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【子犬の躾|34】ピィ子人間だったら12歳【小学校を卒業です】

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ピィ子の子育て日記

うちにきて237日目 ~ピィ子の育児日記(その34)~
撮影&文|高栖匡躬
 

最近のピィ子、だんだん大人になって来たなと思う一方で、まだまだ子供。
まだ10カ月なので、子供で当たり前なのですが。

いつも老犬アルバムではワンコの人間年齢を計算していますが、ピィ子は人間ならば、今何歳?
たまにはと思って調べてみると、ピィ子は3月28日で12歳になっていて、あと10日ほどで13歳。人間だったら小学校を卒業です。

なるほど、ちょっと生意気になる中学入学の頃なのかあ――
と、しみじみ思いました。

 

こんな方に
犬を飼い始めた|躾・トレーニングを始めたが、なかなか難しい|トイレを覚えてくれない|まずは”座れ”と”待て”を教えたい||甘噛み、噛み癖で困っている|飼育本、躾本、ネット情報の通りに行かない|経験者の話を聞きたい
 

 この1週間(4月12日~4月18日)は、人懐っこく、犬懐っこく

ピー子は人も犬も大好きです。

散歩の途中でワンコに出会うと、遊びたくて尻尾をブンブン振りながら近づいていきます。しかし、遊んでくれる子は半分くらいでしょうか。

「ワン!」と吠えて、恐い顔をする子がいたり、飼い主さんが警戒して離れて行ってしまったり。それでもピィ子はお構いなしに愛想を振りまくのですが――

飼い主さんの中には、自分の家のワンコがピィ子を拒絶しても、「可愛いねえ」と言って撫でて下さる方がいます。上の写真がそうです。
ピィ子は構ってもらえて大興奮なのですが、お相手のワンコの方は、自分のご主人様がピィ子を撫でる姿を見ると、心穏やかではないようで、一際大きな声で「ワン!ワン!」と吠えます。

 

 

こちらは飼い主さんよりも、ワンコの方に気を使ってしまって、「ありがとうございます」とお礼を言って、早々に立ち去ります。

ワンコは可愛いなあと思います。自分の飼い主さんが、他の子に注意を払うのが気に入らないのです。もしかしたら、飼い主さんを奪われると思うのでしょうかね。ピィ子と仲の良い、タケル君という黒柴さんがいるのですが、タケル君も飼い主さんがピィ子を撫でて下さると、途端に「ワン!ワン!」で大騒ぎになります。

因みにピィ子は、筆者が他所の子を撫でていても「ワン!ワン!」は無しで、自分もその子と遊びたくて、仲間に入れてくれとばかりに、ブンブンと尻尾を振って激しく鼻先を突っ込んできます。

ピィ子は飼い主が奪われるとは思っていないようです。頼もしく思う一方で、「嫉妬してくれないの?」とも思ってしまいます。

 

 降ってわいたペットブーム

先日、ピィ子のおやつを買いに、我が家の周辺では一番大きなペットショップに行きました。電車で15分くらい離れているところにあります。

不要不急ではないのですが、ピィ子のおやつは不急とは言えませんが、不要ではありません。

お店は2つある出入口を、入り口と出口に分けて、消毒用のアルコールを置いてコロナ対策をしていました。

お店に入ってまず向かったのは、子犬子猫のいるショーケースです。
ピィ子のおやつが目的ですが、それよりも先にそちらに行ってしまいます。

その場に行ってみて驚きました。
なんと人だかりです。
大勢の親子連れが、子犬と子猫を見つめていて、抱かせてもらっている人もいれば、契約書らしきものにサインをしている人もいます。聞けば新型コロナウィルスによるStay Homeの影響で、ペットブームが起きているのだそうです。分からないでもありません。というか、気持ちがとても良く分かります。

ペットショップでの生体販売反対という声も良く耳にしていて、それも一理ありと思いながら、子犬と子猫はやはり心魅かれます。
思えば先代犬のピーチーは、ペットショップに予約をして迎えた子でした。当時はペットショップ以外から犬を迎える方法など知りもしませんでした。

筆者の考えは、ペットショップが決して不要とは思いません。悪いショップがあるのは確かでそれには反対ですが、もしもペットショップが無かったら、犬飼い未経験者と子犬との出会いの機会はほぼなくなってしまうように思います。

解決方法はいくつかあるように思っていますが、それは本記事の趣旨と違うので、また別の記事にしたいと思います。

閑話休題、ペットブームに話を戻します。

お値段を見て、また驚きました。
タンカラーのフレンチブルのとても可愛い子犬(生後3か月くらい?)が55万円。黒白カラーで、生後半年くらいの子が35万円でした。カラーとか血筋とか、色々理由はあるでしょうが、ブームに乗って価格は上がっているように感じました。

異論はあるかもしれませんが、ある程度の金額になることは悪い事ではないように思います。貴重品を買うことになるのです。もしかすると、ここ数年で我が家で一番高価な買い物というご家庭もあるでしょう。

「良い飼い主さんに出会うんだよ」
「可愛がってもらうんだよ」

そう思って、その場を後にしたのでした。

 

 この1週間の変化

体重は先週とほぼ同じで、13.45Kg。
遂に成長は止まったのかな?

来週はどうなっているでしょうか?


