犬を飼うということ

いつまでも君と……

このサイトは犬について語るもの。しかし時には猫がしたり、犬猫に共通の話題にも触れています。

【動物の抗がん剤治療】恐がっている飼主さんのために ~知ることで考え方が変わることも~

今日は抗がん剤について書いていこうと思います。 皆さんは『抗がん剤』と聞いて、どのような印象を受けますか? 『抗がん剤=副作用とか怖そう』 こう感じた方が多いのではないでしょうか? では、抗がん剤が怖いと感じた方へ 「抗がん剤が体内でどのように…

【獣医師選び】こうすればいい、獣医師の選び方 ~現場を知っているから、このアドバイス~

皆さんはどのように動物病院を選んでいますか? 動物を飼われている方のほとんどは、どのような獣医が良い獣医でどのような獣医が悪い獣医か見分けることができないかと思います。 今回はどのような獣医師が良い獣医師なのかを、お話ししていきたいと思いま…

【獣医師選び】我が家の犬や猫が、適切な治療をうけるためには ~その治療は適切ですか?~

文:オタ福、高栖匡躬(聞き手) 『みなさんは今通っている動物病院で満足していますか?』『もしも今、満足していないとしたら、どうしたら満足できるでしょうか?』 そんな問いかけをしているサイトを見つけました。『オタ福の語り部屋』という名のサイト…

【獣医師】いちばん辛いこと ~助けられるのに、助けられない命のこと~

私が仕事をしていて一番つらいことは、 助けられる命がいろいろな事情で助けられないこと、そして、治療をすることを「かわいそうだ」と言われてしまうことです。 ● 例えば、骨折しているペットに手術を勧めた時、 ――かわいそうだからやりません。 重症のペ…

私が、犬の文章を書き続けている理由 ~1周年を迎えたWithdogとWithcat~

学生の頃から、案外読書が好きだった。その頃人気のあった赤川次郎を、無意識に避けていた私は、筒井康隆の『七瀬ふたたび』に心震わせ、いわゆるハルキストではないけれど、村上春樹の『風の歌を聴け』『1973年のピンボール』『羊をめぐる冒険』の3作に夢中…

【腫瘤】うちのハナの腫瘤 ~悪いものじゃないといいのですが~

ここは『ハナちゃんの動物病院』です。 今日はハナにできたしこりのお話。 ママが心配をして、検査をしてくれました。歳をとると、体の色んなところに脂肪腫というのができるんだって。それだったら様子見で良いらしいんだけど…… ちょっと怪しいのは、早めに…

【ドック】ハナのドッグドックをしました ~健康管理はとても大切ですよ~

ここは『ハナちゃんの動物病院』です。 今日は、ワンちゃんの健康診断のお話。『ドッグドック』っていうんですよ。 それを受けたのは、何とわたしです。何も異常がないといいんだけれど…… 撮影&文:ハナちゃんママ この記事は2016年1月に執筆されたものです…

君を送る日の十戒 ~愛犬を看取る私たちの想い~

文:高栖匡躬 撮影:樫村慧 皆さんは『犬の十戒』をご存知でしょうか?犬と飼い主の適切な関係について、犬の方から飼い主に語りかけるお話です。飼い主と愛犬とが交わす10個の約束として書かれていて、敢えて分類するなら、詩の形態の1つと言えるでしょ…

【犬版】病気別闘病記リスト ~2018年9月22日現在~

闘病記について 皆さんは、愛犬家の闘病記について、どのようなイメージをお持ちでしょうか?きっと愛犬が健康なうちは、あまり気にも留めないものだと思います。我が家でもそうでした。 愛犬が病気になり、しかもそれが深刻なものと分かると、飼い主は必死…

『またね』という言葉 ~少しだけ考え方を変えてみようよ(3/3)~

文:高栖匡躬 前回に続いて、別れの言葉についてのお話です。皆さんにとって、うちの愛犬にふさわしい別れの言葉はみつかったでしょうか? 今回は我が家の、別れの言葉について書こうと思います。我が家は2年前に、『またね』と言って愛犬ピーチーを見送りま…

