犬を飼うということ

いつまでも君と……

記録

犬にまつわる”何か”を記録したものを、ここにまとめました。

一夜が明けて、そしてその後 ~東日本大震災・あの日私たち家族は(後編)~

一夜が明けた避難所 情報から孤立し、不安に包まれる作者と家族。しかし―― 「冷やっこい手ぇ。風邪ひくぞ」 そんな厳しい状況の中でも、作者は人の暖かみに触れます。 自分はこんな時、大切なものを守れるか? 人に優しくできるか? そんな事を考えさせられ…

未曽有の大震災、発生当日のこと ~東日本大震災・あの日私たち家族は(前編)~ 

未曽有の大震災が東北地方を襲ったのは、7年前の今日でした。 初めは何が起きたか分からず―― やがて中継が始まりました。 津波に映像に衝撃を受けたことを思い出します。 そして原発事故。 江戸川区に住む友人は、個人的に2台のガイガーカウンターを所有し…

【二次診療】【セカンドオピニオン】愛犬の闘病に大切なことは、タイミングと選択肢です ~これから闘病をなさる方へ~

作者からのメッセージ 愛犬の闘病に大切なことは、タイミングと選択肢です。 本話は、16話続いた『ルイの闘病記』のあとがきも兼ねています。 作者のまるさんは、自身の経験をもとに、闘病に大切なのはタイミングと選択肢だと語ります。 動物は口がきけない…

【低アルブミン血症】5月10日 3日前のこと――虹の橋――(その2)~ルイの闘病記(16/16)最終話~

まるさんと、愛犬ルイの別れの話。 「ルイ!ルイ!」 私はルイを抱き上げ、何度も呼びかけました。 「嫌だ!」 別れの話はいつも切ないです。 しかし、闘病記で語られる別れにはどれも、飼い主が悲しみを乗り越えていく予感があります。 作者のまるさんは、…

【低アルブミン血症】5月10日 3日前のこと――虹の橋――(その1)~ルイの闘病記(15/16)~

そのまま続くと思われた闘病は、突如終わりを告げます。 まるさんの愛犬ルイは、突然に天国へ。 ――まるさんの言葉―― この日のことは今も鮮明に思い出します。 そして思い出すと涙が溢れてしまいます。 ――そして、ドッグイヤー。 良く聞き言葉です。 犬は全て…

【低アルブミン血症】5月7日 発見、ササミをトッピング ~ルイの闘病記(14/16)~

闘病は文字通り、病気との闘いですが、同時に飼い主の心の闘いでもあります。 話すことのできない子と向き合い、小さなことで一喜一憂。 でも、小さなことを喜べるのは、とても大切なこと。 飼い主を喜ばせようとするその子に、応えてあげることだから。

【低アルブミン血症】5月6日 食事の試行錯誤 ~ルイの闘病記(13/16)~

作者のまるさんが今回心配しているのは、闘病中の食事。 療養食は美味しくないんですね。それは人間と同じです。 恐らく、闘病する飼い主さんは、似たような経験をしているはず。 限られた選択肢の中での工夫。 元気なときには、想像もできなかった苦労。

【低アルブミン血症】5月5日 はじめての悲鳴 ~ルイの闘病記(12/16)~

闘病で無視出来ないのが、費用、時間、投薬など 作者のまるさんが心配したのは投薬でした。 薬のカプセルが大きいために、喉の奥に押し込まなければなりません。 ――実は作中に登場するアトピカをいう薬は、うちの子に処方されたものと同じ。 あれは大変なん…

【低アルブミン血症】5月4日 お気に入りの出窓 ~ルイの闘病記(11/16)~

「ジャンプが嬉しかった」 その言葉に、我が愛犬を振り返る。 ――階段登るのが好きだったな。 ――3段跳びは、当たり前だった。 それが―― ほんの僅かの段差を登れずに、困った顔をしていたっけ。 切ないけれど、それもあの子の一生の一部だった。

