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【ピィ子の成長日記】ダイエットは難しい【いつもお腹空き空き】

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ピィ子の成長日記

うちにきて762日目 ~ピィ子の成長日記~
撮影&文|高栖匡躬
 

脊椎炎を治療中のピィ子。
抗生剤の注射が終わり、現在は服薬中です。
だんだんと調子が良くなってきました。
それは嬉しいのですが、ちょっと困ったことも……

 

 お腹空き空き

ピィ子の脊椎炎の治療は、まずは1週間毎日抗生剤の注射。これは終わりました。
それと並行して、1カ月間毎日抗生剤を飲みますが、こちらはあと1週間くらい残っています。これで1クールです。

治療が進んだからでしょう。体調は上向きです。
それで何が起きたかと言うと、お腹空き空き現象です。

これまで反抗期だと思っていた食事拒否がすっかり解消されて、いくらでも食べます。常にお腹が空いている状態です。

少々太り気味だったので、フードを減らしてダイエット中だったのですが、それと重なったこともあって、ご飯の度に「もっとくれ」という反応をします。

あまりのお腹空き空きで、なんとウンチまで食べるようになってしまいました。
先代犬のピーチーは14歳で亡くなるまでずっとその癖がとれませんでしたが、ピィ子は食べないので安心していたのです。

しかしピィ子も同じように……

 

 ダイエットは上手くいかないなあ

さて、ピィ子のダイエットですが、上手く行っていません。
というのもピィ子は毎日の薬が大嫌いのようで、なかなか飲んではくれず、それが原因で上手くいかないようなのです。

どういうことかというと、投薬のために人間のカマンベールチーズを使っているのですが、これが理由と思われます。量はそれほどではないのですが、高カロリーなのです。

しかし、代えるわけにはいきません。なぜなら他に選択肢がないからです。

投薬の補助剤や、食べ物に紛れ込ませるという方法は幾つも試しましたが、妙に頭の良いピィ子にはすぐに見破られてしまいます。

現在のピィ子は、何を食べるにも舌でまず転がして正体を確かめて、口の中にいれても奥歯でよく噛むという癖がつきました。だから何をやってもバレてしまう訳です。

そんな中で辛うじて成功しているのが、人間のカマンベールチーズです。犬用のチーズも最初は良かったのですが、3日しか持ちませんでした。

 

 投薬ゼリーも大活躍

カマンベールチーズで飲んでいるのは、消炎鎮痛剤です。
これは毎日1.5錠のみますが、結構大きい薬なので、小分けにされたチーズを3日に1個のペースで消費しています

メインとなる抗生剤は、毎日4個飲まなければなりません。しかしこれが難物です。
恐ろしく苦い薬で、口に入れるだけで嘔吐してしまうのです。

最初にピルクラッシャーで砕いてから投薬ゼリーで口に流し込んだところ、即座の反応で苦しそうな反応をして、それから時間を置かずの嘔吐でした。

それがトラウマになったのか、何に混ぜても食べてくれません。
カマンベールチーズに混ぜると或いは食べるのかもしれませんが、ヘタをすると現在消炎鎮痛剤で上手くいっているそのチーズも嫌いになる恐れがあります。

仕方がないので、この4錠は多めの投薬ゼリー『お薬のめたね』で喉の奥に流し込みます。この作業は二人がかりでないとできません。

そして甘いゼリーを、中ぐらいのスプーン一杯消費します。
人間の体のサイズに換算すると、カレーのスプーンに山盛りで2杯食べるくらいの量です。

恐らくそれも体重が減らない原因と思われます

あと1週間の投薬で、治療が終われば良いのですけどねえ。
もしも駄目なら、また毎日の注射に戻って、また新しい1クールが始まります。

どうかそうなりませんように。

 

9月12日~9月18日のツイッターです

ピィ子の成長日記|68

ピィ子、今日はお留守番だよ

ピィ子、おかえりー

ピィ子、梨をもらいに来ました!!

ピィ子、実の方が美味しいよね!

ピィ子、新技披露!!!

ピィ子、今日もお留守番⤵︎

ピィ子、やったー、梨!!

ピィ子、スゴイ雨だよ!

9月19日~9月25日のツイッターです

ピィ子、台風一過の青空!!

ピィ子、バドライトのネオン管!!

ピィ子、これもバドライト!!

ピィ子、今日は暑いねえ!!

ピィ子、暑いけど日向が好き!

ピィ子、オヤツ貰えないの?

 ピィ子について

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毎度ですが、ピィ子についてお知らせしておきます。

名前:ピィ子
血統書登録名:ピーチー
生年月日:2019年6月28日
犬種:ミニチュア・ブルテリア
性別:メス
今分かっているピィ子のこと
性格:陽気、細かいことは気にしない、頑固者、意固地
人見知り:全くなし
犬見知り:しない。人も犬も大好き。
空気を読まない:遊んで!の熱意がすごい。
その他:大食い(と思っていたが、実はそうでもないかも)
犬種の特性
要注意:顎が恐ろしく強い(犬の中ではチャンピオンと言われる)
痛みに強い:病院で注射されながら、尻尾を振る
水:とてもよく飲む

 

――ピィ子の育児日記――

文:高栖匡躬
 ▶プロフィール
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 ▶ 高栖 匡躬:猫の記事 ご紹介

――次話――

ピィ子の成長日記|70

脊椎炎治療の1クール目が終わりました。
そしてドキドキのレントゲン。
結果は——
欠損していた骨がかなり再生していました。主治医も期待通りの結果とのこと。
しかしまだ十分とは言えず、第2クールに突入。
骨の再生は傷の治癒とはわけが違いますね。

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――前話――

ピィ子の成長日記|68

脊椎炎の治療が本格的に始まりました。
幸い見通しはたったのですが、治っても長期的な観察が必要だそうで、これから長い通院生活になりそうです。
そして盲点だったのが、抗生剤の副反応の嘔吐。
飲まないと治らないのに…
こんな苦労があったのか。

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――育児日記の1話目です――

ピイ子がうちにきて1週間
飼育本の躾テクニックは、真似しても上手くいった試しがありません。
よそでは上手くいっても、うちの子は違うということですね。
ということで、試行錯誤の記録です。
まずはトイレと、甘噛み、座れから。

 我が家が先代犬のピーチーを迎えたときのこと

偶然に手に入れたマンション。
引っ越してからわかったのですが、なんとそのマンションは、当時にしては珍しい、ペット可の物件でした。

マンションがペット可とだ気が付いたのですが、すぐに犬を飼おうとはなりません。命を預かるのですから覚悟が大事です。最後まで面倒が見られるかな?
――まだまだ迷いがありました。

ペットショップからの電話で、予約していたアイパンチのブルテリアがお店に来たことを知った筆者。あまりにも突然で、心の準備がまるでありませんでした。

 犬を飼うということ

『犬を飼うということ』は当サイトのサイト名。
沢山の意味を込めた名です。同名のTV番組が有名なのですが、それはそれ。
出会いから別れ、喜びも悲しみも、全部詰まっている言葉ですね。
その昔、谷口ジロー氏の『犬を飼う』のように、犬を愛そうと思っていました。
そしてピーチーがきました。

 もう一度、犬を飼うということ

愛犬ピーチーが去って、3年。
少しだけ寂しいけれど、その寂しさを楽しむ毎日。
次の子は? 
と考えなくもないけれど、是非にという気持ちでもなくて――
そんな中で、1枚の写真が送られてきました。

 

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