別れの言葉を準備している? ~少しだけ考え方を変えてみようよ(2/3)~

文:高栖匡躬 愛犬がいつの日か、旅立つ瞬間――皆さんは、どんな言葉を掛けてあげたいですか? もしも愛犬がもう老犬(シニア犬)だとすると、この質問は切実に思われるかもしれませんね。逆に、もしも愛犬がまだ若くて元気なら、こんなことはなかなか考える…

【犬版】ハナちゃんの動物病院 まとめ読み②(Complete)を公開しました。

【犬版】ハナちゃんの動物病院 (6話~10話) 本まとめ読みは、2018年1月9日から連載が始まった、『ハナちゃんの動物病院』の6話~10話までをまとめ読みにしたものです。 Reviewカテゴリー:診察記、闘病記作者:ハナちゃんママ病気別に1話完結で、わかりや…

【腫瘤】【腫瘍】良性も悪性もありますが、気付いたらすぐに動物病院へ ~早期発見が大切ですよ~

今回は腫瘤のお話です。 えっ、こんなに大きく? という症例があるのですね。それが今回。 腫瘤には良性も悪性もあり、放置しても小さくはなりません。 「悩んでいるうちに大きくなってしまうので、その前に決断をして欲しいです」 ハナちゃんママより

【歯石処置】犬にも猫にも歯周病はあるんですよ。放置しちゃダメ ~全身麻酔は大袈裟かもしれないけれど~

今回は歯石処置のお話。 犬猫も人間と同じ。歯石を放置すると歯周病になりやすい。 しかし、除去には全身麻酔が必要。悩ましいですね。 うちの愛犬ピーチーは、堅い馬のアキレスをおやつに食べていて、歳で顎が弱るまでは、歯磨き無しでバッチリでした。

『犬の十戒』考察(2/2)原典に感じる違和感の正体 ~どうして「犬の十戒」が生まれたのか?

文:高栖匡躬 前回は『犬と私の10の約束』に主に触れました。今回はその原典である、『犬の十戒』のお話をしましょう。 『犬の十戒』は素朴で、荒削りで、回りくどい言い回しが特徴です。そこから主旨を損なわないように、作品として洗練させたものが『犬と…

『犬の十戒』考察(1/2)意外に知られていない原典 ~広く知られるのは「犬と私の10の約束」~

文:高栖匡躬 皆さんは『犬の十戒』をご存知でしょうか?元々は英文で書かれた詩で、犬と飼い主の関係について、犬の方から語りかけるものです。10年ほど前に日本で紹介され、多くの愛犬家の心をつかみました。 ● 今日はこの、『犬の十戒』について考えて…

虹の橋・考察 ~知っていたようで、実は知らなかったこと~

文:高栖匡躬 今回の記事は、有名な『虹の橋』の詩に関する考察です。『虹の橋』は愛犬、愛猫を失った多くの飼い主たちの、心の支えになっていることで、知られてます。しかしながら『虹の橋』 は、間違った使い方をされるケースが頻繁にあります。 恐らくそ…

【免疫抑制剤】【ステロイド】やっと見えてきた光明 ~自己免疫不全と免疫の抑制(3/3)~

撮影&文:高栖匡躬 前回は、1日1錠まで減っていたステロイド剤『プレドニゾロン』を、1日4錠に戻したことと、免疫抑制剤『アトピカ』を、1日100mgから200mgに増量したところまでを書きました。 今回はその続きと、ピーチーの経過について書きます。

【免疫抑制剤】【ステロイド】一筋縄ではいかない薬の切替 ~自己免疫不全と免疫の抑制(2/3)~

撮影&文:高栖匡躬 前回の記事では、1回目の血液検査で愛犬ピーチのシクロスポリン濃度が、100ng/mlの段階(基準値100~600に対して)だったところまでを書きました。 今回は、ステロイド剤から免疫抑制剤に切り替わる過程を、ピーチーを具体的な例としてご…

【免疫抑制剤】【ステロイド】ステロイド剤減薬の先にあるもの ~自己免疫不全と免疫の抑制(1/3)~

撮影&文:高栖匡躬 前シリーズの記事では、自己免疫不全の対処とステロイド剤の減薬について書きました。恐らくは多くの飼い主さんが、悩みながら、手探りでやっていることで、我が家もそうでした。今回からは、ステロイド剤の次の段階で用いられる、免疫抑…

