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【ピィ子の成長日記】ようやく寛解、脊椎炎【明けましておめでとう】

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ピィ子の成長日記

うちにきて860日目 ~ピィ子の成長日記|76~
撮影&文|高栖匡躬
 

早いもので、また新しい一年を迎えました。
昨年のピィ子は、まさかの脊椎炎が発覚。5か月も病院通いをすることに。

発病前も見た目は元気でしたが、病気はいつやってくるか分からないものです。

 

 ついに緩解、よかったね

ピィ子の調子がなんとなくすぐれないと思って、動物病院に連れて行ったのが8月の頭位のこと。

獣医師も飼い主も、夏バテだと思っていたのが、念のためにとレントゲンを撮ってみたら骨に異常が……
異常は2カ所で、1か所目の首の近くは背骨の関節部分に欠落したような隙間が見られ、2カ所目の腰の近くはなんとなく癒着したように、関節の筋がはっきりと見えません。

関節部分に菌が侵入して繁殖すると、このようになるようです。
そこで血液を採って、専門のラボで培養検査。

検査はいわゆるPCR検査で、時間がかかります。
結局、脊椎炎が確定したのが8月の中旬でした。

 

 治療は続くよ

治療は1クール単位で区切られています。
1クールは毎日の抗生剤服薬が1カ月。そのうち最初の1週間は毎日病院に行って抗生剤の注射です。1クールが終わるとレントゲンを撮って、骨の異常が許容レベルまで改善していなければ、更に1クールの追加となります。

2クールが終わったところで血液検査。
ピィ子の体から菌は消えていましたが、骨の様子はまだ完全ではありませんでした。
そこで第3クールに突入です。

 

 第4クールで一応の寛解

医師によると、骨の再生はそんなに早いものではいそうです。
第3クールが終わったところで、骨はかなり改善していました。

しかし念のためにと第4クールに突入。
薬をやめるとすぐにぶり返す場合があるので、念には念をいれるわけです。

第4クールが終わったところで、骨は更に良くなっていましたが、まだ完全ではありません。しかし服薬中の抗生剤は、菌を抑えるためのもので、骨を成長させるものではありません。

体から菌が検出されない状態で、骨が完全に再生するまでそれを飲み続けるのもおかしな話です。

そこでここで一旦投薬はやめて、1か月後に再度骨の状態をレントゲン撮影するということになりました。

骨は十分に治っているし、菌は発見されない状態。
――つまり寛解という訳です。

12月30日、年末のうちに一応の決着がつきました。
よかったあ。

皆さん、ご心配をおかけしました。

 

12月19日~12月25日のツイッターです

ピィ子の成長日記|75

ピィ子、今日は #ドリカム なんだって

ピィ子、寒いからくっついてる

ピィ子、今日はすごい行列

ピィ子、新しいホイが来たぁ!

ピィ子、継ぎ目からコンニチハ

ピィ子、今日は暖かいかね

ピィ子、メリークリスマス!!

ピィ子、矢沢キター

12月23日~1月1日のツイッターです

ピィ子、狭くなっちゃった。

ピィ子、年末だねぇ

ピィ子、ヤホー寛解したよ!!

ピィ子、寒いと思ったら、雪が降ってるよ。

ピィ子、明けましておめでとうございます。

ピィ子、年越し蕎麦食べたよ!!

 ピィ子について

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毎度ですが、ピィ子についてお知らせしておきます。

名前:ピィ子
血統書登録名:ピーチー
生年月日:2019年6月28日
犬種:ミニチュア・ブルテリア
性別:メス
今分かっているピィ子のこと
性格:陽気、細かいことは気にしない、頑固者、意固地
人見知り:全くなし
犬見知り:しない。人も犬も大好き。
空気を読まない:遊んで!の熱意がすごい。
その他:大食い(と思っていたが、実はそうでもないかも)
犬種の特性
要注意:顎が恐ろしく強い(犬の中ではチャンピオンと言われる)
痛みに強い:病院で注射されながら、尻尾を振る
水:とてもよく飲む

 

――ピィ子の育児日記――

文:高栖匡躬
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――次話――

ピィ子の成長日記|77

お正月が明けて、雪が積もりました。
ピィ子にとっては、2度目の雪。
初めての時は2年前で、1歳になる前でした。
当時は雪を見ても、全くの無反応。
そのピィ子も今や2歳半、今度は違うだろうと思って外に出たのですが……
やっぱり同じなんだね。

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――前話――

ピィ子の成長日記|75

だんだんと本格的に寒い日が増えてきました。
冬を実感します。
ピィ子はイギリス原産のブルテリアのくせに、寒いのが苦手です。
だから雪が積もっても、絶対に喜んで駆けまわったりしません。
毛が短いから仕方ないね。

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――育児日記の1話目です――

ピイ子がうちにきて1週間
飼育本の躾テクニックは、真似しても上手くいった試しがありません。
よそでは上手くいっても、うちの子は違うということですね。
ということで、試行錯誤の記録です。
まずはトイレと、甘噛み、座れから。

 我が家が先代犬のピーチーを迎えたときのこと

偶然に手に入れたマンション。
引っ越してからわかったのですが、なんとそのマンションは、当時にしては珍しい、ペット可の物件でした。

マンションがペット可とだ気が付いたのですが、すぐに犬を飼おうとはなりません。命を預かるのですから覚悟が大事です。最後まで面倒が見られるかな?
――まだまだ迷いがありました。

ペットショップからの電話で、予約していたアイパンチのブルテリアがお店に来たことを知った筆者。あまりにも突然で、心の準備がまるでありませんでした。

 犬を飼うということ

『犬を飼うということ』は当サイトのサイト名。
沢山の意味を込めた名です。同名のTV番組が有名なのですが、それはそれ。
出会いから別れ、喜びも悲しみも、全部詰まっている言葉ですね。
その昔、谷口ジロー氏の『犬を飼う』のように、犬を愛そうと思っていました。
そしてピーチーがきました。

 もう一度、犬を飼うということ

愛犬ピーチーが去って、3年。
少しだけ寂しいけれど、その寂しさを楽しむ毎日。
次の子は? 
と考えなくもないけれど、是非にという気持ちでもなくて――
そんな中で、1枚の写真が送られてきました。

 

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