【低アルブミン血症】5月3日 久しぶりのジャンプ ~ルイの闘病記(10/16)~

闘病では、飼い主の心がゆらゆら揺れますね。 当たり前のようにできたことが、段々できなくなる。 その寂しさ――、切なさ―― しかし、出来なくなったはずの事が、時々できる。 その時の嬉しさといったら―― 小さなことが、とても大切に思えて―― 闘病記は、心の…

【低アルブミン血症】5月1日・夕方 帰宅後の急変 ~ルイの闘病記(9/16)~

「どうして欲しいの?」 飼い主はいつも問いかけますね。 だけど――、愛犬は何も答えてくれない。 初めは言葉の通じぬもどかしさ。やがて自分の無力さを知る飼い主。 それでまた聞く―― 「どうして欲しいの?」 そうやって、心が通って行くのだと思います。

【低アルブミン血症】5月1日・朝 月が替わりました。5月です ~ルイの闘病記(8/16)~

「参考にはなっても、なかなか役にはたちません」 飼い主&作者の、まるさんはそう語ります。 ネット上には、大量の情報が溢れているというのにね。 ――でも、飼い主は逃げ出せないんだよなあ。 と、我が家の闘病を振り返ってしまいます。

【低アルブミン血症】4月29日 雨の日は、散歩はお休み ~ルイの闘病記(7/16)~

闘病時にも体調の浮き沈みがあります。 それは飼い主の気持ちの浮き沈みでもあります。 快復に向かっているのでは? そんな希望を持つのもつかの間で、体調はまた変化を―― 今日の散歩はどうだった? 食欲は? ウンチは? 闘病は小さなことが、とても大事なこ…

【低アルブミン血症】4月27日 小康状態? 多頭飼いならではの苦労 ~ルイの闘病記(6/16)~

今回は多頭飼いならではの苦労の話。 愛犬の闘病中は、色々なことが犠牲になります。 通院時間、投薬時間を守るため―― 長時間外出できない、残業できないなどなど―― 実は当事者は、それを苦労とは思わないのですがね。振り返ると、大変なことをしていたんだ…

【低アルブミン血症】4月26日 血液検査に笑い泣き ~ルイの闘病記(5/16)~

愛犬の病気に気付いた時には、かなり進行していることがよくあります。 犬は本能として、弱みを見せないようにするから。 そして犬は――、飼い主を喜ばすのに一生懸命であるから。 犬は病気の進行が早い反面、回復も早い。 だから、早く気づいてあげたいです…

【低アルブミン血症】4月25日 ごめんね、浮腫んでいたんだね ~ルイの闘病記(4/16)~

愛犬の闘病中には、ちょっとしたことが気になります。 小さな仕草や食欲、排便…… どこか痛いの? 何が食べたいの? もどかしい毎日―― 飼い主は愛犬が送ってくる、小さなサインを一生懸命感じ取ろうとしますね。 うちでも、毎日話し掛けていた。 そんな日々が…

【低アルブミン血症】4月24日 マイナス500g、体重減のそのわけは ~ルイの闘病記(3/16)~

闘病の始まりは、変化の始まり。 通院の回数が増え、検査結果に喜んだりがっかりしたり。 決まった時間に薬をあげなきゃ。 療養食は美味しくなさそう。食べさせるのに工夫がいって―― その時は大変だって思うけれど、振り返るととても大切な日々。

【低アルブミン血症】4月23日 効いたかな? 一喜一憂の2日目 ~ルイの闘病記(2/16)~

獣医師から病名を告げられた飼い主は、とまどいます。 そしてそこから、検査の数値に一喜一憂する日々が始まります。 (ちょっとしたアドバイス) 愛犬の検査の結果は、きちんとまとめて、スクラップなさってください。 ――まるさんのように。 その数値の変化…

【低アルブミン血症】4月22日 突然の発症、そのときわたしは ~ルイの闘病記(1/16)~

まだ7歳の、元気な愛犬でした―― ちょっとしたことで受診した、動物病院。 そこで告げられたのは、受け入れがたい深刻な病名と余命でした―― もの言わぬ愛犬の病気は、多くの場合、ある日突然に判明します。 その時の飼い主の動揺は、計り知れません。 ここか…