【体の変化】

9月8日の体重|3.4Kg 
9月14日の体重|4Kg 
9月21日の体重|4.4Kg 
9月28日の体重|5Kg 
10月6日の体重|5.5Kg 
10月13日の体重|6.1Kg 
10月20日の体重|7.1Kg 
10月27日の体重|7.4Kg 
11月3日の体重|7.6Kg 
11月10日の体重|8.1Kg 
11月17日の体重|8.8Kg 
11月24日の体重|10Kg 
12月1日の体重|10Kg 
12月8日の体重|10Kg 
12月15日の体重|10Kg 
12月21日の体重|10.2Kg 
12月29日の体重|9.55Kg 
1月5日の体重|11.25Kg 
1月12日の体重|11.2Kg 
1月19日の体重|12Kg 
1月26日の体重|12Kg 
2月2日の体重|11Kg 
2月9日の体重|11.5Kg 
2月16日の体重|12.9Kg 
2月23日の体重|13.35Kg 
3月1日の体重|13.3Kg 
3月8日の体重|13.0Kg 
3月15日の体重|13.0Kg 
3月21日の体重|12.9Kg 
3月28日の体重|13.0Kg 
4月5日の体重|13.15Kg 
4月12日の体重|13.4Kg 
4月19日の体重|13.45Kg  これが今回
【今のピィ子の目標】
①絶対に人も犬も噛まない
 → 甘噛みトレーニングは続いています。
②「伏せ」が、いつでもどこでも、長時間できる
 →オヤツで釣ったら「伏せ」はできるようになりました。
 → 遠くからのコマンドによる「伏せ」は、まだできません。
【これまでに達成できたプチ目標】
①座れ
②待て
③興奮時以外では、甘噛みはほぼしなくなりました。
④「座れ」、「座って待て」は、ほぼ出来るようになりました。
⑤室内トイレはもう大丈夫だと思います。

 

 先週のツイッターです

ピィ子、公園に行ってきたよ!

ピィ子、それって、美味しいモノ?

ピィ子、筍の茶碗蒸し食べたよ!

ピィ子、あ、馬のアキレス!!!

ピィ子、この花なに???

ピィ子、散歩、行けない??

ピィ子、晴れたから散歩に行けたよ!

 ピィ子について

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毎度ですが、ピィ子についてお知らせしておきます。

名前:ピィ子
血統書登録名:ピーチー
生年月日:2019年6月28日
犬種:ミニチュア・ブルテリア
性別:メス
今分かっているピィ子のこと
性格:陽気、細かいことは気にしない、頑固者、意固地
人見知り:全くなし
犬見知り:しない。人も犬も大好き。
空気を読まない:遊んで!の熱意がすごい。
その他:大食い
犬種の特性
要注意:顎が恐ろしく強い(犬の中ではチャンピオンと言われる)
痛みに強い:病院で注射されながら、尻尾を振る
水:とてもよく飲む

 

――ピィ子の育児日記――

文:高栖匡躬
 ▶プロフィール
 ▶ 作者の一言
 ▶ 高栖 匡躬:犬の記事 ご紹介
 ▶ 高栖 匡躬:猫の記事 ご紹介

――次話――

ピイ子がうちにきて251日

コロナの影響で、散歩道には人が一杯。
人が歩いた後は10秒あける必要があるそうですが、それだとどこに行っても”密”。
しかし、犬の散歩のワンコの挨拶は良いですね。
お互いのリードの距離があって、自然にソーシャルディスタンスです。

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――前話――

ピイ子がうちにきて33週間

最近、新型コロナの影響で、ピィ子の散歩コースにはジョギングするランナーが増えてきました。
歩道は犬も子供も歩いています。
どうか足元も注意して走って欲しいものです。
ピィ子は相変わらず元気ですが、先週は拾い食いが発覚。

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――育児日記の1話目です――

ピイ子がうちにきて1週間
飼育本の躾テクニックは、真似しても上手くいった試しがありません。
よそでは上手くいっても、うちの子は違うということですね。
ということで、試行錯誤の記録です。
まずはトイレと、甘噛み、座れから。

 我が家が先代犬のピーチーを迎えたときのこと

偶然に手に入れたマンション。
引っ越してからわかったのですが、なんとそのマンションは、当時にしては珍しい、ペット可の物件でした。

マンションがペット可とだ気が付いたのですが、すぐに犬を飼おうとはなりません。命を預かるのですから覚悟が大事です。最後まで面倒が見られるかな?
――まだまだ迷いがありました。

ペットショップからの電話で、予約していたアイパンチのブルテリアがお店に来たことを知った筆者。あまりにも突然で、心の準備がまるでありませんでした。

 犬を飼うということ

『犬を飼うということ』は当サイトのサイト名。
沢山の意味を込めた名です。同名のTV番組が有名なのですが、それはそれ。
出会いから別れ、喜びも悲しみも、全部詰まっている言葉ですね。
その昔、谷口ジロー氏の『犬を飼う』のように、犬を愛そうと思っていました。
そしてピーチーがきました。

 もう一度、犬を飼うということ

愛犬ピーチーが去って、3年。
少しだけ寂しいけれど、その寂しさを楽しむ毎日。
次の子は? 
と考えなくもないけれど、是非にという気持ちでもなくて――
そんな中で、1枚の写真が送られてきました。

 

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