犬を飼うということ

いつまでも君と……

記録

犬にまつわる”何か”を記録したものを、ここにまとめました。

一夜が明けて、そしてその後 ~東日本大震災・あの日私たち家族は(後編)~

文:奥村 來未 前回の記事で、震災当日の事を書きましたが、今回は翌日以降のことを書こうと思います。 ● (夜が明けて)翌朝、明るくなったので、眠っている娘を、私と一晩中くっついて温め合ったおばあさんにお願いし、Mackの排泄のために外へ出ました。す…

未曽有の大震災、発生当日のこと ~東日本大震災・あの日私たち家族は(前編)~ 

文:奥村 來未 2011年3月11日、午後2時46分東日本大震災発生。マグニチュード9.0。 七年前、世界中を混乱に陥れた未曽有の大震災は、皆さんの記憶にも新しいことと思います。私達家族は、福島県から、主人の転勤で宮城県へ引っ越してきて、約四…

【二次診療】【セカンドオピニオン】愛犬の闘病に大切なことは、タイミングと選択肢です ~これから闘病をなさる方へ~

撮影&文:まる もう2年前のことになります。数日前まで元気に走り回っていた愛犬ルイが、突然に低アルブミン血症という名の難病を発症しました。獣医師から告げられた余命は、たったの3年。 私はなんとかルイの命の期限を延ばしてあげたいと願い、その日か…

【低アルブミン血症】5月10日 3日前のこと――虹の橋――(その2)~ルイの闘病記(16/16)最終話~

撮影&文:まる ――回想―― ルイのこの病気で、私が学んだことがあります。どんなに小さなことでも、愛犬が普段と違っていたり、どこか違和感を感じて、「あれ? おかしいな?」っと思った時は、何かしら体の異変を知らせているサインなのかもしれません。 な…

【低アルブミン血症】5月10日 3日前のこと――虹の橋――(その1)~ルイの闘病記(15/16)~

撮影&文:まる ――回想―― ルイは前回の闘病記を書いた5月6日の翌日。7日に天国に行きました。私はすぐにそれを闘病記に書く事ができず、やっとそれを報告したのは、更に3日後の10日でした。 この日のことは今も鮮明に思い出します。そして思い出すと涙が溢れ…

【低アルブミン血症】5月7日 発見、ササミをトッピング ~ルイの闘病記(14/16)~

撮影&文:まる ――当時を振り返り―― 前回書いたように、この頃はフードの切替を行なっていました。慎重に少しずつやったのですが、ペロっと食べてくれるわけにはいかず、最後の手段はササミでした。 ネットで調べると、ササミとジャガイモの手作り食で、アル…

【低アルブミン血症】5月6日 食事の試行錯誤 ~ルイの闘病記(13/16)~

撮影&文:まる ――当時を振り返り―― これまでずっと「本当に、これでいいのか?」と考えていたルイの食事を、あらためて考え直した時期です。 この病気は、なにより食事が重要だと感じたからです。(ステロイドの量を増やしても効果があまり感じられなかった…

【低アルブミン血症】5月5日 はじめての悲鳴 ~ルイの闘病記(12/16)~

撮影&文:まる ――当時を振り返り―― ルイのためとはいえ、治療はルイにとっては耐え難いつらいものであったと思います。 検査のための繰り返される、採血や治療の注射……小さな体で頑張っていたルイです。

【低アルブミン血症】5月4日 お気に入りの出窓 ~ルイの闘病記(11/16)~

撮影&文:まる ――当時を振り返り―― この頃は、一進一退の時期でしたそんな中で、ルイがジャンプしたときはとても嬉しかった。 ルイは私が出かけると、他の家族が家にいても、出窓にじっと座って、私が帰宅するのを待っている子でした。ちょっとスト―カ―気味…

【低アルブミン血症】5月3日 久しぶりのジャンプ ~ルイの闘病記(10/16)~

撮影&文:まる ――当時を振り返り―― ルイの食欲や容態は、ステロイドのさじ加減や、いろんな治療の状況で、良くなったり悪くなったりでした…… とにかく難しい病気で、1日中、なにかよい方法がないかと、そればかりを探ろうと必死だったことを思い出します。

