かっぱ太郎
ちぃの闘病記:ヘルニア編れんの闘病記:顔面神経麻痺、中耳内耳炎、前提症状を含む Reviewカテゴリー:闘病記作者:かっぱ太郎 本作はフレンチブルドッグ ちぃのヘルニア闘病記と、ちぃの相棒犬 れん の顔面神経麻痺の闘病記です。 ある夜突然「ぎゃん」叫…
犬にだって嫌いなものはある混合ワクチンから始まる2匹のお話 Reviewカテゴリー:エッセイ作者:かっぱ太郎 本作はフレンチブルドッグ、ちぃと れん の日常を綴ったエッセイ集です。 犬の図鑑を見ると、フレブル(フレンチブルドックの俗称)は、人懐っこく…
わが家のやんちゃ坊主「れん」が、4歳になる少し前のことです。 3月のある朝、突然に元気がなくなってしまいました。 れんは普段は臆病で、郵便受けがカタンと鳴っても大声で吠えたてるのに、その日は物音がしてもまったく吠えません。 「れん、ボールだよ!…
わが家のやんちゃ坊主「れん」が、4歳になる少し前のことです。 3月のある朝、突然に元気がなくなってしまいました。 れんは普段は臆病で、郵便受けがカタンと鳴っても大声で吠えたてるのに、その日は物音がしてもまったく吠えません。 「れん、ボールだよ!…
ちぃの闘病記:心臓腫瘍編 (1話~5話)、ちぃを看取る日 Reviewカテゴリー:闘病記、看取りの記録作者:かっぱ太郎 本作はフレンチブルドッグ、ちぃの、心臓腫瘍の闘病記。そして看取りの記録です。 もうすぐ10歳の誕生日、という初夏のある日のことでした…
ちぃを看取る日 文|かっぱ太郎 撮影|F.zin はじめに 心臓腫瘍で旅立ったフレンチブルドッグの”ちぃ”ちゃんの闘病記、『ちぃの闘病記|虹の橋の向こうへ』はお読みいただけたでしょうか? 本記事『ちぃを看取る日』は、『ちぃの闘病記』のあとがきに位置す…
虹の橋の向こうへちぃの闘病記:心臓腫瘍(5/5) 文|かっぱ太郎 撮影|F.zin 別れの日 ちぃが泣いているように見えた日――その日の夜に、ちぃは亡くなりました。 ちょうど夜の12時に、家族が見守る中で、ちぃは静かに倒れて、そのまま息を引き取ったのです。…
虹の橋の向こうへちぃの闘病記:心臓腫瘍(4/5) 文|かっぱ太郎 撮影|F.zin 扉イラスト|はまのゆり 苦しい選択 手術のできないがんを抱えてしまったちぃ。 私はちぃが最期をむかえるまでの間、痛みや苦しみを、少しでも軽くすることはできないものかと、…
虹の橋の向こうへちぃの闘病記:心臓腫瘍(3/5) 文|かっぱ太郎 撮影|F.zin 闘病のはじまり 心臓の腫瘍が発見されて、ちぃの闘病が始まりました。 ちぃの胸とお腹にたまる水の量はとても多く、病院で抜いてもらっても、3日後には呼吸が苦しくなるほどたま…
虹の橋の向こうへちぃの闘病記:心臓腫瘍(2/5) 文|かっぱ太郎 撮影|F.zin 腫瘍科での精密検査 脾臓にも他の臓器にも病変がないにも関わらず、体液の漏出が止まらないちぃ。そのちぃは、大学病院の動物医療センターに行き、腫瘍科の精密検査を受けました…
虹の橋の向こうへちぃの闘病記:心臓腫瘍(1/5) 文|かっぱ太郎 撮影|F.zin 扉イラスト|はまのゆり 初夏のある日のこと もうすぐ10歳の誕生日、という初夏のある日のことでした。我が家の愛犬、ちぃは、ごはんを食べなくなりました。 お腹の具合でも悪い…
わが家のやんちゃ坊主「れん」が、4歳になる少し前のことです。 3月のある朝、突然に元気がなくなってしまいました。 れんは普段は臆病で、郵便受けがカタンと鳴っても大声で吠えたてるのに、その日は物音がしてもまったく吠えません。 「れん、ボールだよ!…
先生が初めてちぃを診察したときのことです。 「ちぃちゃん、ちぃちゃん。はい、ちょっとお母さんのほうを向いてね」 先生がそんな風に、ちぃに一生懸命話しかけるので、当時犬のことをあまり知らなかった私は心の中で、『ちぃを産んだのは、私じゃないんだ…