ピーチーの闘病記:劇症肝炎編 まとめ読み③(Complete)を公開しました。

ピーチーの闘病記:劇症肝炎編 (13話~18話)本まとめ読みは、1017年11月から連載した、ピーチーの闘病記をベース構成したものです。(今回は7話~12話まで) Reviewカテゴリー:闘病記作者:高栖匡躬 危機を脱し、元気になったピーチー。闘病中は身を切る…

最後の瞬間まで喜びはあるもの ~終末期を楽しむと言う選択(3/3)~

撮影&文:高栖匡躬 看取りと言うのは、臨終の瞬間という意味もあるのですが、そこに至る手前の、ある一定の時間でもあります。 その時間は、さぞかし悲しいものだと思われかもしれません。しかし、そこにはちゃんと喜びも笑いもあるのです。 だだ、それを感…

【犬版】病気別闘病記リスト ~2018年7月31日現在~

闘病記について 皆さんは、愛犬家の闘病記について、どのようなイメージをお持ちでしょうか?きっと愛犬が健康なうちは、あまり気にも留めないものだと思います。我が家でもそうでした。 愛犬が病気になり、しかもそれが深刻なものと分かると、飼い主は必死…

別れは日常の先に ~終末期を楽しむと言う選択(2/3)~

撮影&文:高栖匡躬 愛犬が若かった頃、”看取り”は現実感の無い、無限の未来のことででした。何かとても壮大なドラマ(悲劇)のようにも思いました。元気一杯で目の前にいるうちの子が、この世を去っていく瞬間のことなど、全く想像がつかなかったのです。 …

泣いて見送る? 笑って見送る? ~終末期を楽しむと言う選択(1/3)~

撮影&文:高栖匡躬 今回から3回は、愛犬がこの世を去る、終末期のことを書きたいと思います。といっても暗い話ではなく、前向きな話です。 愛犬が日に日に弱って、そう長くはないだろうなと思った時、飼い主はとても不安になります。自分の経験に照らしてみ…

【フィラリア予防薬】今日はハナのうれしい日 ~最近は少なくなりましたが、とても大切なこと~

今回はフィラリア予防薬のお話。 最近はフィラリアは減ったようですね。 ハナちゃんは、このフィラリア予防薬が大好きなようです。 うちの愛犬ピーチーもそうでした。 胆管閉塞で入院中も食欲旺盛で、大喜びでこの薬を食べて、 先生を驚かせたものです。

【結石症】人間でも激痛の病気。もちろん犬も猫もね。 ~うんちとオシッコの観察が大事です~

今回は結石症のお話。 尿中のミネラルが結晶化し、やがて石になって、膀胱や尿道に詰まってしまいます。 人間は激痛を伴いますが、犬も猫も痛い病気です。 おしっこが出なくなって、尿毒症になる可能性も。 普段から観察してあげて下さい。

【ニキビダニ】痒くはないけど、知らずに進むのも困る ~ダニはイヤイヤ~

今回はニキビダニのお話。 ダニにも色々とあって、ニキビダニは痒くないのが特徴です。 免疫力があると、寄生していても発症しにくいんですね。 脱毛が広がって、気付きます。 目や口の周りが多いので、気が付いたら、早めの受診を。

【ステロイド】【減薬】ピーチーの減薬経過と、免疫抑制剤 ~知っていれば怖がらなくて良い(3/3)~

撮影&文:高栖匡躬 前回はステロイド剤の減薬については、唯一の答えは無いということを書きました。 答えが無い以上は、飼い主が試行錯誤して、自分なりの答えを見つけていくしかないわけです。しかしそれを、全くゼロの状態から行う必要はありません。少…

【ステロイド】【減薬】実は獣医師だって、そんなに詳しくない ~知っていれば怖がらなくて良い(2/3)~

撮影&文:高栖匡躬 前回は、筆者の愛犬ピーチーを例にとって、ステロイド剤を処方する事になった経緯と、処方によって発現した副作用について書きました。 今回からは、本題である減薬について触れて行きます。ステロイド剤は効き目は明らかなのですが、処…