犬を飼うということ

Withdog 犬と飼い主の絆について

まる

【妊娠中なのに犬を飼った娘】はじめは預かりだったはずなのに ~ルイがうちにきてすぐ~

ルイが初めてうちに来たのは7年前のことです。 同居していた娘夫婦が、ペットショップでルイに一目惚れしました。 「突然犬を飼いたい」 と言いだしたのです。 その当時、娘は妊娠5ヶ月―― 当然、私は反対しました。 ● 娘と同居を始める前から、うちには先住…

【二次診療/セカンドオピニオン】闘病に大切なことはタイミングと選択肢 ~これから闘病をなさる方へ~

作者からのメッセージ 愛犬の闘病に大切なことは、タイミングと選択肢です。 本話は、16話続いた『ルイの闘病記』のあとがきも兼ねています。 作者のまるさんは、自身の経験をもとに、闘病に大切なのはタイミングと選択肢だと語ります。 動物は口がきけない…

【低アルブミン血症】5月10日 3日前のこと―虹の橋―(その2)~ルイの闘病記(16/16)最終話~

まるさんと、愛犬ルイの別れの話。 「ルイ!ルイ!」 私はルイを抱き上げ、何度も呼びかけました。 「嫌だ!」 別れの話はいつも切ないです。 しかし、闘病記で語られる別れにはどれも、飼い主が悲しみを乗り越えていく予感があります。 作者のまるさんは、…

【低アルブミン血症】5月10日 3日前のこと―虹の橋―(その1)~ルイの闘病記(15/16)~

そのまま続くと思われた闘病は、突如終わりを告げます。 まるさんの愛犬ルイは、突然に天国へ。 ――まるさんの言葉―― この日のことは今も鮮明に思い出します。 そして思い出すと涙が溢れてしまいます。 ――そして、ドッグイヤー。 良く聞き言葉です。 犬は全て…

【低アルブミン血症】5月7日 発見、ササミをトッピング! ~ルイの闘病記(14/16)~

闘病は文字通り、病気との闘いですが、同時に飼い主の心の闘いでもあります。 話すことのできない子と向き合い、小さなことで一喜一憂。 でも、小さなことを喜べるのは、とても大切なこと。 飼い主を喜ばせようとするその子に、応えてあげることだから。

【低アルブミン血症】5月6日 食事の試行錯誤 ~ルイの闘病記(13/16)~【闘病はタイミング】

作者のまるさんが今回心配しているのは、闘病中の食事。 療養食は美味しくないんですね。それは人間と同じです。 恐らく、闘病する飼い主さんは、似たような経験をしているはず。 限られた選択肢の中での工夫。 元気なときには、想像もできなかった苦労。

【低アルブミン血症】5月5日 はじめての悲鳴 ~ルイの闘病記(12/16)~【免疫抑制剤を使うか?】

闘病で無視出来ないのが、費用、時間、投薬など 作者のまるさんが心配したのは投薬でした。 薬のカプセルが大きいために、喉の奥に押し込まなければなりません。 ――実は作中に登場するアトピカをいう薬は、うちの子に処方されたものと同じ。 あれは大変なん…

【低アルブミン血症】5月4日 体重・食欲・排便|どれも一進一退 ~ルイの闘病記(11/16)~【お気に入りの出窓】

「ジャンプが嬉しかった」 その言葉に、我が愛犬を振り返る。 ――階段登るのが好きだったな。 ――3段跳びは、当たり前だった。 それが―― ほんの僅かの段差を登れずに、困った顔をしていたっけ。 切ないけれど、それもあの子の一生の一部だった。

【低アルブミン血症】5月3日 久しぶりのジャンプ ~ルイの闘病記(10/16)~

闘病では、飼い主の心がゆらゆら揺れますね。 当たり前のようにできたことが、段々できなくなる。 その寂しさ――、切なさ―― しかし、出来なくなったはずの事が、時々できる。 その時の嬉しさといったら―― 小さなことが、とても大切に思えて―― 闘病記は、心の…