夫と娘が釧路に出掛けると、次はいよいよ私が、”ちぃ”と”れん”を予防接種につれていく番です。私は夫のアドバイス通りに、1匹ずう連れていくことにしました。 病院を2匹分予約して、まずはちぃを先に連れて行くことに―― しかし我が家では、それをするのも簡…
アットホームな父親 文:かっぱ太郎、撮影:F.zin 毎年秋は混合ワクチンの季節 我が家は毎年秋になると、2匹の愛犬”ちぃ”と”れん”に、犬用の混合ワクチンを打ってもらいに、車で僅か数分の距離にある動物病院へ行きます。 "わずか数分の距離"――普通なら、近…
ちぃの闘病記:ヘルニア編 文:かっぱ太郎、撮影:F.zin 手術の可能性 ちぃが夜間病院に行った日の翌日は、かかりつけの病院が休診日で、診てもらうことができません。 更に翌日のこと――ようやくちぃは、かかりつけの病院で診てもらうことができました。 ち…
ある夜、突然の出来事でした。 台所のテーブルの下で寝ていたちぃ(当時5歳)が、突然「ぎゃん」という、これまでに聞いたことのない声を出して、私にすがりついてきたのです。 どうしたのだろうと思って抱き上げると、また変な声を出して、今度は夫にすがり…
犬だって嫌いなものは嫌い 文:かっぱ太郎、撮影:F.zin 犬にもある好き嫌い 人間に苦手なものがあるように、犬にも苦手なものがありますよね。我が家の愛犬、”ちぃ” と ”れん” にもあります。苦手でいるうちならまだ良いのですが、それが大嫌いのレベルにな…
うちの子がうちにきてすぐ|No.5 ‐ 2 文:かっぱ太郎、撮影:F.zin 今日のお話は はじめての多頭飼い。先住犬の ちぃ は、子犬の れん を受け入れてくれたようでした。ほっとする作者。 ちぃ を可愛そうに思った作者は、2匹目の子 ”れん” を迎えてあげました…
うちの子がうちにきてすぐ|No.5 ‐ 1 文:かっぱ太郎、撮影:F.zin 今日のお話は 念願だったフレンチブルドッグを飼い始めた作者。名前は”ちぃ”に決めました。しかし ちぃ は犬との付き合いが苦手。散歩でも煙たがられて、いつも一人ぼっちでした。 ちぃ を…
うちの子がうちにくるまで|No.28 - 2 文:かっぱ太郎、撮影:F.zin 今日のお話は 子犬の箱を受けとり電車に乗る作者。しかし事故のために大混雑。優しい老夫婦の助けで、箱を手荷物の棚に乗せて、なんとか満員の車中を過ごします。家へと急ぐ作者と、迎える…
うちの子がうちにくるまで|No.28 - 1 文:かっぱ太郎、撮影:F.zin 今日のお話は 作者宅の先住犬 ”ちぃ”は、どうもよその子に受けが悪い。ちぃの方では仲良くしたくても、相手からすると、ちぃ は妙に近寄ってくる変な奴。このまま犬の友達はできないの?そ…
うちの子がうちにきてすぐ|No.4 文:かっぱ太郎、撮影:F.zin 今日のお話は 念願だった、大きな顔をしたフレンチブルドッグを飼い始めた作者。 初めて飼った犬だけに、何があっても驚きの連続です。とりわけ、子犬の成長の早さに驚く作者。 子犬は見るもの…
うちの子がうちにくるまで|No.27 - 2 文:かっぱ太郎、撮影:F.zin 今日のお話は 念願叶い、あの哲学者のような犬に対面した作者。しかし、いざその子を家に迎えるとなると、急に不安が頭をもたげます。――本当に面倒を見られるかな?それは命を預かるときに…
うちの子がうちにくるまで|No.27 - 1 文:かっぱ太郎、撮影:F.zin 今日のお話は 本作の作者は、犬が苦手だったそうです。しかしながら作者は、偶然に、びっくりするほど大きな顔の犬を目撃しました。哲学者のような振る舞いの不思議な犬――作者はその犬にす…