【劇症肝炎】8月25日、夕方 ~それは待ち望んだ言葉~

家に帰って3日目のピーチー。薬が多い事を除けば平穏な日々が戻ってきました。 劇症肝炎発症から、ジェットコースターのような1週間。 今振り返ると、3か月はあったような感覚です。 ピーチーを救ってくれたのは、二次診療と高度医療でした。

【劇症肝炎】8月23日、夜 ~緊迫の1週間が過ぎて~

この闘病記の最終話です。 病院からの電話で、2日前の血液検査の結果を聞きました。数値はとても良くて、ほっと胸をなで下ろしました。 見た目は、何歳か若返ったような元気さです。 ここに至って、はじめて病気からの回復を喜ぶことができました。 「良か…

【劇症肝炎】8月22日、朝 ~まだ流動的ですが~

重篤な状態を脱すると、今後のことが気になってきます。 肝臓は急性の重篤な状態を脱しただけで、まだ炎症は続いている。 既往症であるてんかんとも、付き合っていかなけえばならない。 薬の量が、状況の難しさを物語っている。 しかし――、ピーチーは相変わ…

【劇症肝炎】8月21日、夜 ~お祝いのウニ~

家に帰ってきたピーチーは、頭の上にパッと電球が点いたように、家の中に飛び込みました。 本人は、家に帰れると思っていなかったかもしれせん。 一通り家の中をパトロールして、安心したのか寝てしまいました。 その夜には、大好物のウニが待っていました。

【劇症肝炎】8月21日、夕方 ~驚きの退院~

――退院の当日―― 僅か数日前は危機的状況だったのに――と、不思議な気持ちでした。 迎えのために、タクシーで病院に向かう間も、まだ複雑な思いのまま。 相変わらず、病状が急変するかもという不安があったからです。 窓の外の景色を見ながら、「早く病院に着…

【劇症肝炎】8月21日、早朝 ~現状と、昨日までの検査結果~

退院の日の朝を迎えました。 退院前の経過観察の1日は、どうやら何事もなかったようでした。 半分は安堵していながらも、半分はまだ喜べない複雑な思い。 まだ喜ぶのが怖い―― そう思いながらも、前日には退院の日のお祝いの、ウニを用意しました。 ウニはピ…

【劇症肝炎】8月20日、夕方 ~思いもよらぬ言葉~

奇跡的に回復したピーチー。 この日、担当医から、退院の話が持ち出されました。 僅か4日前には、命の火が消える寸前であったのに―― ピーチーが先端医療の恩恵に預かったのは、これが2度目のこと。 二次診療、先端医療、どちらも重要な選択肢です。

【劇症肝炎】8月20日、早朝(その2) ~ピーチーが引き寄せた不思議なもの~

愛犬が危機から生還するときは、何か特別な力が働いているように感じます。 症状が現れるタイミングや、検査の順番や、データの読み取り方など、ちょっとしたことで医師の診立ては変わってきます。 助かるのか? それとも助からないのか? それを分けるのは…

【劇症肝炎】8月20日、早朝 ~ピーチーが闘う相手は?~

ピーチーの状況が改善していくにつれ、心には少しずつ余裕がでてきました。 そこで気になったのが、『自己免疫不全』です。 『自己免疫不全』は、多くの犬猫で生じているようです。 しかしその症状は1つではなく、癲癇とか、各種臓器の炎症、関節の炎症とい…

【劇症肝炎】8月19日、夕方 ~今日も面会をしてきました~

奇跡的に命を拾ったかに見えるピーチー。 快方に向かうのかどうか、確信が持てないまま、また一日が終わろうとしています。 まだ、素直に喜ぶことはできませんでした。 犬はどんなに苦しくても、まっすぐに飼い主を見ています。 体が動けなくても、目が飼い…

【劇症肝炎】8月19日、早朝 ~昨日の面会の様子と、これまでの経過~

これまでに起きたことを、もう一度整理し、まとめました。 劇症肝炎は、劇的に改善されたように見えます。 「ステロイド投薬の効果が出ているのは、まず間違いないでしょう」 「これから数日はこれで押します」 担当医はそう言いました。 しかし、肝臓の状態…