【低アルブミン血症】5月1日・夕方 帰宅後の急変 ~ルイの闘病記(9/16)~

「どうして欲しいの?」 飼い主はいつも問いかけますね。 だけど――、愛犬は何も答えてくれない。 初めは言葉の通じぬもどかしさ。やがて自分の無力さを知る飼い主。 それでまた聞く―― 「どうして欲しいの?」 そうやって、心が通って行くのだと思います。

【低アルブミン血症】5月1日・朝 月が替わりました。5月です ~ルイの闘病記(8/16)~

「参考にはなっても、なかなか役にはたちません」 飼い主&作者の、まるさんはそう語ります。 ネット上には、大量の情報が溢れているというのにね。 ――でも、飼い主は逃げ出せないんだよなあ。 と、我が家の闘病を振り返ってしまいます。

【低アルブミン血症】4月29日 雨の日は、散歩はお休み ~ルイの闘病記(7/16)~

闘病時にも体調の浮き沈みがあります。 それは飼い主の気持ちの浮き沈みでもあります。 快復に向かっているのでは? そんな希望を持つのもつかの間で、体調はまた変化を―― 今日の散歩はどうだった? 食欲は? ウンチは? 闘病は小さなことが、とても大事なこ…

【低アルブミン血症】4月27日 小康状態? 多頭飼いならではの苦労 ~ルイの闘病記(6/16)~

今回は多頭飼いならではの苦労の話。 愛犬の闘病中は、色々なことが犠牲になります。 通院時間、投薬時間を守るため―― 長時間外出できない、残業できないなどなど―― 実は当事者は、それを苦労とは思わないのですがね。振り返ると、大変なことをしていたんだ…

【低アルブミン血症】4月26日 血液検査に笑い泣き ~ルイの闘病記(5/16)~

愛犬の病気に気付いた時には、かなり進行していることがよくあります。 犬は本能として、弱みを見せないようにするから。 そして犬は――、飼い主を喜ばすのに一生懸命であるから。 犬は病気の進行が早い反面、回復も早い。 だから、早く気づいてあげたいです…

【低アルブミン血症】4月25日 ごめんね、浮腫んでいたんだね ~ルイの闘病記(4/16)~ 

愛犬の闘病中には、ちょっとしたことが気になります。 小さな仕草や食欲、排便…… どこか痛いの? 何が食べたいの? もどかしい毎日―― 飼い主は愛犬が送ってくる、小さなサインを一生懸命感じ取ろうとしますね。 うちでも、毎日話し掛けていた。 そんな日々が…

【低アルブミン血症】4月24日 マイナス500g、体重減のそのわけは ~ルイの闘病記(3/16)~

闘病の始まりは、変化の始まり。 通院の回数が増え、検査結果に喜んだりがっかりしたり。 決まった時間に薬をあげなきゃ。 療養食は美味しくなさそう。食べさせるのに工夫がいって―― その時は大変だって思うけれど、振り返るととても大切な日々。

【低アルブミン血症】4月23日 効いたかな? 一喜一憂の2日目 ~ルイの闘病記(2/16)~ 

獣医師から病名を告げられた飼い主は、とまどいます。 そしてそこから、検査の数値に一喜一憂する日々が始まります。 (ちょっとしたアドバイス) 愛犬の検査の結果は、きちんとまとめて、スクラップなさってください。 ――まるさんのように。 その数値の変化…

【低アルブミン血症】4月22日 突然の発症、そのときわたしは ~ルイの闘病記(1/16)~

まだ7歳の、元気な愛犬でした―― ちょっとしたことで受診した、動物病院。 そこで告げられたのは、受け入れがたい深刻な病名と余命でした―― もの言わぬ愛犬の病気は、多くの場合、ある日突然に判明します。 その時の飼い主の動揺は、計り知れません。 ここか…

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