を飼うということ#ピィ子#初めての雪#雪だるま pic.twitter.com/Ii16tF1Ztg
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今日はピーチーの命日です
今日はピーチーの命日です
— Peachy (@peachy_love) 2020年3月29日
大好物だったウニを買いました。
知っていますか?
今、料亭が休みで、高級がとても安いのです(半額だって)。ピーチーの命日にいつも伺うお寿司屋さんが、今日は届けて下さいました。
ピィ子にはまだ上げないけど、後で箱は舐めさせてあげる。#犬を飼うということ#ウニ pic.twitter.com/rIvhBG1eEN
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ピィ子、ウニをもらったーー!!
ウニをもらったーー!!
— Peachy (@peachy_love) 2020年3月29日
おいしーーー!!!
ーピィ子ー
昨日はピーチーの命日。お供えしたウニを、ピィ子にも少しだけ上げました。
本当はウニの箱を舐めさせるだけ、
ーーのつもりだったんだけどなあ。#犬を飼うということ#ピィ子#生まれて初めてのウニ#大好物発見 pic.twitter.com/GGn3U6xzBN
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ピィ子、桜の花が散っているよ……
桜の花が散っているよ……
— Peachy (@peachy_love) 2020年3月31日
ーピィ子ー
桜は満開の日が雪で、今はもう散り始め。でも、地面に落ちた桜も綺麗ですね。
ピィ子は花びらを少し食べました。
それ、春の味覚?#犬を飼うということ#ピィ子#桜#散り始め#地面に花が咲いたよ pic.twitter.com/5oRoCZfWgz
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ピィ子、大きなワンコにチュ、チュ、チュ
大きなワンコにチュ、チュ、チュ
— Peachy (@peachy_love) 2020年4月1日
ーピィ子ー
昨日、大きなゴルさんに会いました。
堂々とした体格で、楽々30kgを越えていそう。
ヒグマのポーズも、チョット寄り掛かっただけに見えるし、背中にも乗れるくらい。
相手をしてくれて、ありがとう。#犬を飼うということ#ピィ子#ゴールデンレトリバー pic.twitter.com/SzL4wBwUlm
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ピィ子、タンポポが咲き始めたよ!!
タンポポが咲き始めたよ!!
— Peachy (@peachy_love) 2020年4月1日
ーピィ子ー
雨が上がりなのに、桜はまだ残っていますね。そしてタンポポの花ががチラホラ目立ってきました。
春の階段を上がるみたい。
ピィ子はタンポポは無関心。
食べられないもんね。#犬を飼うということ#ピィ子#タンポポ pic.twitter.com/mMBw0dWlxY
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ピィ子、ねえ、遊んで、遊んで!!
ねえ、遊んで、遊んで!!
— Peachy (@peachy_love) 2020年4月2日
ーピィ子ー
昨日のゴルさんの続きです。
遊んだというより、好きにさせてもらった感じ。
お前もいつか、こんな風に落ち着くかなあ?#犬を飼うということ#ピィ子#ゴールデンレトリバー#大きなワンコが大好き pic.twitter.com/tF9GAfbYJO
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ピィ子、野蒜(ノビル)を採ってきたよ!!
野蒜(ノビル)を採ってきたよ!!
— Peachy (@peachy_love) 2020年4月3日
それ、美味しいの?
ーピィ子ー
いつもの散歩道に生えていました。
子供の頃には食べたことがあるけれど、これって本当にあの野蒜かな?
他にも採っている人がいるし、食べてみようかな?#犬を飼うということ#ピィ子#野蒜#ノビル#食べられる野草 pic.twitter.com/NMebgaoygl
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ピィ子、アタチも食べたい!!
アタチも食べたい!!
— Peachy (@peachy_love) 2020年4月3日
ーピィ子ー
昨日の野蒜(ノビル)は、春キャベツと一緒にパスタになりました。
タンポポの葉っぱを乗せて。
ピィ子の分は無いよ。野蒜はネギっぽいからね。#犬を飼うということ#ピィ子#野蒜#タンポポ#春のパスタ pic.twitter.com/pv4JuTGooK
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野蒜を狙うピィ子
野蒜を狙うピィ子。
— Peachy (@peachy_love) 2020年4月4日
お前は食べちゃダメ!#犬を飼うということ#ピィ子#野蒜#食べちゃダメ pic.twitter.com/Pbaq7UBdja
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ピィ子について
毎度ですが、ピィ子についてお知らせしておきます。
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血統書登録名:ピーチー
生年月日:2019年6月28日
犬種:ミニチュア・ブルテリア
性別:メス
性格:陽気、細かいことは気にしない、頑固者、意固地
人見知り:全くなし
犬見知り:しない。人も犬も大好き。
空気を読まない:遊んで!の熱意がすごい。
その他:大食い
要注意:顎が恐ろしく強い(犬の中ではチャンピオンと言われる)
痛みに強い:病院で注射されながら、尻尾を振る
水:とてもよく飲む
――ピィ子の育児日記――
文:高栖匡躬
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――次話――
ピイ子がうちにきて33週間
最近、新型コロナの影響で、ピィ子の散歩コースにはジョギングするランナーが増えてきました。
歩道は犬も子供も歩いています。
どうか足元も注意して走って欲しいものです。
ピィ子は相変わらず元気ですが、先週は拾い食いが発覚。
――前話――
ピイ子がうちにきて31週間
もう半袖でも良いと思った昨日だったのに、
雪が降って、真冬のような今日――
ピィ子は先週は想像妊娠でした。
オッパイが張っていて、乳腺腫かと思ったほど。
まだ子犬なのに、体は成長しているんだね。
あんまり急ぐんじゃないよ。
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――育児日記の1話目です――
ピイ子がうちにきて1週間
飼育本の躾テクニックは、真似しても上手くいった試しがありません。
よそでは上手くいっても、うちの子は違うということですね。
ということで、試行錯誤の記録です。
まずはトイレと、甘噛み、座れから。
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我が家が先代犬のピーチーを迎えたときのこと
偶然に手に入れたマンション。
引っ越してからわかったのですが、なんとそのマンションは、当時にしては珍しい、ペット可の物件でした。
マンションがペット可とだ気が付いたのですが、すぐに犬を飼おうとはなりません。命を預かるのですから覚悟が大事です。最後まで面倒が見られるかな?
――まだまだ迷いがありました。
ペットショップからの電話で、予約していたアイパンチのブルテリアがお店に来たことを知った筆者。あまりにも突然で、心の準備がまるでありませんでした。
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犬を飼うということ
『犬を飼うということ』は当サイトのサイト名。
沢山の意味を込めた名です。同名のTV番組が有名なのですが、それはそれ。
出会いから別れ、喜びも悲しみも、全部詰まっている言葉ですね。
その昔、谷口ジロー氏の『犬を飼う』のように、犬を愛そうと思っていました。
そしてピーチーがきました。
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もう一度、犬を飼うということ
愛犬ピーチーが去って、3年。
少しだけ寂しいけれど、その寂しさを楽しむ毎日。
次の子は?
と考えなくもないけれど、是非にという気持ちでもなくて――
そんな中で、1枚の写真が送られてきました。