犬にまつわる笑い話、少しだけ科学の話
あなたは不思議に思ったことはないだろうか?
【進化】
生物個体群の性質が、世代を経るにつれて変化する現象である。また、その背景にある遺伝的変化を重視し、個体群内の遺伝子頻度の変化として定義されることもある
(出典:Wikipedia)
進化とは一般的に、環境に適応し、より優れた形態や機能、行動を獲得することをいいます。生物的な進化とは、それがゲノム(遺伝情報)として記録され、子孫にまで継承されることを指しています。
さて、それでは、収斂(しゅうれん)進化という言葉をご存知でしょうか?
簡単に言うと、もともと種の違う生物が、環境に適応して同じ形と機能に進化を遂げることを言います。例えば、哺乳類であるモグラと、昆虫のケラが似ていることがそれにあたります。
このように、モグラとケラは前足の形状などそっくりなのです。
他の収斂進化の例を挙げてみましょう。
恐竜の中でも人気のあるトリケラトプスは、爬虫類であるにも関わらず、ある哺乳類ととても良く似ています。何だか分かりますか?
トリケラトプス
※この画像は立体視化して製作したものです。
※赤青のアナグリフメガネで見ると飛び出します。
それでは恐竜の中で、一番人気のチラノザウルス(T-Rex)はどうでしょう。
チラノザウルス(T-Rex)
※この画像は立体視化して製作したものです。
答:チラノザウルス(T-Rex)に似ている哺乳類は、これです。
どうです? よく似ているでしょう?
それでは次に、
熊に襲い掛かるチラノザウルス(T-Rex)の、貴重な画像もお見せしましょう。
肉食獣の迫力満点ですね。
因みに、新しい学説では、チラノザウルス(T-Rex)には羽が生えていたのではないかとも言われています。それを裏付けるかのように、中国では実際に、羽の痕跡を残した恐竜の化石が発見されています。
その姿を誰も見たことのないチラノザウルス(T-Rex)。もしかすると本当は、羽ではなく毛が生えていたのかもしれません。
そして……、左目にはアイパンチがあったかも……
――おしまい――
文:高栖匡躬
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この記事は、下記の週刊Withdog&Withcatに掲載されています。
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おすすめの、犬の笑い話です
真面目に突き詰めると、笑い話になるのですよ。
飼い主が逮捕されたら、ペットはどうなる?
痴漢のニュースが多いですね。誤認逮捕も多いそうです。
万が一外で逮捕されたら、部屋に残したペットはどうなるの?
もしも、1人暮らしだったとしたら?
意外に知りませんよね。
どうぞ読んでみてください。
ちょっと恐い話です。
犬を飼うと、いつの間にか言えるようになる『ウンチ』の言葉
なんとなく、『うんこドリル』と状況が似ている。
犬を飼うと急に身近になる言葉が、”ウンチ”という言葉だ。
それまで縁遠かった”ウンチ”は、”良いウンチ”、”今日2回目ウンチ”など、形容詞まで交えながら、飼い主達の会話に現れ始める。
はじめは家族との会話で。
次にご近所の飼い主同士で。
ウンチが市民権を獲得した瞬間だ。