【低アルブミン血症】5月1日・夕方 帰宅後の急変 ~ルイの闘病記(9/16)~

撮影&文:まる ――当時を振り返り―― このくらいの時期から、ルイの食欲が落ちてきました。ネットなどで調べて、手作り食(鳥ササミ、ジャガイモなど)でアルブミンが増えているという情報を目にして、それを与えようかとも考え始めてました。 でもまだ先生から…

【低アルブミン血症】5月1日・朝 月が替わりました。5月です ~ルイの闘病記(8/16)~

撮影&文:まる ――当時を振り返り―― ルイの病気は、とにかく情報量が少なく、毎日ネットで調べていました。しかし、参考にはなっても、なかなか役にはたちません。 この病気は、すべの子が同じように治療すれば治るものでもなく、その個体によって病状も違っ…

【低アルブミン血症】4月29日 雨の日は、散歩はお休み ~ルイの闘病記(7/16)~

撮影&文:まる ――当時を振り返り―― この頃は、ルイの調子がとてもよくて、散歩もよく歩けていました。ルイは快復に向かっていると思っており、気持ち的には、油断していた時期かもしれません。 しばらく趣味の外出を控えていたのですが、この時期には出かけ…

【低アルブミン血症】4月27日 小康状態? 多頭飼いならではの苦労 ~ルイの闘病記(6/16)~

撮影&文:まる ――当時を振り返り―― この頃は、多頭飼いならではの悩みが出始めていました。ルイの闘病によって、健康であるレオに、2つの我慢を強いることになってしまったのです。その1つは、前回も書いたように散歩。もう1つがおやつです。ルイは、体…

【低アルブミン血症】4月26日 血液検査に笑い泣き ~ルイの闘病記(5/16)~

撮影&文:まる ――当時を振り返り―― この時の私は、検査の結果でアルブミンが上がったことがかなり嬉しくて、前向きに気持ちが向かっていました。 必ず快復すると信じていました! ただ、どうしてもルイにかかりきりで、手のかからないレオには随分我慢をさ…

【低アルブミン血症】4月25日 ごめんね、浮腫んでいたんだね ~ルイの闘病記(4/16)~

撮影&文:まる ――当時を振り返り―― この時の私は、とにかくルイの様子から、目を離さないようにしていました。散歩しているとき、遊んでいるとき、ご飯を食べていても、いつも体調の変化に気を配って過ごしていました。 少しでもルイがつらくならないように…

【低アルブミン血症】4月24日 マイナス500g、体重減のそのわけは ~ルイの闘病記(3/16)~

撮影&文:まる ――当時を振り返り―― この頃の私は、確実に、開始した治療の効果を感じていました。いっきに引いた腹水は、間違いなくステロイドが効いていているということです。(ステロイドの反応がよい場合は、経過もいいという症例がありました) 暗闇のな…

【低アルブミン血症】4月23日 効いたかな? 一喜一憂の2日目 ~ルイの闘病記(2/16)~

撮影&文:まる ――当時を振り返り―― 前日の先生からの説明は、一瞬にして私の思考回路を混乱させてました。私は、家に帰ってからもしばらく呆然自失で、なにも手につかず。ルイの深刻な状態に、これまで気づかずにいた自分の愚かさに、後悔するばかりでした。…

【低アルブミン血症】4月22日 突然の発症、そのときわたしは ~ルイの闘病記(1/16)~

撮影&文:まる ――当時を振り返り―― 愛犬ルイ7歳、いたずらっ子でとても元気な男の子でした。頑固な面もあり、穏やかな先住犬のレオと違い、手のかかる子だったけどそれだけにとても愛しいこの子が、突然難病の診断をされたときのショックは、計り知れないも…

【劇症肝炎】8月25日、夕方 ~それは待ち望んだ言葉~

撮影&文:高栖匡躬 トップの写真は、この日のブログを書いた翌日(8月26日)に撮影。ピーチーの誕生日に、お祝いのウニ(それも北海道の利尻産の高級ウニ)を食べさせてやった時のものです。 この写真からも分かるように、ピーチーは死の一歩手前の状態…

