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【ピィ子の成長日記】ようやく室内フリーになりました【膝蓋骨脱臼治療中】

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ピィ子の成長日記

うちにきて1221日目 ~ピィ子の成長日記|103~
撮影&文|高栖匡躬
 

12月16日の手術から1か月と1週間。
サークルでの療養期間を終えて、ピィ子は室内フリーが許されました。

 

 畳半畳の別荘から卒業

膝蓋骨脱臼の手術を終えて退院したピィ子は、担当医から畳半畳のスペースに閉じ込めておくように指示が出ていました。エリザベスカラーを付けたままで、食事も排便もその中で済ませるようにとのこと。
この広さというのは、動物病院で入院する時に入れられるケージの広さで、院内ではこのスペース内で生活することを”安静”と呼ぶのだそうです。

人間の絶対安静の時のように、ベッドでじっとしていなければならないわけではないのです。

 

それで急遽作ったのが上の写真の安静用サークルです。
段ボールとクッションと袖机で囲んで、下にはカーペットを敷きました。

ピィ子が暴れないかと心配したのですが、ピィ子は意外と順応が早くて大人しくしていました。

 

しかしピィ子は不器用で、エリザベスカラーを付けたままだと食事が食べられず、水も飲めませんでした。先代犬のピーチーはこの点は器用で、教えてもいないのにエリザベスカラーを付けたままで飯も食べたし水も飲めていたのですが、犬には個体差が大きいですね。

仕方が無いので、ご飯の時はサークルの外に出して、エリザベスカラーを外してあげるようにしました。

 

観察をしていると、ピィ子は手術の傷跡を全く気にしておらず舐めようともしません。

先代犬のピーチーも何度か手術をしましたが、とても傷口を気にしていて、なんとか舐めようと身をよじったものですが、この辺りも個体差があるようです。

医師からの指示では、1か月はエリザベスカラーをしたままとのことでしたが、外してあげることにしました。後で医師に確認すると、傷口を舐めないのであればそれで良いとのこと。

 

エリザベスカラーが外れると、嬉しい副産物がありました。
ピィ子が大好きな”しまホイ(しまむらロールクッション)”に入ることが出来るのです。ピィ子はしまに入ると何時間でもじっと寝ているので、安静という面からも有効です。

初めの内は手術をした足に負担がかからないように、飼い主の手で入れてあげました。
何故ならばピィ子はしまホイに入るときは、上半身をグルングルンと振って、かなり暴れ気味でもぐりこむからです。

更に1週間ほど様子を見て、順調に回復しているようなので自分で入るのを許してあげました。ピィ子は痛そうにもせずに、器用に中に入りました。
因みに医師によると、安静サークルの中にいる間は、中で何をしていても安静ということなのだそうです。

 室内フリーになったピィ子は

手術をする前とほぼ変わらない生活に戻りました。
サークルを出てもほとんどの時間はしまホイの中で寝ているので、今も療養期間中のようなものです。

以前はあまりにしまホイの中にいるので、筋力の低下を懸念してしまホイを取り上げたりしていましたが、今はしまホイを満喫させています。

1週間室内フリーが終わったら、少しずつ散歩を再開します。
医師によると、最初は5分程度で、家の周りを歩いたらすぐに帰って下さいとのこと。

こんな感じで、ピィ子の術後の経過は順調です。

 

 1月8日~1月14日のツイッターです

ピィ子の成長日記|102

何だか外がうるさいなあ

今日はお留守番をしてましたぁ

サークルの外にいる時間が増えて

良くなっていたよ!!

超高速舌ペロ!

 1月15日~1月21日のツイッターです

サークルの中でしまホイに入れる

すみれの鍋スープ

今日が最後の別荘暮らし

名残惜しいのかい?

最後に大アクビ!

 ピィ子について

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毎度ですが、ピィ子についてお知らせしておきます。

名前:ピィ子
血統書登録名:ピーチー
生年月日:2019年6月28日
犬種:ミニチュア・ブルテリア
性別:メス
今分かっているピィ子のこと
性格:陽気、細かいことは気にしない、頑固者、意固地
人見知り:全くなし
犬見知り:しない。人も犬も大好き。
空気を読まない:遊んで!の熱意がすごい。
その他:大食い(と思っていたが、実はそうでもないかも)
犬種の特性
要注意:顎が恐ろしく強い(犬の中ではチャンピオンと言われる)
痛みに強い:病院で注射されながら、尻尾を振る
水:とてもよく飲む

 

――ピィ子の育児日記――

文:高栖匡躬
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 ▶ 高栖 匡躬:猫の記事 ご紹介

――次話――

ピィ子の成長日記|104

手術から約1か月半。
ようやくお散歩再開です。
退屈していたようで、色んな匂いを嗅ぎながらウロウロ。
まるでお散歩デビューした子犬の頃のようでした。
子犬の頃と言えば、拾い食いもぶり返し。
黒い木の実が狙いのようですが、甘いのかな?

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――前話――

ピィ子の成長日記|102

ピィ子の手術後の経過は順調です。
サークルに入っていると退屈で吠えたり暴れたり。
少しの間だけと外に出すと、飼い主の目を盗んで40㎝の高さのソファーに、ヒョイと飛び乗ってしまうほど。
回復は嬉しいのですが、別の心配が増えてきています。

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――育児日記の1話目です――

ピイ子がうちにきて1週間
飼育本の躾テクニックは、真似しても上手くいった試しがありません。
よそでは上手くいっても、うちの子は違うということですね。
ということで、試行錯誤の記録です。
まずはトイレと、甘噛み、座れから。

 我が家が先代犬のピーチーを迎えたときのこと

偶然に手に入れたマンション。
引っ越してからわかったのですが、なんとそのマンションは、当時にしては珍しい、ペット可の物件でした。

マンションがペット可とだ気が付いたのですが、すぐに犬を飼おうとはなりません。命を預かるのですから覚悟が大事です。最後まで面倒が見られるかな?
――まだまだ迷いがありました。

ペットショップからの電話で、予約していたアイパンチのブルテリアがお店に来たことを知った筆者。あまりにも突然で、心の準備がまるでありませんでした。

 犬を飼うということ

『犬を飼うということ』は当サイトのサイト名。
沢山の意味を込めた名です。同名のTV番組が有名なのですが、それはそれ。
出会いから別れ、喜びも悲しみも、全部詰まっている言葉ですね。
その昔、谷口ジロー氏の『犬を飼う』のように、犬を愛そうと思っていました。
そしてピーチーがきました。

 もう一度、犬を飼うということ

愛犬ピーチーが去って、3年。
少しだけ寂しいけれど、その寂しさを楽しむ毎日。
次の子は? 
と考えなくもないけれど、是非にという気持ちでもなくて――
そんな中で、1枚の写真が送られてきました。

 

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