【劇症肝炎】8月23日、夜 ~緊迫の1週間が過ぎて~

撮影&文:高栖匡躬 退院の翌々日。またピーチーを連れてDVMsに行きました。劇症肝炎を発症する前から、この日は癲癇(てんかん)の治療のために脳神経科の予約が入れてあったのです。 二次診療、高度医療は街の動物病院と違い、受診する科が専門分野で…

【劇症肝炎】8月22日、朝 ~まだ流動的ですが~

撮影&文:高栖匡躬 目前にあった危機が去ると、それとは別の問題も浮上してきます。 慢性的な傾向の強い肝臓疾患と、長期で付き合っていかなければなりません。それに加えてピーチーには癲癇の発作もあります。 薬の時間を守らなければならず、食事制限も厳…

【劇症肝炎】8月21日、夜 ~お祝いのウニ~

撮影&文:高栖匡躬 我が家に帰ってきたピーチー。まずは家中をパトロールしました。ピーチーは数日家を空けるとき、ペットホテルなどに預けると、帰ってきたときに必ずそれをやるのです。 パトロールの後は薄暗い脱衣所で、寝ていました。可哀そうな気がす…

【劇症肝炎】8月21日、夕方 ~驚きの退院~

撮影&文:高栖匡躬 結局この日、DVMs(動物医療センター横浜)からは、何の連絡はありませんでした。ということは、ピーチーは経過観察中に、何の異常もなかったという事です。 「きっと、大丈夫」そう思っていたのですが、予定の時間が来るまで気が気…

【劇症肝炎】8月21日、早朝 ~現状と、昨日までの検査結果~

撮影&文:高栖匡躬 愛犬ピーチーの退院はほぼ決まりだと思われましたが、一晩様子を見てとのこと。何もなければこの日に退院のはずなのですが、飼い主は気が気でありません。 急激に始まった劇症肝炎なので、同じように急激にぶり返すことだってあるかもし…

【劇症肝炎】8月20日、夕方 ~思いもよらぬ言葉~

撮影&文:高栖匡躬 快方に向かっていたピーチーですが、この日の夕方面会に行くと、担当医から”退院”の可能性を告げられました。 正直いって驚きました。4日前には死の淵にあった子です。別れを覚悟で、ステロイドの大量投与を決断したのは3日前でした。 …

【劇症肝炎】8月20日、早朝(その2) ~ピーチーが引き寄せた不思議なもの~

撮影&文:高栖匡躬 小康状態を得たピーチーについて、色々なことを思いました。前回書いた、自己免疫疾患(自己免疫不全)に関することがその1つ。それに加え、稀有な偶然が重なりあって、ピーチーが生かされているようにも思いました。 ● ピーチーは過去…

【劇症肝炎】8月20日、早朝 ~ピーチーが闘う相手は?~

撮影&文:高栖匡躬 段々と調子が良くなっていくピーチー。 気持ちが落ち着いてくると、今回起きたことを振り返る余裕ができてきました。 この日のブログで触れている、自己免疫疾患(自己免疫不全)と言う言葉を初めて聞いたのは、今回の闘病の少し前のこと…

【劇症肝炎】8月19日、夕方 ~今日も面会をしてきました~

撮影&文:高栖匡躬 前日の朝、面会したピーチーは、死を免れたように思われました。しかし、その前があまりにも悪く、危機的な状況であったために、飼い主としてはまだ素直に喜ぶことができませんでした。 いつ病状が急変するか、わからないからです。 この…

【劇症肝炎】8月19日、早朝 ~昨日の面会の様子と、これまでの経過~

撮影&文:高栖匡躬 前日の面会では、ピーチーの劇症肝炎は、劇的に改善されたように見えました。 しかし、まだ安心はできません。なにしろ、一昨日の夜までは、ピーチーは死の縁をさまよっていたのですから。 ブログで応援をしてくれた仲間達に、歓びの声を…